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アイスウィンド・サーガ3 水晶の戦争

読みやすさは、最初の「ダークエルフ物語」以上のものがありました。最初に、読んだり、子どもが読むのなら、こっちがオススメかな。ユーモアも、効いているし。
まあ、多少、グエンワイヴァー便利過ぎというのはありますが。

深さとか、はまり具合は、さすがに後からかかれた「ダークエルフ物語」の方が上です。

しかし、やっぱり巧い人ははじめっから巧い。ラストのブルーノーには、わたしも騙されました。

R・A・サルバトーレ,R.A.Salvatore,
風見 潤
アスキー,エンターブレイン
発売日:2005-06-24
 

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アイスウィンド・サーガ2 ドラゴンの宝

サルバトーレは、うまい。

もともとは、これが、ドリッズトの最初のお話なわけです。でも、ドリッズトの葛藤は、ここでは語られません。
でも、同じ立場のウルフガーを2つの世界のまん中に置くことで、ドリッズトが今まで経験したことまでも、表現しています。

実際に、こんなことがあったとかくよりも、読者がいろいろ想像できる。そして、深くなる。

 

 

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アイスウィンド・サーガ1 悪魔の水晶

「ダークエルフ物語」にくらべると、こっちの方が、軽くて読みやすい感じです。
ストーリーも、「悪い魔法使いをやっつけろ!」みたいななものになっていくような感じで、とっても、RPG的です。

「ダークエルフ」の方は、主人公のドリッズトが物語の中心でしたが、こっちは、群像劇みたいな感じです。ちょっと、ドリッズトは、退いた位置で物語をみています。まぁ、それが、ダークエルフっぽいといえば、ダークエルフっぽいかな。

しかし、いきなり、こんなダークエルフを見せられた人は、けっこうビックリしたと思います。

ダークな必要は、ほとんどないもんなぁ。

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風見 潤
アスキー/エンターブレイン
発売日:2004-09-30
 

トマス・バーネット・スワン,読書,風見潤thomas burnett swann,スワン,ハヤカワ文庫,ファンタジー,マンガ,川西 蘭,幻獣の森,早川書房,火の鳥はどこに,白倉 由美

幻獣の森

ものすごーく、久方ぶりにスワンを読んで、あぁ、この人の小説、ものすごく好きだったんだなぁと思い出します。
もっとも、スワンの小説は、この本を混ぜて翻訳されているのは3冊しかないみたいですけれど。

それぐらい、始めて読んだスワンの「薔薇の荘園」は、すごい中・短編集でした。

特に、「火の鳥はどこに」が大好きで、その最後のフレーズをまねしたくて、まねしたくて(笑)

そして、丸善の洋書コーナーを、スワンの本を探して歩いた思い出が……。みつかりませんでしたが。

読んだのはだから、翻訳されているたった3冊なのですが、海外のファンタジー作家の中で1番好きかもと思っています。

読んでいる物語はみんな大好きなんだけれども、別格な人が何人かいて、スワンは、その1人です。

あと、別格なのは、日本の作家だと、川西 蘭かなぁ。マンガ家だと白倉 由美です。

トーマス・バーネット・スワン,Thomas Burnett Swann,
風見 潤
早川書房
発売日:1994-09