オバケのQ太郎11 藤子・F・不二雄大全集
オバケのP子日記というのがあって、なんていうか、世界全体に、オバケワールドが広がっていっているのがいいなぁと思います。
ドラえもんにも、その広がりというのは、ちょっとはあったけど、オバQは、この異界からきたオバケたちの町内への広がり方が半端じゃない。
特に、ドロンパなんて、こどもがまったくいない神成さんのところの居候。これって、なにげに凄いことだと思います。
そのへんてこな感覚が、面白いです。
オバケのP子日記というのがあって、なんていうか、世界全体に、オバケワールドが広がっていっているのがいいなぁと思います。
ドラえもんにも、その広がりというのは、ちょっとはあったけど、オバQは、この異界からきたオバケたちの町内への広がり方が半端じゃない。
特に、ドロンパなんて、こどもがまったくいない神成さんのところの居候。これって、なにげに凄いことだと思います。
そのへんてこな感覚が、面白いです。
F氏のストーリーにA氏の絵だそうです。
言われてみれば、A氏のキャラクターの方が、目がいっちゃってる感じがあるので、わかる気がする。迫力があると言ってもいいかな。
わたしは、F氏の絵が好きだけど、これをわざわざA氏の絵でしたと言うことは、何となくちょっと狂気な感じ、ドタバタな感じを表現したかったのかな~。
初期のオバQは、石ノ森 章太郎のにおいがしたけれど、このあたりになるとない感じです。
基本、女の子の顔が、違うようです。
マドモアゼル編というのは、まったく知らない展開でした。神成さん家の下宿人が全く違うシリーズです。大人にも、けっこう人気があったのか?
「明星」とかにも、載っているぐらいですからねぇ。すごいです。
Qちゃんみたいな友だちが欲しいという気持ち、わかりますよねぇ。
このマンガが、ここまで長く続いた1番強い理由は、その気持ちだけをずっと子どもたちに感じさせ続けたことが大きいんじゃないかと思います。
この頃のドロンパは、目がうつろじゃないです(笑)
この時代のマンガを読んで、しみじみと思うこと。
土管のある広場、風呂屋の煙突、日本は、いろんな風景をなくしてきたなぁ……。
風呂屋の煙突は、わたしは知らないけど。でも、土管のある広場はあったなぁ。