藤子・F・不二雄,藤子不二雄A,読書オバケのQ太郎,パーマン,子ども,小学館,藤子・F・不二雄,藤子・F・不二雄大全集,藤子不二雄A,

オバケのQ太郎12 藤子・F・不二雄大全集

幼年向けのQちゃん。

パーマンとかと比べると、ムリが少ないですよね。パーマンは、正体を隠すという設定が難しかったようですから。
でも、Qちゃんの場合は、本当に、ただの友達。
そして、そこがQちゃんのすてきなところです。

子ども時代、どの年代にQちゃんがいてもおかしくないんです。

藤子・F・不二雄,読書のび太と鉄人兵団,ドラえもん,大長編ドラえもん,小学館,映画,藤子・F・不二雄,藤子・F・不二雄大全集,

大長編ドラえもん3 藤子・F・不二雄大全集

ちょうど、「のび太と鉄人兵団」をTVで見たのは、ドラえもんも、もう卒業だな~と思っていた頃でした。
原作を読んだのは、今回が初めてかな。

どーせ、いつものパターンで、つまんないんでしょ位の気持ちで見ていたのですが、もう、ぐいぐい物語にひきこまれて、

「ドラえもん、おもしろいやん!!」

と、ものすごい衝撃を受けた思い出があります。

リルルのラストに泣かされて、そこからエンディング。
声のないところで語られる「その後」。このあたりは、実は記憶違いなのかもしれないけれど……。声がないのに、声が聞こえる。わたしの記憶の中では、そういう名シーンになっております。

ということで、アニメ映画の印象が強いのですが、原作マンガの方も、傑作です。

藤子・F・不二雄,読書マンガ,初期少女・幼年作品,小学館,手塚 治虫,藤子・F・不二雄,藤子・F・不二雄大全集,藤子不二雄A,

初期少女・幼年作品 藤子・F・不二雄大全集

多分、ものすごい初期作品。
さすがに初期だけあって、手塚 治虫の影響を感じさせる作品集です。
でも、手塚 治虫の作品に比べると、やはりわかりやすく、理屈っぽくないです。

この頃の作品って、藤子不二雄Aと合作ではないかと思っていたのですが、A氏の方は、少女マンガは描いてないのかな?

藤子・F・不二雄,読書ドラえもん,小学館,藤子・F・不二雄,藤子・F・不二雄大全集,

ドラえもん14 藤子・F・不二雄大全集

ドラえもんをこうやって読み返してわかるのは、のび太が酷い目に遭わないエピソードというのは、結構、ある時期にかたまっているんなということです。
ということで、あまり、のび太が酷い目に遭わない時期のお話です。

これは、藤子・F・不二雄のバランス感覚とか、精神状態が影響しているのかな。

藤子・F・不二雄,読書てぶくろてっちゃん,子ども,小学館,藤子・F・不二雄,藤子・F・不二雄大全集,

てぶくろてっちゃん2 藤子・F・不二雄大全集

最後は、読者に物語をつなげる美しい終わり方でした。
しかし、このてぶくろの由来は謎ですね。

でも、そんなことを言うのは野暮なんでしょう。子どもは、手袋ひとつあれば、すぐに変身できるものです。