池上彰一覧

難しいことをわかりやすく

池上彰の学べるニュース

あまりにも、いろんな常識を知らないので、それを補うために読まないといけないということで、なかば義務的に読んだ感じです。
経済的な動きとか、政治的な動きにはは、本当に今までほとんど興味も知識もなかったので。というか、漠然とした印象しか持っていなかったので。

読んでみたら、意外とおもしろかったです。とてもわかりやすい。

しかし、実は「わかりやすい」が、ものすごく重視されるのは、実は危険なのではないかと思っていたりします。物事を正しく伝えるためには、わかりにくくならざる得ないのではないかと感じてもいるからです。
わかりやすいというのは、どこか、その人の価値観が入って単純化しているということです。

わかりやすくと、正しく伝えるが、本当に両立しているかどうかは、実は、微妙だったりすると思っています。
これぐらいの疑いをもって、何事も見てみるのが正しい気がします。

まぁ、ひねくれ者なので。

池上 彰,「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」スタッフ
海竜社
発売日:2010-05-27
 


正しい経済行動

経済のことよくわからないまま社会人になってしまった人へ 増補改訂版

おもしろい。

教育的で、ある意味、読者をどこかに導こうとする意図が見え隠れするのはたしかなのですが。でも、「正しい状態」とは、こういうものであるということを知るのは、確かに大切なことだと思います。

今まで、株の本ならば、「どうやったら株でもうかるか?」という話は聞いたことがあったけれど、どうして株ができたのかとか、株を買うとはそもそもどういうことなのかということは、ほぼ知らなかったなぁと実感しました。
どうしたら「儲かるのか」という株とのつきあい方が書いてあるのではなくて、どういう株とのつきあい方が「正しい」のかが書いてあって、これは、目からウロコだ。

……多分、授業では、ならったはず??ならったかな?

世界中のほとんどの人が、「正しい動き」をすれば、経済の世界は正しくまわっていく。ですが、今の情報化時代。
「おいしい動き」は、けっこう簡単にみんなの知るところになり、みんながそれをすれば、メチャクチャになってしまう。そして、現に、けっこうメチャクチャになってしまっている。

じゃあ、どうするの?自分は正しい動きをして、甘い汁を一部にすわすのか?
本当は、それが、全体をみれば正しいような気もします。でも、人間は、自分が損をしてでも、相手においしい思いをさせたくない生き物ですからねぇ。

その辺りが、これからの人類とか、日本とか、大きく見たときの課題になっていく気がします。
ものすごいモラルか求められるか、それとも、滅びるかみたいな。

他人が、悪いことして甘い汁を吸うのに対して寛容であるモラル。難しそうだ。


タマゴが先か?ニワトリが先か?

池上彰の学べるニュース2

けっこう、最近の問題が多いなぁということで、ビックリしています。もっと、むかしの話だと思っていたので。現在、4巻まで出ているのですが、かなりのスピードで出ているようです。

今まで、興味なかった事がおもしろいです。今まで興味なかったのは、理解してなかったからだということが良くわかります。

理解しているから興味があっておもしろいのか?興味があっておもしろいことだから理解できるのか?
まあこれは、卵が先か、ニワトリが先か…みたいな話なんですが。

といったら、子どもたちが、一斉に、

「タマゴが先にきまってるやん!!」

と言いました。

お前ら、もうちょっと考えろ……。

池上彰,「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」スタッフ
海竜社
発売日:2010-08-26
 


基礎教養

これが「週刊こどもニュース」だ

こどもニュースは、実はあんまり知らないのですが、ちょっと見ておけばよかったと思います。
まあ、わたしがテレビ自体をほとんど見ない人なので、しかたないのですが。

この人は、若干、理想主義に傾いている感じですが、ものすごい使命感で動いている感じがする。
そこが、信用できる気がするところですね。

でも、正しいことを全部したら正しく世の中が動くかというと、そんなことはないという……。まあ、それでも、正しいことがどういうことかを知っておく必要はあります。基礎教養として。


選択の連続

池上彰の学べるニュース3 国際問題・外交編

今回も、今まで知ったかぶりをしていたけど、実は知らなかったことや、知りたかったことが目白押しでした。
日本をめぐる国際情勢は、結構、危険だ。

いっそ、池上さんが、外交官か、首相をすればいいのに……というのは、子どもの意見ですね。
見えている人が、良い選択をできるとは限らない。まぁ、見えてなくて良い選択をする可能性は、限りなく低そうですが。

池上 彰,「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」スタッフ
海竜社
発売日:2010-12-09
 


しゃ社会人として…

池上彰の学べるニュース4 社会人の基礎知識&一般常識

社会人として、知っておかなければいけないこと。
ものすごくよくわかる~~と思いながら、読んだ尻から、どんどん忘れていってる感も半端じゃないという、自分が悲しいです。

時々、開けて、眺めよう……。

池上 彰,「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」スタッフ
海竜社
発売日:2011-03-05
 


緊急出版

池上彰の学べるニュース5 臨時特別号

去年の震災とそれに続く原発の事故をうけて、緊急出版されたものです。
これを読むと、自分がなんにも知らないことがよくわかります。ニュースで、こういうことをもっと流すべきだと思うのですが、なかなか、詳しい話というのは、難しいのかな?

まあ、少なくとも、この本の元になった番組はあったわけだから、酷いものばかりではないはずなんだけど。しかし、デマ系の話の方が、よく流通しているような気がします。
実は、報道する方も、ここまでわかってないことも多いのかも。
報道しているのは、マスコミでも、その発言は個人の責任で、流したことに責任をとらないしなぁ。

おもしろい馬鹿発言をする人がいて、問題が起これば、それこそニュースになって、おいしいぐらいに考えてないか?

専門外のコメンテーターなんて、ことこういう問題においては、語らせるのは、百害あって一理なしな気がします。
また、こういう、刺激の少ない考えないと理解できないことは、テレビ向きでは、無いのかも。
テレビは、刺激とか、インパクトが、大事にされすぎる傾向が強いと思います。

悪貨は良貨を駆逐します。

池上 彰,「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」スタッフ
海竜社
発売日:2011-04-30
 


会社のことは、よく知らない

会社のことよくわからないまま社会人になってしまった人へ

まさに、わたしのためにあるような本だな。
会社勤めしたことないし……。

しかし、圧迫面接にそんな意味があるだなんて、初めて知りました。ただのイジメだと思っていた。

働くって何だろうね。そこから、考え始めないといけないのかもしれません。


経済学は兄貴が学んでいたような…

池上彰のやさしい経済学1 しくみがわかる

おお、これは物語的な流れで経済学が説明されていて、とてもわかりやすい。
わたしが、こういう経済とか地理とかが理解できないのは、基本、物事を物語としてしか理解できないからなのだと思います。

こうやって、物語的に語られると、とてもよく理解できます。

そして、極力客観的にと思いながら、池上さんわかりやすすぎるフリードマンには、懐疑的なんだ。まあ、単純で魅力的なので、危険を感じるんだろうな~。


未来は?

池上彰のやさしい経済学2 ニュースがわかる

1巻目は理論の話で、2巻目は、応用編。実際の世界を見ていきます。

もしかすると、池上さんは、そろそろ、人にわかりやすく伝えるだけでは、ひとは動かないことに気づき始めてるのかも。
ちょっと、自分の持って行きたい方向を読者に示している気がします。
それでもきっと、本当は自分で考えて道を決めるというのが大事だと思っているので、遠慮がちに示している感じが、ものすごく真摯です。