ホームメイド1
ものすごく面白いんだけど、全くストーリーが記憶に残らないマンガ家谷川 史子です。
やっぱり、記憶には、残らない。何でだろう?
割烹着って、優しい感じがします。
ものすごく面白いんだけど、全くストーリーが記憶に残らないマンガ家谷川 史子です。
やっぱり、記憶には、残らない。何でだろう?
割烹着って、優しい感じがします。
あまりにもみんな、音楽のことがわかりすぎだろうとか思うのですが、これぐらい感じるものなんでしょうか?
このあたりは、音楽に鈍感なわたしには、判断できないな~。音楽以外にも、鈍感ですが……。
最後、電話してるのは、ジョン・レノンですよね。えらくショックを受けているのはもう、ファブ・フォーの曲が伝わったのでしょうか?
それとも、別の衝撃があったのか?
歴史を知っているが故のドキドキというのもありますね。
これ読むと、正しい詐欺のしかたがよくわかります。
構造的には、昔にはやった「ノストラダムスの大予言」と同じです。
ものすごく前半で調子良いこと言って、あおって、あおって、後半、ちょっと情報をだす。正しい情報と、確かめにくい情報。
そこには、ちょびっとだけ、実は前半おあっていたことで本当のことは、ちょっとしかないんだよなんてことも書いてある。
「前半はあおってただけだから、真に受けちゃダメじゃん……。良く読まなかった自己責任だよ……」
みたいな。
でも、読者が知りたいのは、あおっている部分で、そこに読者が食いついているのは、もちろん作者は自覚的。
で、この本の正しい情報っていのうは、「自分の能力で解決できないことは、1分間では勉強できない」という、ほぼこの本を手に取った人の希望を打ち消す事実(まぁ、そりゃそうだ)。
だから、要するに、頭の中に「犬」とか「1+1=2」なみに定着していないことは、1分間で読んでも理解できるわけがない。
で、確かめにくい方は、本を1000冊「買って」読めみたいな……。「買って」が重要で、これ、図書館で借りたり、本屋で立ち読みではダメなんですよ。1冊1分で読めるはずなのに(笑)
要するに、
てなことなんです。
いや、まっとうなこと書いてるじゃないか……。
というか、なら、前半、いらんやんみたいな。
作者がこの方法でうまくいったというのが本当ならば、多分、この人前半で、自分は無茶苦茶無理な勉強をしたと否定的に書いていたけれど、その無茶な勉強の努力が実っただけなのではないかと思います。
いや、努力が実ったのなら、それはそれでいいのだけれど、その努力の部分をわざと隠して、ハウツーとして売るのは、詐欺だろうと思います。
でも、この本の巧妙なところは、「ちゃんと、ぼくが努力したってことは書いてあるでしょ」というところですね。
電話料金0円、でも、適応には細かい条件がありますと、メチャクチャ小さい字で注意書きがしてある。アレと同じ手口です。
だから、これから、人を騙して金儲けしようと思う人には、けっこうサンプルとして参考になるような気がします。
今、並行して、岡田 斗司夫の本を読んでいますが、あっちの方が、志がはるかに高いです。
だめだこりゃ。
今回も、いいお話でしたね~。
風月譚で、風は光榮、月は兼良で、2人が主人公とか思っていたのですが、活躍しているのは、ほぼ光榮ですね。
しかし、大元の「陰陽ノ京」のお話が始まってから、驚くぐらい少ししか時間が経過していないのがわかりました。
この年、京の町は、大混乱の年ですね。
このすべてが、陰陽寮に権力を集中させようとする賀茂の長老あたりの陰謀だったりして……。
雑誌の付録の100ページかき下ろしマンガ。
ノリノリに楽しんでかいている感じがします。
読者層とかを考えるよりも、自分の思想を伝えたいんだなぁ~とよくわかる。
心からわきたつものを表現したい気持ちは、もう使命感といってもいいぐらいあったような気がします。