ドラえもん10 藤子・F・不二雄大全集
前巻あたりが、自分と同学年のドラえもん。
そして、このあたりは、自分より1年下の学年が読んでいたドラえもん。
このあたりで、ほぼ「ドラえもん」から卒業しちゃったあたりみたいです。ほとんど知らないお話ばかりでした。
自分より、上の学年のドラえもんは知っているのに、自分より下の学年のドラえもんは知らないということは、ぼくたちは、のび太と一緒に学年を上がっていき、そして、ドラえもんを卒業していったっていうことなんでしょうね。
バンダムとか知ってたら、けっこう大喜びしたと思います。
永遠に続くモラトリアム的な時間だと信じ込んでいたけれど、時々示されるその先には、やっぱり意味があったのだと思います。
ふしぎな感じがします。