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吸血姫1

吸血姫シリーズ最新作、完全リニューアル版だそうです。

吸血姫1といういいかたは、けっこう、上手いなぁと大昔に思った記憶が。むかしは、吸血姫で、バンパイアとよませていたけれど、今回は、吸血姫で「バンパイア・プリンセス」なんだそうです。

今回は、美夕と同じ顔をした夕という女の子と、夕維と同じ顔をした結衣という女の子が出てきます。

そういえば、「吸血姫夕維-香音抄-」は、終わったのか?
なんか、途中だった気が。

でも、これかきだしたら、続きってかかないよなぁ。

垣野内 成美,平野 俊弘
フレックスコミックス,ソフトバンク クリエイティブ
発売日:2010-02-11
 

  1. 「鬼」じゃなくて「姫」ね []

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週刊少年チャンピオン40th 創刊40周年記念特別編集

まさか、「すくらっぷ・ブック」や、「750ライダー」の新作が、今、読めるなんて。あぁ、「らんぽう」なんていうのもあったなぁ。

と、懐かしいものは懐かしいし、知らないものは、単純に、どうでもいいという。

でも、「キューティハニー」や、「あばしり一家」など永井 豪の作品、水島 新司の「ドカベン」なんかは、今もかき続けられていたり、今、続きがかかれても、全然、違和感ないなぁと。

あぁ、これで、白倉 由美が載ってたら、最高なんだけど。

手塚 治虫の鬼話も、おもしろかったです。

榎本ナリコ,読書センチメントの季節,ビッグ スピリッツ コミックス スペシャル,リアル,子ども,小学館,榎本 ナリコ

センチメントの季節8

「センチメントの季節」最終刊です。

最初は、少年少女に視点を置いていたこの物語も、だんだんと大人の視点にシフトしていっている感じです。
1つは、少年少女なんて縛りでは、パターンが決まってしまうということもあるのだと思いますが、これをかくことで、榎本 ナリコ自身も、なんか、成長していったというか、感じるところがあったような気がします。

リアルって、なんでしょう?

それこそ、子どもの時代は、体の感覚だけがリアルだった。でも、思春期を越えて、心の比重がどんどん大きくなっていく。でも、多分、心だけがすべてというのも、また、間違っているのかもしれない。
その時、その時によって、振り子みたいに、価値観は揺れ動いているのだけれど、どっちかを大事にしなければ、そのツケは、もう一方にも影響を及ぼすというのは、真実の様な気がします。

純粋であるのかないのか、そんなことにこだわる必要は、本当はないのかもしれない。
それは、ただの妥協かもしれないけれど。でも、妥協することにも、意味はあるのかも。

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グスコーブドリの伝記 猫の事務所・どんぐりと山猫 ますむら・ひろし賢治シリーズ3

「グスコーブドリの伝記」は、元を読んだことがないです。
イーハトーブの姿をものすごく良く伝えてくれるお話です。

イーハトーブは、理想郷とかいわれているけれど、けっして、苦楽から解脱したところにある楽園ではなくて、自然は厳しくて、いろんな人が、それこそ悪人も、善人も、いる世界みたいです。

なにが理想郷なのかというと、きっと、「自分が必要とされていること」であったり、「困難を越えるために、夢を叶えるためにがんばる」ことであったりするのかなぁと思います。
どんなに、物質的に豊かになっていっても、本当のしあわせは、自分が心の中につくっていかない限り、訪れない。
そういうお話なのかなぁ。

「猫の事務所」は、かま猫のけなげさに泣いてしまいました。

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漫画大学 手塚治虫文庫全集

いろんな実験マンガが載っています。

しかし、本当に、マンガ内マンガも、純文学のマンガ化も、マンガのかき方入門も、オムニバスも、手塚 治虫が作っていったものなんだなぁと感心します。