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姑獲鳥の夏 文庫版

「うぶめ」で変換して、「姑獲鳥」がちゃんと出てきたのでビックリした。

今回、この分厚い本を買ったのは、マンガ版の「魍魎の匣」がけっこう面白くて気になったからでした。
ねぇさんが先に読んで、

「面白い、面白い」

という感想は聞いていました。

で、読んで、あっという間に100ページ目ぐらいまできて、

「これは、面白い!!読んで、正解!!」

とか思って、ハッと気づく。
まだ、この話、古本屋の店先で、京極堂のウンチク話を聞いているだけだ……。

でも、このウンチクこそが、この物語の肝であり、この分厚さが必要な゜理由であり、トリックの根本でした。

なんか、「哲学的な何か、あと科学とか」を読んでいるときと同じような楽しさにあふれております。

しかし、京極堂は探偵じゃないし、なんかビックリすることが一杯でした。上手に騙された感じです。こういうミステリーは、好きです。

映像化されているなんて、まったく知りませんでした。
でも、知世さん……けっこう、はまり役かも。

読書,高平鳴海図解 陰陽師,新紀元社,陰陽の京,陰陽師,高平 鳴海,F-Files

図解 陰陽師 F-Files11

「陰陽の京」の登場人物で、知っている人が、一杯いるのでけっこう、うれしかったです。

独占すると技術が廃れていくというのが、なんとも、どこも一緒だなぁと思ったりしました。

しかし、この図解シリーズは、なんか、今までにない切り口がいつもあって面白いです。多少、ツッコミが浅いと感じるところもあるのですが。

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犬夜叉53

こう、小刻みに盛り上げる展開にすると、最後の最後にちゃんと盛り上がるのか、ちょっと心配になってきたりします。

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ネオ・アズマニア1 メチル・フィジーク

SFマガジンと劇画アリスにかいていた頃の吾妻 ひでお。
この頃のが、1番面白いというか、わけがわかんなくて好きです。

「いいかげんにかいてるなぁ」

とか、

「これぐらい、オレにもかけそう」

とか思えるけど、この狂気1というのは、本人をかなり疲れさせたようでした。

「どーでもいんなーすぺーす」とか、本当に名作です。

  1. しかも、人に受け入れられるだけの微妙なバランスの上に成り立っている狂気。 []

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結界師20

裏会、こんな人たちばっかりだとしたら、そこに生身で入っている結界師って、どんなけ強いんやと思ったりします。しかも、正統後継者ですらない……。

あれ、扇も、正統後継者じゃないのか?そうすると、裏会は、そんな人ばかりの集まりなのかな?