外薗昌也,読書エマージング,モーニングKC,外薗 昌也,講談社,SF

エマージング1

主人公が、けっこうダメダメちゃんで、脇に天才的な人が配置されているので、この主人公っていったい……と思っていました。

「根っからの臨床医」。現場の人間であるということが、この主人公を形作ってるもののようです。

今までの物語だと、「臨床医」であることと「研究医」であることは、けっこう対立的にかかれていたのかなぁと思いますが、今回は、そのあたりのことも、すごく、平等にかかれていくようです。

でも、自分の身近な人が、次々に病に冒されていくというこの物語は、ものすごくきつい。きつすぎる感じがします。

SFや思想に逃げる様子もないようですし、ここからいったい、どんな、物語を見せようとしているのでしょうか。

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愛のうずしお

いやあ、山田ミネコの新しいコミックが出るらしいという情報が流れて(どっからや・笑)、その題名が「愛のうずしお」でハーレクインらしいよということを知ったときは、

「なにがおこった?」

と思いましたが、読んでみるとけっこうしっかりとしたミネコ節は健在で、ホッとしたりしています。

まあ、けっこう昔から、性的なことをあんまり隠さずにあっさりとかいてきた人なので、ハーレクインには、向いてるのかも。向いてるのか?

まあSFではないので、「アリスと3人のふたご」を薄めたみたいなテイストなのですが、それでも、突然に、黒髪と銀髪の長髪の2人組のパトロールが謎の銃をもって出てきてもおかしくないような雰囲気は、ちょっとあります。
そして、女の子は、強くて、もろくて、かわいらしいのです。

かなり目を悪くされていて、マンガはなかなか描けないというような話をずっと聞いているのですが、出来たら、メイン・ストリートの方のマンガも描いて欲しいものです。

「月読の剣」の小鳩ちゃんとか、「木は花の天使のオレンジ」の唯とか、最近の山田ミネコの描く目のでっかいキャラクターの顔は、わたしの個人的なツホなので(唯とか男じゃねぇかという話はおいといて)、新しいマンガは、もっと読みたいなぁ。

水見稜,読書ハヤカワ文庫,夢魔のふる夜,子ども,早川書房,水見 稜,SF

夢魔のふる夜

これは、母親が子どもに贈った言葉。
そして、その子は、スターゲイザーに、天文物理学者になります。

なんだか、こんなセリフを読むだけでドキドキしてきます。

ほぼ一人称で語られるSF小説で、しかも、「わたし」が「ヨハネス・ケプラー」。
この作者、ただものではありませんね。

まだとても、魔法と科学が近かった時代。
このあたりの時代の物語をもっと読みたいと感じさせてくれる1冊でした。

栗本薫,読書グイン・サーガ,ハヤカワ文庫,ヒロイック・ファンタジー,ファンタジー,早川書房,栗本 薫,SF

永遠への飛翔 グイン・サーガ94

謎がだいぶんとけてきたという感じですね。
うむ。やっぱりヒロイック・ファンタジーというのは、SFに向かっていくのか。

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ワームウッドの幻獣 クラッシャージョウ9

なんか、前作を読んだ時って、まだ子どもだったような気がするのですが……。気のせいか?

SFと銘打って、アニメのノベライズばっかり出してたソノラマ文庫も、すっかり様変わりしてしまいました。

それでも、高千穂遙と夢枕獏と菊地秀行は、そのソノラマでしっかりとシリーズを続けていて、「エライ」。
そういえば、コバルト文庫もすっかり変わってしまいました……。

さて、久方ぶりのクラッシャージョウ・シリーズですが、えーと、普通におもしろいです。
シリーズの白眉だと思っている「人面魔獣の挑戦」ほどは盛りあがらないですけど、やっぱり、複数のクラッシャーチームが登場すると、けっこう盛りあがります。

すごいのは、こんだけ間あけてかいているのに、変化したところがなんにもないところですねぇ。
それは、「美しき魔王」の最初のシーンを読んだときも、確か感じたことでしたが。