GEN 『源氏物語』秘録
今、流行中の「源氏物語」です。
主人公は、角川 源義。脇をかためるのが、折口 信夫。
これは、おもしろくないわけがない。
でも、思ったほど荒唐無稽ではなくて、真面目な感じのお話に仕上がっています。
まあ、わたしは、確かに話に一貫性はないけれど、でも、源氏物語って、1人の人間が、勢いで色々書いてみた話ではないかと思っています。
キャラクターが、立ちすぎるぐらい立っているからなぁ……。多分、1人だと思うんですよ。
最後、角川文庫発刊の言葉でしめるのは、さすが。
うーん、意識改革を簡単に考えすぎている気はしないでもない。
それができれば……ですもんねぇ。
ところで、謎のウィルスが蔓延しているときに、免疫がない人に向かって、「免疫をつけるために不潔生活をしよう」というのは、正しいことなんでしょうか?
遅すぎるという気がするのですが……。
2巻目。
映画も、けっこうよかったけれど、本のこの丁寧なスピードに慣れてしまうと、映画は詰め込みすぎだなぁと。
その分、小説の方は、物語が動いていかないもどかしさがないわけではないのですが。
う~ん、いらんことしなかったら、メフィスト・コンサルティングの計画は成功していたのでは。
悪は、自らをむしばんでいるようです。
しかし、今ひとつ、ノリきれないのは、なんでだろう……。
完結です。
ソード・ワールドも、2.0になり、フォーセリアのサーガは、これからどんどん完結にむかっていくようです。
そうすると、ケイオスランドや、イーストエンドは、どうなるんだろう?まあ、まだ語りはじめられていないイーストエンドはともかくとして、ケイラスランドの物語については、ちゃんと続けて語られてほしいものです。
なんていうか、スパーク、逞しくなったねぇというのが、今回の感想です。
ロードス島戦記のリプレイの3巻目ではじめてスパークに出会ったときは、こんなに大きなキャラクターになるとは思っていませんでした。
ラストちかくのページの美樹本 晴彦のイラストでも、そのたくましさは感じられました。
ロードス島のお話の中では、「ロードス島伝説」が実は1番好きだったのですが、今回、この「新ロードス島戦記」も、かなり好きです。
とくに、いつもお話の終わりで、一件落着かと思うと不幸が押し寄せてきて引くという展開が、なかなか、魅力的でした。
邪悪の存在を認めて、それをある程度は受け入れていくという、このマーモの考え方は、ただただ否定していくよりも、大切な考え方だと思います。