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3月のライオン2

もしかすると、「ハチワンダイバー」よりも、「月下の棋士」よりも、羽海野 チカは、残酷な部分があるんではないかと思ってしまいます。
どうしようもないところ、才能としかいえないところを、もう、「才能」と言い切ってしまう。

それは、「ハチミツとクローバー」のときにも、ちょっと感じていました。

だから、今回の将棋という題材は、この人にあっているのかも。

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ハチミツとクローバー0 Official fan book

ハチクロのファンブックです。
多分、竹本が、放浪の旅から帰ってきたときぐらいのものなのではないかと思います。

すごい好きですが、今となっては、もう忘れているエピソードも多いです。本当に、わたしのこの頃の記憶力は……。
それでも、最近の作品だと思っていたけど、最終巻をよんだのは、もう2年も前なんですねぇ。

この人のかく、カラーの女の子の絵は好きだなぁと思います。

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3月のライオン1

棋士のお話です。

「ハチミツとクローバー」から、遠いようでいて、「才能」がかなりのウエイトを占める世界というのは、かなり似ているのかも。

ハチクロは、男の子も、女の子も、同じ世界においちゃったので、そこでの葛藤がかなりありましたが、今回は、今のところ、女の子は、違う世界で生きている感じです。

ただし、主人公の零が、本当に気にしている女の子は、どうやら、同じ世界にいるみたいですし、どこにどう着地させる気でいるのかは、羽海野 チカって、本当に見えないです。

友だちは、明るく楽しい奴だけど、どっか悲劇の影をもっているし。

状況自体は、「あり得ない」と思うのに、胸に迫ってくる思いはハチクロ同様にすごいリアルです。

あかりさんが、不思議。
まあ、はぐちゃん見たときもそう思ったけど。現実のなかでは、決していないけれど、その物語の中では、確かに息づいている感じがあります。

どっから、こんな女の子が、出てくるんだろうと思います。

なんか、あかりさん、零の過去もしってるみたいですし。ふわふわしているようで、いろんなものを抱えているんだろうなぁ。
それでも出てくる透明感って、なんなんでしょうねぇ。

あと、あぁこれも、ドラマ化されそう……とか思いました。
でも、やっぱり、配役には困りそうだな。

テレビのハチクロの配役は、違和感アルよね。
まあ、原作ファンは、原作が1番って、いうもんだ。

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ハチミツとクローバー10

いよいよこれで、最終巻です。

なんか、作品自体も、出版社を変わったり、雑誌をかわったりといろいろあったみたいですが、まったくそんなことは知らずに、この3カ月ぐらいで、10巻の物語を読みました。
自分にとっては、こういう出会い方が、この物語にとっては、けっこうラッキーだったかもしれないと思っています。

映画予告編に惹かれて読み出したのに、結局、映画は見てないなぁ(笑)

「成長」のためにある特別な場所。
いつかみんな、そこからいなくならなくてはいけない場所。
二度と帰れない場所。

でも、二度と帰れなくても……。

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ハチミツとクローバー9

そして、山田さんと真山の話から、ラストの森田さんとはぐちゃんの話へ。
10巻でフィナーレということで、大きな転換点の9巻です。

以下、ネタばれありということで。