水野十子,読書水野 十子,白泉社,空の中,花とゆめコミックス,遙かなる時空の中で

遙かなる時空の中で13

ドロドロな展開ながらも、ちょっとコメディ入っていた最近の「遙か」ですが、この最後の大切なものをなくすというお話は、かなりシリアスになっていきそうな風向きです。

本来の「遙か」が持っている設定とか、物語の方向性としては、こっちなのかも。

八葉よりもかくのがむずかしいのは、多分、アクラムですねぇ。
ゲームのなかでも、それほど、くわしく語られているようでもありませんし。
多分、見る人によって、いろんな解釈の仕方があるキャラクターなのだと思います。その幅を残したまま、明確な物語に落とし込んでいくというのは、なかなか、難しいと思います。
かきこんで明確なキャラクターにしていくことはできるのですが、それ以上に大切なのは、どこまでかかないかを決めることだと思います。

さて、もう1度、今度は本当の絆を結んでいく物語になるはずです。
まだ、目を離せないです。

水野十子,読書アンジェリーク,マンガ,水野 十子,白泉社,空の中,花とゆめコミックス,遙かなる時空の中で

遙かなる時空の中で12

四方のお札あつめのラストです。

そして、今回は、頼久編という感じかな。

夢をみないので、夢のおつけが伝わらない……というのは、ちょっと、びっくりしたというか、すごいギャグだと思いました。

しかし、見たくないと思ったからといって、見なくなるわけでもないだろうに……。

「その絆が八葉をそうしむけている」

というのは、この手の話をしていくなかでは、避けられない(というか、あえてふれてはいけない)話題ですねぇ。

でも、やっぱり、どこか作為的なものは……。いや、ゲームだし……。

ゲームといえば、「アンジェリーク」が新装版で出ていますねぇ。

「アンジェリーク」にしろ、「遙かなる時空の中で」にしろ、マンガ版は、すごく大切に、ゆっくりと作られて、「2」のマンガは、「3」のマンガは……という不満はあるのですが、ものすごく、物語としては、恵まれていると思います。

この調子で、ゆっくり、話がすすんでいくといいですねぇ。

水野十子,読書水野 十子,白泉社,空の中,花とゆめコミックス,遙かなる時空の中で

遙かなる時空の中で9

この天地の対応っていうのは、いったいどういう基準なんでしょうねぇ。

今回は、友雅の

「…この感触、十六の肌じゃないな」

がツボでした。

でも、シリンは、そんなに悪い子だとは、思えません。