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冬の円盤 最終戦争シリーズ1

さて、いよいよ最終戦争伝説シリーズです。
最初は、白泉社の花とゆめコミックス版から出ていたお話。このあたりのお話が読めたのが、この文庫シリーズが出て1番うれしかったことです。
山田 ミネコ自身が、秋田書店のプリンセス・コミックス版では、「同じ様な題名でかいていた古い作品があるけれど、あれは別の世界の話だから忘れて」的な発言をしていて、もう出す気がないのだと思っていました。
こうやってみると、でも、明確にこれらの話を前提として話がつくられています。

うーん、元気だったら、このあたりの話も、書き直したりするつもりがあったかもと思ったり。

冬の円盤

円盤が、アダムスキー型なのが、なんとも時代を感じさせます。
真砂流は、「風のし天使」の落ち着いた雰囲気からしか知らなかったので、やんちゃな感じで、ちょっとビックリしました。
まあでも、まだ子どもだったということなんでしょうね。

でも、絵柄がかわったとはいえ、星野はしっかり星野です。そして、9歳の笑を見初めているという。ちょっと、危険だな、この人(笑)

わたしのなかでは、すっかり大人組である笑にも、こんな時代があったということで、やっぱり、山田 ミネコは成長をかけるマンガ家なんだなぁと思います。

誕生日がこない

「誕生日がこない」
まず、題名が凄いですよねぇ。

恋愛については、なんというか無茶な展開というか時代を感じたりもしますが、それでも、こんな話をかく人って、まあ、いないよねぇと思います。

笑は、自分の体が弱っていくのを感じています。星野の迎えが自分の死に間に合うかどうかと不安に思っている。
でも、星野の方はというと、笑が死んでしまう未来をそれこそ、何月何日まで知っていて、それを待っている。

実は、お話の軸ってそれだけで、あとの登場人物たちは、それぞれの人生を右往左往しているだけという感じもします。

時間移民として、笑を連れて行くことは正しいことかどうかひたすら悩み、自分の魅力にも悩み、絶対的に笑の意志を尊重する星野の真面目さ。でも、笑にちょっかいをかける男子には、冷静にきつい一言をかけるところとか、星野かわってないなぁと思います。

西の22

唯。
秋田版の唯しか知らないわたしの唯のイメージは、サイボーグ。
それから、「木は花の天使のオレンジ」というあの素晴らしい題名の短編での子ども時代の姿だけです。

ということで、この話を読んだ時は、唯がサイボーグじゃなくて、彼女の方がサイボーグだったりして、いろいろ戸惑いました。
あと、カーニバルな場面が、なんでこんなに続いているのだろうという印象がありました。

これはでも、アストロノーツとマリンノーツとの文化の違いとか、世界の違いをかくためには、必要だったのかなぁと今読むとわかります。

侏羅は、もっと弱くて、もっと利己主義で、もっと人間的で、もっと魅力があるというのが、このお話の中心。そして、物語は、いよいよ最終戦争が始まり、怒濤の悲劇へ。この突き放したラストは、今読んでも凄いです。

ペレランドラに帰りたい

最初、この2人が、ダ・マーヤとバーツマコだということがわからずに、なんでこの話がここに収録されているのだろうかと悩みました。
特にダ・マーヤ。長髪でないので、全然、わからなかった。星野とかは、顔が変わっていてもわかったんですけどね。
そういえばでも、秋田版の方でも、この2人の話はあったかな。

この次の「遙かなり我が故郷」は、まだSFなのですが、これは、本当にSFだったのかどうかもわからない感じの話になっていて、そこがまたミステリーな感じなのです。

まあでも、金星は滅んだはずなので、あれは戴冠の花火ではないような気がします。

山田 ミネコは、シナイとアビラとセリスなら、セリスでありたいと願うようですね。

遙かなり我が故郷

コメディな2人……でもないですねぇ。
けっこうシリアス。
でも、あとがきを読むと、また、コメディに(笑)いや、コメディと呼ぶには、重いかも。

ダ・マーヤの髪がちょっと伸びて、今の顔に近づいて来た感じです。
この2人の関係って、どれぐらいモデルの2人のことを反映しているのだろうかと、ちょっと気になりますねぇ。
詩とか見ていても、かなり長い付き合いなんだなぁと思うし。リアルな関係を物語に持ち込むのは、けっこう勇気がいると思うのですが。

そういえば、バーツマコは、テレポートができたのでした。

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ドラえもん18 藤子・F・不二雄大全集

幼年向けの「ドラえもん」が入っている1冊。
多分、今までのコミックスには入っていないんじゃないかと思います。
もったいない。
藤子・F・不二雄の幼年むけマンガのおもしろさは、異常だと思います。
2ページとか、1ページのマンガなのに、おもしろい。
たしかに、難しい話はできないけれど、子どもの「できたらいいなぁ」、「あったらいいなぁ」が、本当に詰まっています。

解説の人は、これは、「子ども向けに書いたわけではないからだ」的なことをかいていますが、わたしは逆に、この子ども向けにしたときのバッサリした切り方が、凄いと思います。
普通の人なら、せめて道具の名前をいうシーンぐらいは入れようとすると思います。でも、そんなもの幼児にはいらないとバッサリ切ってしまって、本当に大事で、しかも伝わるエッセンスの部分だけをかいています。

確かに「離乳食」というのは、ものすごくうまい表現です。

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雨月の妖魔

家に段ボール1杯分届いた山田 ミネコの同人誌を読み始めました。
中心の目的は、最終戦争シリーズの「パトロール伝説」を読むことなのですが、「パト伝」以外もいろいろ購入。

最初の1冊は、「パト伝」ではないけれど、最終戦争シリーズの「雨月の妖魔」。小説です。
山田 ミネコは、小説もかいていて、けっこうおもしろいです。でも、多分、ほとんど絶版になっているかな。

主人公は、ハヌマンです。ハヌマンといえば、唱。
たしか、昔購入した「ハルマゲドン」の画集で「猿神の妖魔」みたいな題の話を読んだ記憶が。それも、ハヌマンと唱で、小説だったので同じ話だったかなと心配していましたが、そんなことはなかったです。
「猿神の妖魔」の後日譚にあたるようです。

ハヌマンと唱の夢の様な日々ということで、ものすごい事件がおこるかけではないのですが、ソマの戦士たちの暮らしがわかる楽しい物語です。
でも、「子どもは読まないで」って、そんなことを山田 ミネコが思っているとは、ビックリしました。
だって、けっこうマンガでも、そういうこと普通にかいていた気がするのですが。直接的な描写はほとんどないと思うけど、けっこう昔から、山田 ミネコって色っぽいマンガをかく人だと思っていました(褒め言葉)。
これぐらい、子どもだって大丈夫だと思うのですが。

笑ったのは、小角が押し入れをあけるシーンではなくて、バレて数日後、友だちが洞窟に「結婚祝いに押し寄せる」っていうところですねぇ。
それでいいのかと思いつつ、まあ、大将の星夜の恋人が笑ですからねぇ。春車もいるし、特に、大和組はあんまり抵抗がないのかもしれません。

まあ、切ないラストを迎えるのですが、こういうキャラクターの微妙な一面は、マンガでは伝わりにくいかもしれなくて、そのあたりはとても良いです。

唱がなにを考えているのかは、わかんないですよねぇ。「猿神の迷宮」では、唱のなかには、人間の唱の意識とデーヴァダッタの唱の意識の両方があって、人間の方の唱は邪悪で、デーヴァダッタの方は一途に好意を表すハヌマンをそれほど嫌いというわけでもないみたいな感じだったかなぁと思うのですが。
でも、唱は、デーヴァダッタが抜けちゃうと、気が弱くなって人に逆らえなくなって、自殺したくてしたくてたまらなくなる。
そして、人間唱の好みのタイプは、偉い人みたいなことを読んだような記憶も。

いろいろ考えてみるに、ハヌマンにバラ色の未来はなさそうですが。
まあ、そのうち、ハヌマンが市長とかになったら、ちょっと唱も見直す展開があり得るのかなぁ。

雨月の妖魔

山田 ミネコ

あとりえだば
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椎橋寛,読書ぬらりひょんの孫,ジャンプ・コミックス,妖怪,子ども,椎橋 寛,集英社,

ぬらりひょんの孫16

京都編終了。
大きなお話が後に控えていますよという感じのまま、ちょっと休憩モードかな。
つらら組かわいいです。

三代目は後妻さんの子ということで、母親については、まだ謎のようです。わたしが読んで忘れているだけかもしれませんが。
妖怪との間に子どもはできないので、人間なんだろうなぁやっぱり。

二重人格な部分って、物語の導入としてはよいと思うのですが、進んでくるとけっこう扱いが難しい感じですね。

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オバケだぞ~

オバケだぞ~ 拡張セット

さて、夜も更けてきましたりので、そろそろラストのゲームです。

「うーん、そんなに時間がかからなくて楽しいゲーム……」

「これは?」「これは?」

という感じで、双子ちゃんが「キングオブトーキョー」とか持ってきますが、ちょっと時間的に苦しいかなぁ。まず、わたしがルールを確認するところから始めないといけません。まあ、興味があるようなので、次回までにはルールを読み込んでおこう。

「これは?」

と、持ってきたのは、「オバケだぞ~」。それは、良いチョイス。
ということで、「オバケだそ~」です。ウチのは拡張入りです。

でこねぇさんは後片付け中なので、4人でプレイ。

「オバケだぞ~」は、スゴロクゲームです。
頂上のゴールにいるオバケを脅かすために、子どもたちが廃墟の階段を上っていきます。
最初は普通のスゴロクで、サイコロの目だけ、自分のコマを進めていきます。基本、1番にオバケのいるゴールにたどりついたプレーヤーが勝ちです。
でも、このサイコロ、オバケの目なんてものがあります。オバケの目がでると、なんとオバケに魔法をかけられて、オバケに変身させられてしまいます。廃墟の上にオバケも、子どもたちが遊びに来たことに気づいているみたいです。
オバケの目を振ったプレーヤーは、好きなプレーヤーのコマ1つ選んで、そのコマをオバケに変えてしまいます。
さて、このゲーム、このオバケへの変身がけっこう素敵で、この上からスポッとオバケのコマをかぶせます。元のコマはオバケのコマと磁石でひっつくようになっています。そうすると、もうそのコマが、誰のコマだったのか、ひっくり返さなければわからなくなってしまいます。

こうして、コマを進めたり、誰かをオバケに変身させたりしてゲームを進めていくと、そのうちに全員が、オバケに変身してしまいます。さて、誰が誰だかわからなくなってしまいました。

「わからなくなったので、ここから先は、サイコロを振った時に、どのコマを動かしてもかまいません!!」

「えー、そんなん、コレわたしに決まってるやん!!」

「そうそう、コレ、わたしやで」

「シーッ。内緒、内緒。これからは、絶対にコマを逆さ向けて確かめてはいけません」

さて、ここからが、このゲームの本番です。
すでに全員がオバケに変身してしまった後に、オバケの目が出た場合、大混乱が巻き起こります。
今回は、拡張セットも入っているので、さらに混乱の度合いが上がります。

オバケの目が出れば、サイコロを振ったプレーヤーは、まずボトルでオバケゴマ1つを動けなくします。これは、オバケを封じ込める緑色のボトルで、ボトルに捕まったオバケは、次にオバケの目がでて、ボトルが他のオバケを捕まえるまで、動けなくなってしまいます。
それから、好きなオバケのコマ同士の場所を交換することができます。まあでも、これなら自分のオバケコマを1つだけ覚えておけば、自分のコマを見失うことはありません。

さて、プレーヤーは、それぞれ自分のコマが何色であるかを示すチップを1枚ずつ持っています。
オバケの目を出したプレーヤーは、オバケのコマ同士の場所を交換する代わりに、このチップを交換してもかまいません。

つまり、ゲームの途中で自分の色が代わってしまうことがあるのです。

子どもたちは、割と素直に自分のコマが前に進むように、コマを交換したり進めたりしていきます。
わたしは、積極的に、混乱を引き起こす作戦にでます(笑)

「コレ、おっちゃんのやで」

と、わざと人のコマを動かしてみたり、

「じゃあ、ポッドちゃんのコマを止めよう」

と、アミーゴちゃんのコマを動けなくしたり。
最初は、ワザとしているのですが、途中で自分でも何が何だかわからなくなります(笑)

「えー、わたしのどれやったっけ?」

みな蔵さん、さっきから、みな蔵さのコマは全然動かされていませんから(笑)

という感じで、でも、子どもたちはチップ交換にもめげずにけっこう、自分のコマをしっかりと覚えている感じでした。

アミーゴちゃんが、コマをゴールさせて終了。
コマを逆さま向けて、色を確かめます。

1位アミーゴちゃん。2位ポッドちゃん。3位りん。4位みな蔵さん。
見事、自分のコマを見失わずにゴールです。

これは、10分ぐらいで終わるので、もう1回のリクエストに応えてラストゲーム。

この手の記憶ゲームは、大人よりも子どもの方が強いことが多いです。そして、男よりも女の人の方が強い気がします。
こんどは、ポッドちゃんが、コマをゴールさせました。

1位ポッドちゃん、2位みな蔵さん。3位アミーゴちゃん。4位りん。
2回目も、見事、自分のコマを見失っていない子どもたちでした。

ということで、双子とのゲームが終了しました。

ミシェル・シャネン,Michelle Schanen
Schmidt Spiele Gmbh
発売日 : 2004-01