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勉強ギライな子どもに「勉強の面白さ」を伝える方法 わが子の「21世紀型学力」を伸ばす!

いや、いい題なんですけどね。
内容はねぇ。

この人、あまりにも自分が賢すぎて、多分、他の人間も全部自分と同じ様になんでも出来ちゃうと思っている感じが、ものすごくする。

子どもに知識なんか教えてはいけない。考えさせるんだ~。わたしは、子どもの頃に、考えてこんなことがわかった。それはね~(知識の羅列)という話の流れは何というか……。

うん、多分、この人自身は、学校無くても良かったかもしれないし、それが真実かもしれない。でも、とても多数の人間にとっては、多分、それ正解ではないから。

だいたい、この手の話をする人って、文化ってものをどう考えているだろうかとものすごく不思議に思います。今までの先人が考えてきた上にいろいろなものを積み重ねたからこそ今がある。1人の考えではわからないことでも、積み上げて考えられたからこそ、今がある。
わたしは、そう思います。

この人が言うようなのが、21世紀型学力だというのなら、多分、今以上に格差のあるひどい世界になっていくと思います。

この本の素敵な効果があるとしたら、読んだ人間に、毎度おなじみの学校不信を植え付けることかなぁ。そうすると、読んだ人は、自分の子どもの育ち方や学力の問題を、学校にせいに出来て、自分のことは反省しなくても良くなるので、ちょっと楽になるかもね。

久しぶりに、教育関係でひどい本を読んだ。

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聲の形4

子どもの将也の言っていることも、植野さんの言ってることも、わかるんだけれども、それを肯定する気には到底なれないし、実は良い子だなんて到底言えない。
人にそんな風にあたるぐらいなら、人付き合いそのものをやめた方がマシじゃないかといいたくなる。

「殴っている方が痛い」

なんて理屈は、殴っている人間にだけ都合の良い理屈だと思います。

さて、後半。

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かっぱ えほん遠野物語

遠野のかっぱは、赤い。
なんだか、それだけでインパクトあるわ。

なんか、上手に生まれることが出来なかった子どものイメージもあるなぁと。
河に流されたりした子どもたちのイメージが、そうなっていったのかも。

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聲の形2

全7巻のマンガを映画にしたということで、マンガの方が丁寧に時間が流れていきます。
でも、映画の方も、どうしても入れたいエピソードやシーンを絶妙なところに入れているのがわかって、丁寧に作られていたんだなぁというのをマンガ版を読んで改めて感じさせられました。

こうやって、マンガ版をゆっくりと読んでいくと、あぁ、硝子のお母さんは手話できないんだとか、いろいろ気づくことも多い。そして、手話が出来ない理由も、なんとなくは見えてくる。
手話を覚えるって、大変。特に、周りに手話を使っている人間がいないのに覚えるなんてことは、なかなか出来ないと思う。硝子のお母さんは、子どもとゆっくりした時間を持つなんてこともなかなか出来なかったんだろうなぁということ、その理由に気づくのは、多分、けっこう難しい。

こういう物語って、親が出てくることって今まで少なかったと思うけれど、「聲の形」の2人の親は、どっちも好きだなぁと思います。どっちの気持ちも、すごく良くわかる。

なんかマンガ的な表現はいっぱいあって、マンガでしかかけない物語なのだけれど、大人も子どももそれぞれ等身大のリアルがかかれていて凄い。

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悪い本

でこねぇさんは好きですが、わたしは読んだことがなかった宮部 みゆきです。
初宮部が、この本であるのがふさわしいかどうかはわかりませんが。

「怪談えほん」のシリーズの1冊。
でも、子どもが好むような因縁話とか、血がドバーッみたいな話ではなくて、上品な(?)話にまとまっています。
子ども向けではないのかも。

「悪い本」も、意味がわからないと言えばわからない。悪い本といいながら、絵のメインにかかれているのは熊の人形だったりします。
でも、きれいなものが汚れていく。そして、人の心の闇が1番怖い。

それでも、その闇の深さこそが、豊かさでもある。