三方行成,円城塔,勝山海百合,堀晃,大森望,斜線堂有紀,柞刈湯葉,柴田勝家,牧野修,藤野可織クランツマンの秘仏,ベストSF,マンガ,伴名 練,全てのアイドルが老いない世界,円城 塔,勝山 海百合,堀 晃,大森 望,年刊日本SF傑作選

ベストSF2021

おもしろくなかった印象は、ないのですが、残っているものもあんまりないという「ベストSF2021」です。
その中では、伴名 練の「全てのアイドルが老いない世界」が鉄板でおもしろかったかな。

いや、今、目次を見ていると、柴田 勝家「クランツマンの秘仏」斜線堂 有紀「本の背骨が最後に残る」と、おもしろいのもあるなぁ。
多分、後半の作品があんまり好みじゃないかったので、印象が薄くなったみたいですねぇ。

「年刊日本SF傑作選」よりも、ページが薄くなったのでしかたないのかもしれませんが、マンガ欲しいですよねぇ。

大森 望,
円城 塔,柴田 勝家,柞刈 湯葉,牧野 修,斜線堂 有紀,三方 行成,勝山 海百合,麦原 遼,藤野 可織,堀 晃
竹書房
発売日 : 2021-11-22

光瀬龍,半村良,小松左京,広瀬正,星新一,梶尾真治,永井豪,河野典生,眉村卓,筒井康隆ちくま文庫,ジュブナイル,ススムちゃん大ショック,デビルマン,ベストSF,マンガ,伴名 練,光瀬 龍,半村 良,学校

70年代日本SFベスト集成1

これは、大津市立図書館で読んだんですよ。ということで、多分、小学校高学年か中学生の頃にであっているのではないかと思います。

当時、星 新一、眉村 卓が好きで、筒井 康隆は、「時をかける少女」というジュブナイルつながりで名前は知っていたのかな。いや、原田 知世の映画から知ったのかもしれません。

筒井 康隆の超能力ものである「家族八景」とかは読みたいと思っていたけれど、スプラックスティックなものにはあんまり惹かれなかったのですが、名前を知っていたので、多分、本棚の前で、いろんな本をペラペラとめくっていて見つけた1冊です。
まあ、中身を読んだというよりは、ペラペラとめくって、マンガのところだけ読んだのだと思います。

その読んだマンガが、永井 豪の「ススムちゃん大ショック」だったのでした。
もう、衝撃的でした。今でも思い出すトラウママンガです。まあ、後に「デビルマン」という一生の付き合いになるトラウママンガをもう1つ読むことになるのですが、この「ススムちゃん大ショック」は、永井 豪という天才に意識して触れた瞬間なのでした。
ということで、この本のベストは「ススムちゃん大ショック」です。マンガが入っていることの意義というのは、大きいと思います。2020年からの竹書房に移った「ベストSF」シリーズは、マンガが入っていなくて、ちょっと残念です。

「ススムちゃん大ショック」以外は、今回の初めて読むことになります。
60年代のSFベスト集成は、けつこうシンプルなお話が多くて、あぁ、SFってこれでいいんだと思ったのですが、70年代はけっこうお話的にも複雑になってきて、今の物語に近づいているなぁと思いました。
そして、不思議なことに、シンプルな60年代のものよりも、ちょっと古く感じるお話が多かったです。
シンプルなSFよりも、時代の空気をすってできたSFが多かったということかもしれません。

後の方の作品ほど、リリカルなお話が多かった感じです。筒井康隆が意識的にそう並べたみたいですね。
1番リリカルなのは、「美亜へ贈る真珠」かな。梶尾 真治の商業デビュー作。この人とか、この時代から活躍している人なんだと。80年代ぐらいの人だと思っていました。
ん?伴名 練の「美亜羽へ贈る拳銃」って、伊藤計劃トリビュートななんだけれど、この作品も意識している感じなんでしょう。
伴名 練オマージュも多層的なのか。

上田早夕里,伴名練,円城塔,加藤元浩,大森望,宮内悠介,小川哲,小田雅久仁,山尾悠子,彩瀬まるシャーロック,プロジェクト:シャーロック,マンガ,上田 早夕里,伴名 練,円城 塔,創元SF文庫,加藤 元浩,大森 望,宮内 悠介

プロジェクト:シャーロック 年刊日本SF傑作選

創元文庫版の「年刊日本SF傑作選」も、残りわずかとなってきました。2020年からは、竹書房から出ているので、あと2巻ですね。

「プロジェクト:シャーロック」っていうのは、題名が格好良くて、まず、そこで勝利している感じがあります。
AIもので、オチも好きです。我孫子 武丸、覚えておこう。

ベストは、松崎 有理の「惑星Xの憂鬱」。
かろんちゃんか、薙刀持って殴り込みをかけるところは、圧巻で大好きです。マンガだ、マンガ(笑)

まあ、眉村 卓や、新井 素子、筒井 康隆が入っているのは、ちょっと無理があるかなぁと思います。多分、一線でもなければ、その年のベストでもない。
でも、「傑作選」の中には、入れておきたい名前でもあります。
この3人の中では、特に筒井 康隆が、イマイチというか、わたしには合わないんですよねぇ。
まあ、筒井 康隆のドタバタというかスクラップスティックものは、元々、よくわからん人なのでねぇ。

眉村 卓、新井 素子は、好きなので、単純にうれしいのですが、これがベストかといわれると微妙ですよねぇ。まあ、その年に、短編を書いてないといけないというのは、ハードル高いですけど。

レギュラー陣としては、宮内 悠介と伴名 練は、やっぱり固い。安定のおもしろさです。そして、酉島 伝法は、相変わらずのワケワカメ。

大森 望,日下 三蔵,
我孫子 武丸,彩瀬 まる,新井 素子,上田 早夕里,円城 塔,小川 哲,小田 雅久仁,筒井 康隆,酉島 伝法,伴名 練,松崎 有理,眉村 卓,宮内 悠介,山尾 悠子,横田 順彌,加藤 元浩
東京創元社
発売日 : 2018-06-29

ユエミチタカ,上田早夕里,上遠野浩平,伴名練,円城塔,北野勇作,坂永雄一,大森望,宮内悠介,日下三蔵たゆたいライトニング,ほぼ百字小説,アステロイドツリーの彼方へ,エマノン,マンガ,ユエミチタカ,ロボット,上田 早夕里,上遠野 浩平,伴名 練

アステロイド・ツリーの彼方へ 年刊日本SF傑作選

2015年のSF。
ここ何冊かは、普通に読みやすい。ということで、前半は、スーッとあんまりひっかかりなしに読み進めていきました。
まあ、毎回読めない酉島 伝法の小説も載っていたのですけれど(笑)

梶尾 真治「たゆたいライトニング」。まあ、「エマノン」シリーズは、おもしろいよねぇ(マンガしかしらんけど・笑)と思って読み進めていって、想定内、想定内。

北野 勇作「ほぼ百字小説」あたりから、様子がおかしい。
「ほぼ百字小説」は、最初は、なんだこれおもしろいのかと思っていたのですが、お話がたまって、繰り返されたり重なってきたりしたあたりから、メチャクチャおもしろくなっていく。
次はこうくるなというのを逆手に取った展開をしていくのが、SFという感じでした。

菅 浩江「言葉は要らない」は、ロボットもの。2冊前で宮部 みゆきの「さよならの儀式」でちょっと不満だった部分が全部解消されていて、あぁ、こういうのが読みたかったのよと感動しました。
この人のもっと読みたいな。

上田 早夕里「アステロイドツリーの彼方へ」も、AIと人との交流という感じで、こういう異種族間の交流ものが、やっぱり自分にとっては好物だなぁと改めて。

なに、この怒濤の後半の作品群。

石川 宗生「吉田同名」も、ハチャメチャでおもしろかった。SFって、これでいいんだと思います。
なんだろう、ここに感想書いた4編は、どれも、ちょっと懐かしい時代に呼んでいたSFの香りがするような気がします。
それこそ、星 新一や、小松 左京の時代の雰囲気。

影響を受けているというのもあるかもしれないけれど、もしかしたら、時代が一周した感じもあるなぁ。

「60年代日本SFベスト集成」を、ゆっくりゆっくりですが、このシリーズ「年刊日本SF傑作選」と並行して読んでいるせいで、よけいにそう感じるのかもしれません。

大森 望,日下 三蔵,
上田 早夕里,円城 塔,梶尾 真治,上遠野 浩平,北野 勇作,坂永 雄一,菅 浩江,高井 信,高野 史緒,飛 浩隆,酉島 伝法,野崎 まど,林 譲治,速水 螺旋人,伴名 練, 太洋, 宮内 悠介,森見 登美彦,ユエミチタカ
東京創元社
発売日 : 2016-06-30

オキシタケヒコ,三崎亜記,下永聖高,伴名練,円城塔,堀晃,宮内悠介,宮澤伊織,星野之宣,田丸雅智わたしを数える,オキシ タケヒコ,スピアボーイ,三崎 亜記,下永 聖高,伴名 練,円城 塔,創元SF文庫,堀 晃,大森 望

折り紙衛星の伝説 年刊日本SF傑作選

読みやすいけど、印象に残るものが少なくなってきた感じもする。8冊目になるのかな。今回は、酉島 伝法も読みやすいよと書いてあって、確かにそのとおりなのだが、やっぱり、おもしろさは感じないなぁ。
というか、読めても、何がかいてあるのかはほぼ理解不能です。なんか、物事の捉え方の差が、わたしと酉島 伝法の間で、種族が違うぐらいの差があるような気がします。

応募作の「神々の歩法」も「最終兵器彼女」みたいなやつと思ったぐらいで、そんなにノレなかったなぁ。前の宇宙船人間がしゃべるヤツの方が好みです。

まあ、短編集で、読むのに数ヶ月かかっているので、初めの方のは感想書く頃には忘れちゃってるというのはありますが、それにしても、印象がうすい気が……。

今、パラパラと目次を見てみて、三崎 亜記の「緊急自爆装置」は、ちょっと昭和のSFの匂いがして楽しかった。高島 雄哉の「わたしを数える」とか草上 仁の「スピアボーイ」とか、なんか、懐かしく感じられるようなのが好みなので、年のせいかもしれません。

まあでも、前の本の方のことの方が、よく覚えているという。2014年はそういう一年か……。

大森 望,日下 三蔵,
長谷 敏司,下永 聖高,星野 之宣,草上 仁,円城 塔,堀 晃,田丸 雅智,宮内 悠介,矢部 嵩,伴名 練,三崎 亜紀,諸星 大二郎,遠藤 慎一,高橋 雄哉,オキシ タケヒコ,酉島 伝法,宮澤 伊織
東京創元社
発売日 : 2015-06-29