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まるいち的風景2

日常の中にロボットが出てくる傑作マンガが3つあって、「ちょびっツ」、「僕の妻は感情がない」、そして、「まるいち的風景」。
ロボットの性能という意味では、まったくどれも違うのですが、本質は、どれも同じことを伝えようとしているような気がします。

ちょびっツのパソコンたちや、ミーナたちが人間に恋することができるのかどうかはわからない。でも、高度な彼女たちは、人間を守ろう、出来る限り傷つけないようにしようと行動する。また、まるいちたちにできるのは、ただの人間の行動のトレースです。

でも、多分、魂はあって。
多分、その魂を宿らせてしまうのは、人間(ユーザー)の方で。
魂が宿ってしまったものを人間は、大切にせずにはいられない。

それはもしかすると人間のバグかもしれないとも思うのですが、そこが、面白いところだとも思えてきます。

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DearS4

うーむ。
なんか、おもしろく感じない。いや、そうではないな。それなりにおもしろいんだが、違和感があるのは、時代的なものもあるのかなぁと思いつつ、お話のテーマ自体が自分にあっていないのかもしれない。

これが、ディーズがロボットだったりしたらあっさり受け入れられたりしそうな気もする。
わたしが萌える属性が盛り込まれていないということか?

いや、もうちょっとモラル的なところでなんか違和感がある。でもそれは、多分、作者もわかってかいている。

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鋼鉄紅女

「ダーリン・イン・ザ・フランキス」というロボットアニメがありまして、なんというか、わたしは大変好きなのですが、ある意味、頭の狂ったお話でした。
いろいろ、実験的なつくりをしたアニメでした。

その「ダーリン・イン・ザ・フランキス」に影響を受けた中国系カナダ人の作者によって書かれたのが、この「鋼鉄紅女」です。すごいぞ日本のロボットアニメ。
まあ、男女一緒に1台のロボットを操縦するところとか、ロボットがパイロット二人の精神状態によって変形するとことかが、影響を受けている感じですかねぇ。
実は、作者は「ダリフラ」の後半に失望して、これを書いたそうです。

まあ、「ダリフラ」の後半の展開は……遠い目。いや、アレはアレで、わたしは突き抜けていて好きなんですけどね。でも、タシカニ、モウチョットマトモナテンカイモアッタトオモウ。

舞台は、謎の中世中国。人類は、渾沌というエイリアンに侵略された世界。
1人の纏足された虐げられた少女が、気の力で動くロボのパワーによって、渾沌を蹴散らして、既存権力も蹴散らして、一気に駆け上がっていきます。

まあ、カナダのラノベだと思います。カナダにそんなジャンルがあるのかどうかわからないですが。まあ、ラノベよりは、ちょっとテーマは重いですが。

ということで、ロボット戦闘あり、恋愛あり、悩みあり、陰謀ありとけっこう盛りだくさんでおもしろかったです。

まあただ、ラストのどんでん返しは、

「ちょっとキミ、ダリフラのラストのこと言えんで」

という感じではありますが。
いや、どんでんがえし自体は、まあ、なんとなく見えていたのですが、最後のオチがひどいです。
絶頂から、突き落とすことしか考えてないラスト(笑)
まあ、オタクらしいっちゃあ、オタクらしいか。

そして、おそらく、もうこれ以上書くつもりないよねぇ。
と思ったら、続編出ました。マジか。これは、読まねば。

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まるいち的風景1

読み返したかった「まるいち」です。
そうか、まるいちは人の動作を模倣するだけのこんなかんたんなロボットだったのかと思い出して、びっくりしています。

そして、そんな単純なものでも、人はそこにいろんなものを託せる。

そして、そこに何かを託すのは、いつも人間の方なんだなぁと。

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僕の妻は感情がない8

宇宙人の話とマモルくんの成長の話。
話が広がりすぎている感じもするのですが、「人間とは?」というのが、物語の真ん中にある気がします。

ロボットの三原則だけでは、ロボットと人間はどんどん内向的になっていく。それ以上の願いをもって生まれてきたロボットは、人をどんなところに導いてくれるのだろう。