つの丸,読書つの丸,みどりのマキバオー,マキバオー,マンガ,集英社,集英社文庫

みどりのマキバオー2

昔、

「『マキバオー』?オレ、あんな絵のマンガ読まない」

とか言っていました。
そのとき、すすめた友だちは、

「あんな絵やけど…あんな絵だからこそ、このマンガは、いいんだよ!!」

と熱く語っていました。
そして、今、他の人に、同じ様にすすめる自分がいます(笑)

例えば、マキバオーや、騎手の菅助が、小さいこと。それは、ギャクではなくて、きちっとした意味があるんですよ。
そして、その事が、物語としっかりと結びついています。

「函館山の誓い!!」は、おぶ調教師が言われたようなことを、最近、わたしも言われたことがあるので、身にしみました。

なんで、手前らが、こいつらの限界を決めちまうんだ?
オレは、こいつらができるようになると信じてるよ。
手前の判断で、転ばないように先回りして、世話してやんのが親切で、いいことなのか?
人それぞれに対応するというのは、そういうことじゃねぇだろう?

それがわからないのなら、ずっと、わたしとは理解し合えないかもしれない。

自分のことをどうこうしたいと言っている訳じゃない。でも、こいつらがなんか少しでもできるようになったら、自分でできることが増えたら、うれしいじゃないか。
そういう欲望なら、確かにある。

山岸凉子,読書ファンタジー,マンガ,妖精王,子ども,白泉社,白泉社文庫

妖精王1

「『妖精王』は、アーサー王伝説ですよ」
「えー、読んだことあると思うけど、そんな話でしたっけ?」

という会話があって、1巻目を読みました。

パン(牧神)の子どものでてくる話ですよねぇ……。
その時点で、覚えているのは、そんなもの。

山岸凉子は、ファンタジーよりも、名作「日出処の天子」のイメージと、あと、あのめちゃくちゃおっかない怪談話ばっかり覚えています。

ということで、読んでみました。

出てきたのは、パンではなくって、ブックというコロポックルの子どもでした。
純粋なファンタシー作品だと思っていたら、北海道という現世とニンフィディアという幻想世界が、二重写しになっているファンタジーでした。
でも、確かに、「摩周湖」を「魔州湖」と読み替えるのには、覚えがあります。
ところどころ、覚えているような気もしますが、ほとんど、はじめて読む本として楽しめました。
出会った時期が、あんまり素直に物語をうけとれなかった時期なのかもしれません。
「月影の窓」のシーンなんて、すごく印象的で、一目見たら忘れないと思うのですが……すっかり、忘れていたようです。

でも、この物語が「アーサー王伝説」と関わりがあるのだということは、言われてみれば、そうかなぁという感じですが、言われなかったら全然気づかなかったと思います。
今の感じとしては、クーフーリンがランスロットで、主人公のジャックがアーサー王ということになるのかな?
なんか、昔、裏切ったみたいなので、グネヴィアも、どっかに出てくるかなぁ?

どっちかというと、このケルトの世界と現世との二重世界は、マリオン・ジマー・ブラットリーの「アヴァロンの霧」のシリーズを思い浮かべました。霧、湖、混ざり合ういろいろな文化の伝説と雰囲気も、なんだか、とってもよく似ています。
そして、「アヴァロンの霧」は、アーサー王のお話なので、その連想で、「妖精王」とアーサー王伝説も繋がったのかな。

そういえば、「アヴァロンの霧」の表紙のイラストは、少女マンガ家が書いていたと思うのですが、誰だったでしょう?

楠桂,読書ガールズザウルスDX,サンデーGXコミックス,マンガ,小学館,楠 桂

ガールズザウルスDX1

楠桂のマンガは、キャラへの愛があんまり感じられない…。

それは、ストーリーを進めていく上で、プラスになることもあるのですが……。
遙とかの扱いをみてると、疑問に思う部分もあります。

津田雅美,読書マンガ,彼氏彼女の事情,津田 雅美,白泉社,花とゆめコミックス

彼氏彼女の事情4

なんか、ノリがあまりにも少年マンガで、笑ってしまいました。
芝姫も、なかなかストレートでおもしろいヤツです。

ある意味、一番奥の部分で、女の子の性格が一緒になってしまっている気もしますが、不快ではないので、OKとしよう。

工藤かずや,読書,金井たつおマンガ,メディアファクトリー,工藤 かずや,新選組,金井 たつお,MFコミックス

新選組5

なんか、山南さんが抜けたあたりで、いきなり終わり。
しかも、このマンガだと山南さんが抜けた理由が、なんかちょっと弱い。

もっとこう、常識人の山南さんが、許せないようなことが、積み重なったんだろうなぁと思います。

何よりも、敵よりも、見方に向けられたことの方が多い剣とか。
細かい話が多い割に、そういう積み重ねがないマンガでした。

イマイチ。

金井 たつお,工藤 かずや
メディアファクトリー
発売日:2004-03-23