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ムガル

「乗車券」に続いて、割と積極的にやりたい鉄道ゲーム第2弾(笑)「ムガル」です。

といっても、このゲームは、何で題材が鉄道の会社の必要があるのだろうか?と疑問に思うぐらいに、鉄道とはかけ離れた株の売買のゲームです。

このゲーム、順番にお金を競り上げていくブラフチックなところがあるので席順はけっこう重要です。

前の人が、あんまりはったりにのらずに、お金をとっちゃう人だった場合、こっちに全然、お金がまわってこないことになります。
わたしみたいに、隣が、すぐにお金をつり上げる人だった場合は、けっこう、お得な気がする(笑)
いや、隣がどんなプレイスタイルかというのを分析するところから、ゲームは、スタートしているのかもしれません。

このゲームで、やつぱりよくできているなぁと思うのは、最終的に競り落とすものが、「そのカードをもらう権利」と「自分の株券を売る権利」であるというところです。
最後まで、競りに残った人が、どちらかの権利を選んで、2番目の人が自動的にのこった方の権利を手にすることができます。

相手がしたがっていることを読んで、2位で降りるというのも手ですし、いろいろな考え方ができます。

今回は、わたしは、小さい株でも、売れるときに売れという感覚でプレーしました。
うむ。いいところなしでした。

今回、いいところがないまま終わるのか?

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きのうと今日、ゆうもあスタッフの研修ということで(笑)、岡山県に行ってきました。

どうして、わざわざ、合宿に岡山県にまで行ってきたのかといいますと、岡山県に現代玩具博物館・オルゴール夢館というところがありまして、そこの見学ツアーも、あったわけです。

1日目、岡山入り。深夜まで遊ぶ。
2日目、現代玩具博物館見学。帰る。

というスケジュールで、2日間、ゆつくりと楽しんできました。

1日目に遊んだゲームは、

「気分は億万長者!」
「ワンだふるライフ!」
「サンクトペテルブルグ」
「タブラの狼」
「頭脳絶好調」
「サンファン」
「ブラフ」
「バトルライン(日本版)」
「カルカソンヌ・契約の箱」

などなどでした。

「みんなで遊ぼう」さんの日記帳の写真を見て思い出しました。
10人で「ピット」なんてのもしました。

ビバリー新作、「カルカソンヌ・契約の箱」以外は、わりとスタンダードなゲームが並んでいる気がします。

2日目の朝から

「サンクトペテルブルグ」

を。
そして、博物館へ。

わたしたち、ゲーム野郎(?)が、玩具博物館に行っておもしろいのか?
それが、めちゃくちゃ、おもしろいのでありました。

特に、ネフの積み木を使った積み木のパフォーマンスは、まさに動く芸術!!

一見の価値有りですよ。

ということで、いきなり、ネフの積み木購入に踏み切られたご家族や、買うつもりのなかったネフ積み木を買う人たちが続出(笑)

と書いているわたしも、気がつくとなぜか、グレイのキュービックスが!!

あと、ダイヤモンドがそろったら、基本の5種類がそろうって?
いや、次は、キーナーモザイクにはしりそうなわたしでした。

もう、2日とも、大充実でした。

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クイズヘキサゴン

あと、「コヨーテ」も遊んだと記録されていますが、覚えていないので、省略します。

今回の研修会の目玉は、「クイズヘキサゴン」でした。
「クイズヘキサゴン」は、けっこう楽しそうなパーティゲームでした。

どうやら、テレビ番組であるようなのですが、わたしは、テレビを見ないので、ちょっとおもしろさが半減かな。

名前の通りクイズのゲームです。
クイズをゲームの題材にしたゲームとしては、「クイズを考える」ゲームと、「クイズに答える」ゲームの2種類に分けられると思います。

「クイズを考える」ゲームというのは、結構、難しそうでプレーヤーを選びそうな感じですね。
なかなかに、人を、

「うーむ」

と唸らせて、正解を言えば、

「そうかぁ」

と納得するようなクイズというのは、難しいものです。

「クイズヘキサゴン」は、あらかじめクイズが用意されていますので、「クイズに答える」ゲームです。
「クイズに答えるゲーム」は、1回目とか、2回目とかはおもしろいんですが、長く楽しむのは、難しいです。
理由は、だいたい想像がつくと思います。
用意されたクイズは、いくら量が膨大だとしても、所詮、有限なんですよねぇ。
やっていると、そのうち、答えを覚えてしまいます。
そうすると、プレイ回数が、もろに結果に影響してしまいます。

考えられる対処法としては、追加カードで、クイズの問題を追加していくとか……。

<b>「クイズヘキサゴン」</b>の場合は、そうならないように、いろいろな工夫がなされています。

まず、クイズの正しい解答を答えることが、必ずしも、勝利条件にはつながりません。

手番プレーヤーは、問題の出題者になります。
問題は、ジャンルと正解率から選ぶことができます。
たとえば、ジャンルが「芸能」で、正解率「男子学生5パーセント」の問題という感じです。
正解率の方は、「小学生80パーセント」とかいう感じで、誰に聞いて、何パーセントあっているかが、書いてあります。
これで、「どのあたりの世代が得意な問題か?」てなことを考えながら、一緒にゲームをしているプレーヤーの傾向なども考慮して、問題を選びます。

手番プレーヤーが、問題を出したら、他のプレーヤーは、その答えを見えないように書きます。

そして、みんなが、答えを書き終わったら、手番のプレーヤーは、解答者に、クイズに関する質問をします。
質問をされたプレーヤーは、知っていようが、知るまいが、知ったかぶりをして、その質問に答えます。

手番プレーヤーは、その中から、クイズの答えが間違っていると思う人を選んで、

「ヘキサゴン」

と宣言します。
宣言された人は、答えをオープンして、正解かどうか確かめます。

もし、手番プレーヤーの宣言が正しくて、宣言されたプレーヤーの答えが間違っていれば、宣言されたプレーヤーは、「×」マークを1つもらいます。
でも、宣言されたプレーヤーの答えが正しくて、手番プレーヤーが間違っていた場合は、手番プレーヤーが、「×」マークをもらうことになります。

また、クイズが簡単すぎて、全員が正解だと思ったときは、手番プレーヤーは、

「セーフ」

と宣言します。
そうして、確かに全員が正解していたら、手番プレーヤーは、好きな人に1つ「×」マークをつけることができます。
宣言が違っていたら、やっぱり自分に「×」マークがつきます。

こうして、順番に、出題者を替わっていき、3つ「×」マークのついた人は、ゲームから抜けていきます。
最後まで、残った人が、勝者になります。

まあ、答えが間違っていると指摘されるとまずいですので、ゲームとしては、やっぱりクイズの答えをたくさん知っていた方が有利です。
でも、自分の手番で、誰が間違っているかをしっかり指摘できないと、「×」が貯まっていきますし、「セーフ」宣言が通ったときは、集中攻撃を受けることになります。

手番のプレーヤーは、簡単な問題を出して、「セーフ」を狙うということもできるのですが、人によっては、「セーフ」を崩すために、わざと間違った答えを書いているかもしれません。
↑ わざと間違ってもかまいません。というか、わざとかどうかなんて、判断できない(笑)

でも、いつもわざと間違ってばかりいれば、それを読まれて、

「ヘキサゴン」

と言われてしまうかもしれない……。
などなど、どっちかというと、相手の性格を読む心理戦に重点がおかれています。

クイズゲームなので、やっぱり、クイズに答えられなければおもしろくありません。
このゲームのよいところは、クイズが、基本的に全員にわかるような問題でいいので、あまり、マニアックな問題ではないところです。
逆に、マニアックすぎる問題だと、全員に、

「ヘキサゴン」

と言われてしまって、ゲームが成り立ちません。

もう1つおもしろいのは、手番プレーヤーが、解答者に、問題に関する質問をすることができるというものです。
手番プレーヤーにとっては、「相手が正しい答えを本当に知っているか?」というのを確かめる方法ですし、解答者にとっては、「自分はちゃんと正しい解答を書いているよ」というアピールになるわけです。

「わからない」とばれるのが、1番まずいわけですから、わからない質問でも、知ったかぶりして答えます。
そうすると、知っている人にとっては、トンチンカンな会話が繰り広げられるわけです。

でも、もちろん、ここにもブラフも絡んできますので、本気でそういっているのか?ブラフなのか?単なるウケねらいなのか?わからなくなってきます。

人の考えの裏を読んでいく感じは、「ババンク」に似ていると思います。

ということで、たしか、1番か、2番ぐらいに、わたしは、ゲームから抜けてしまいました。負け抜け。
なんで、あんなに考えていることが、読まれてしまうのだろう?謎だ。

そんなに、何回も繰り返し遊ぶゲームという感じではないかなぁ。
パッと盛り上がるゲームとしては、よいかな。

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今日は、ゆうもあの勉強会が、京都でありました。
午後から、参加。

勉強してきた(笑)ゲームは、

「ザラヘムラの開拓者たち」
「レイルロード・ダイス」
「アルハンブラ」

「ワズ・バラス」
「ファブ・フィブ」

「アルハンブラ」が、持っているけど遊んでないゲームでした。
まあまあ、おもしろかったです。

「ファブ・フィズ」は、ブラフ系のゲームです。
ブラフ系のゲームは、けっこう好きです。

「ワズ・バラス」は、多分、一生勝てないと思います……。

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コヨーテ

ということで、「コヨーテ」のお話からいたします。

前々から、遊びたいと思っていたゲームです。
しかし、残念ながら、遊ぶ機会が全然なかったんですよねぇ。

ある人は、

「もう、ものゲームがあれば『ブラフ』はいらない」

とまで、言っておられます。

「ブラフ」は、わたしのなかでは、「そっとおやすみ」、「クク」とならんで、ベストゲームの1つですからねぇ。
それは、なかなか聞き捨てならねぇ。
遊ばねば(笑)

いや、ただ単に、まわりでこのゲームが遊ばれていたり、実物をよく見たにもかかわらず、ずっと遊べなかったので、遊びたかっただけという話ですが。

えーと、「コヨーテ」はダイスは使いません(笑)
カードゲームです。

正確に書くと、カードとハチマキが必要。
ハチマキに、カードをさして他のプレーヤーからは自分の札が見えるけど、自分にだけは自分のカードがわからないという、いわゆるインディアンなカードゲームです。

りんが遊んだことがあるインディアンなゲームは、「ピラミッドカード」や、「ラミー」のカードを使って遊んだ「ドメモ」です。
あれは、ドキドキするよいゲームです。
あと、インディアン「クク」というのもあるよと噂では聞いていますが、まだ、実際に遊んだことはないです。

プレーヤーは、全員自分のハチマキにカードを1枚さします。
カードがさせたら、プレー開始です。

カードには、基本的には「数字」が書いてあります。この数字は、ネイティブの人たちの隠れいる数なのだそうです。じっと、イラストを見ると、「5」のカードには、本当に5人隠れているのがわかります。

プレーヤーは、カードの数値すべてを合計して、全部で何人のネイティブが隠れているのかを宣言しなければなりません。ただし、実際にいる数よりも越えてしまってはいけません。

自分のカードは見えません。だから、多少は勘も必要です。
手番のプレーヤーは、宣言の数を釣り上げていくか、前のプレーヤーの宣言を疑って、実際に全員の合計を確かめてみるかのどちらかを選択します。
疑ったプレーヤーがいたら、そのラウンドは終わりで、実際にカードをはずして、計算します。

数が宣言以上だった場合は、宣言したプレーヤーが勝利します。数が宣言より少ない場合は、疑ったプレーヤーが勝ちとなります。

このあたりは、「ブラフ」と同じルールですね。

「ブラフ!」とか「チャレンジ!!」

のかけ声が、

「コヨーテ!」

にかわっただけという感じです。
次は、負けたプレーヤーが、スタートプレーヤーとなってゲームを続けていきます。

えーと、自分のカードが見えなくても、最初のプレーヤーは、見えているプレーヤー全員の合計値を宣言しておけば安全ですって?
いえいえ、そんなに甘くはないのがこのゲームです。

まず、数字のカードですが、プラスのカードだけではありません。「0」はもちろんのこと、なかには「マイナス10」なんてカードも入っています。
またまた、プラスのカードも一筋縄ではいきません。「20」や、「2倍」なんていうとんでもないカードも入っています。

だから、ギリギリ宣言してたつもりが、いきなり数がオーバーしていることもありますし、となりのプレーヤーが、いきなり思いもしないほど大きな数を宣言してきて、

「ええっ、俺の頭の前のカードは、いったいなんだ???」

となっちゃうこともあります。

実際に遊んだ感じでは、たしかに「ブラフ」のドキドキ感、それから、自分のカードが見られないというドキドキ感があって、かなりおもしろいです。

「マイナス10」や、「マイナスMax」などの特殊なカードは、どうしてああも、同じ人ばかりに固まって配られるのでしょうか(笑)
みんなの注目をうけて、

「えー、また俺~」

本来のルールは負け抜けなのだそうですが、今回は、抜けずにそのままプレーしていきました。
その感じでは、「ブラフ」と同じく、けっこう堅いプレーが強そうな感じです。いや、堅いプレーと思わせておいて、要所要所で、ブラフをかけていくのがポイントかな。
ポーカーフェイスも大切ですが、相手を見て、ワザと笑ってみるのも有効かも。
なんと、めずらしいことに、わたしは今回負け知らずでした。

負け抜けルールは遊んだ人によると、1対1になったとき間抜けだそうです。
たしかに、1対1だと、相手のカードしか見るモノがなければ、宣言するのも苦しそうです。というか、勘だけのゲームになってしまいますね。

確かに、「ブラフ」よりも手軽に、同じ様な楽しさを味わうことができると思います。こっちの方が、確率を考えなければならない「ブラフ」よりも、お手軽というところもあります。
小学生の中学年ぐらいなら、充分に遊ぶことができそうな感じです。

ただ、今回遊んでみての唯一の不満点は、

「振りなおしのルールがない。」

でした。
だって、前の人がピッタリに宣言してきたら、もう次の人は、手がなくなっちゃうんですねぇ。
「ブラフ」の場合は、そんなときに自分のカップのなかからダイスをいくつかぬいて振りなおすことができるというルールがあります。

そのあたりを話していると、

「そのあたりも、ちゃんと追加ルールがありまして、チップを使うことで、カードを頭に2枚さしたりできるんですよ」

とのことでした。
今回は、基本ルールだけで遊んだわけです。
なるほど。
次は、追加ルールも入れて遊んでみたいなぁと思います。

そうですねぇ。「コヨーテ」の場合は、どんなに極端な宣言をした場合でも、いつでも失点は1です。「ブラフ」みたいに、

「一気にここで相手を落としてやるぞ」

という大勝負にでられないという部分もありますので((ここがイヤという意見もあって、だから「コヨーテ」の方がいいという意見もあるかな))、よく似ているけど、やつぱり楽しみ方はちょっと違うかな。
両方、いいゲームです。

「2倍」カードとかぬいたら、2年生ぐらいでもできるかな。

遊んでみるか?