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アクロイド殺し クリスティー文庫3

はじめて読んだクリスティーの小説が、「アクロイド殺し」でした。正確には、新潮文庫の「アクロイド殺人事件」だったかな。

実は、これは、犯人を最初からわかってて読んだんです。でも、その時は、まだこの本を理解するだけの頭がなかったなぁ。今回、読んでみたら、とってもよくわかりました。

この作品で、いきなりポアロと出会うのは、けっこうしんどいなぁと思います。やっぱり、イヤな部分が強調されているような気がします。
ヘイスティングズが書いてすらようなんだから、彼と初対面の人間が書いたら、よけいにそうなるよなぁ。もちろん、本当に書いているのはクリスティーなんだから、こうやって、違いが出せるというのは、けっこうすごいことなのだと思いますが。

以前は、子どもだったので、ジェームズのお姉さんに関する、愛情とかが、全然わかってなかった。ただのウワサ好きなイヤな人だと思っていました。

それでも、今ですら、推理小説って、登場人物多すぎ……と少し思ってしまいます。

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チムニーズ館の秘密 クリスティー文庫73

推理小説は、読んでいる時に間をあけるとダメですね。
今回は、なぜか、1章読んで1週間あいて、2章読んで1週間あいて、という読み方になってしまったので、主人公がなにをやっているのか、全然、覚えてなくて……。
前に戻って読んだりしてると、時間の無駄も甚だしい。

それでも、メインの事件を追いかけていくだけでも、けっこうおもしろいのですが、伏線をことごとく忘れている……どころか、主線のストーリー自体も忘れている印象の軽さは……。
いや、これは、クリスティーのせいではなくて、わたしのせいか?
多分、間をあけずに読んでたら、おもしろかったと思います。でも、次々、読みたくなるというようなおもしろさではなかったのかな。

「秘密機関」は、どんどん読みたくなった感じだったので、あれに比べると、こっちの評価は落ちると思います。

あぁ、でも、最後の主人公の正体は、ちょっとビックリした。

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ポアロ登場 クリスティー文庫51

クリスティーの第1短編集だそうな。

ポワロものばっかり集めてあります。
短編なので、長編ほどビックリするようなどんでん返しがあるわけではないのですが、それでも、それなりに面白いです。

ヘイスティングズは相変わらずいいヤツで、ポワロは相変わらずイヤなヤツです(笑)
物語の魅力としては、ポワロの推理力よりも、ヘイスティングズの正義感とか、いい人ぶりの方が大事なのかもしれません。

以前ほど、ポワロがヘイスティングズをバカにするのをイヤな気持ちにならずに見ることができるのは、2人の年齢がけっこう離れているのかもしれないと思って読んでいるからだと思います。

バカにしながらも、ポワロって、ヘイスティングズがいないと、けっこう困りそうな感じだったり、彼の善良さをとても大事に思っているんだなぁ……と、少し思えます。

クリスティーのミステリーがおもしろいのは、結局、このあたりの人物というか、物語がしっかりしているからなんでしょうね。パズルにならなくてすんでいます。
そこが、推理小説の難しいところです。

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茶色の服の男 クリスティー文庫72

推理小説というよりも、冒険小説ですねぇ。
ある意味、すごくできすぎたお話なのですが、クリスティーは、やっぱり人物を生き生きと書いているので、するすると読めます。

でも、確かに推理小説としても楽しめます。

以下、ネタばれありです。

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ゴルフ場殺人事件 クリスティー文庫2

ポアロの長編シリーズ第2弾です。

旅行先で、

「読む本がない」

と言った人がいたので、この本を読ませたら、ポアロがでてきたぐらいで、

「ポアロ、イヤな奴だ……」

といって、本を返してきました。
たしかに、そんな感じ。まあ、クリスティですら、はじめのうちは、ポアロ、あんまり好きでなかったそうですから……。

わたしは、地道な捜査も大切だと思います。