8月10日、日曜日。
8月のころぽっくるの家のテーブルゲーム会に参加させていただきました。
実は、8月のころぽっくるの家のテーブルゲーム会は、もう1回企画されていたのですが、そちらの方は残念ながら、平日の午前中開催ということで、参加できませんでした。
うーむ。今まで、皆勤賞だったのに。残念。
8月、9月と、いろいろなゲーム会に行けないことが多くて、ちょっと要求不満気味のりんです。
↑ まあ、毎週遊んでいたのが、2週間に1回程度になったぐらいです。
それで、やっとこさレポートが追いつきつつあるという……。
8月10日は夏休みということで、さぞやたくさんの子が来ていることでしょうと思って行ってみると、
「今日は、予約1人だけなんです」
とのこと。
なんか、5人ぐらいの予約があったようですが、次々にキャンセルになっちゃったそうです。
兄弟関係だと、1人キャンセルするともう兄弟も一緒にキャンセルしちゃうということがあるようです。
来られたのは、お母さんと幼稚園の子だけでした。
お店のスタッフの方、お母さん、わたしと大人3人総動員で、1人の幼稚園のこと遊びました。
こぶたのレース
最初に遊んだゲームは、「こぶたのレース」です。
4人だと、若干人数的に少ないかな?
どんどん、ブタがブタの上に乗っていくのが楽しいゲームです。大人数でやってものすごく高いブタの塔ができるとそれだけですごくウケます。
基本は、サイコロを振ってコマを動かしていくだけのスゴロクですから、大人数でやっても、それほど待ち時間が気になるということは、ありません。
あー、でも、今回、4人でやってよかったことは、コブタがコブタの上にいきなりアクロバティックな乗り方をしていたことかな。
最大人数の7人だと、さすがにお行儀よく乗らないと、倒れちゃうこともあるコブタさんたちですが、4人ぐらいだと、他人(他ブタ?)の上で後ろ向いたり、寝ころんだりして走ってました。
「コラコラ、キミは、後むけに走るのか?」
幼稚園の子は、思わず進行方向とは逆のコブタの向いている方にコマを動かそうとしていましたが(笑)
チップは、自分の手番だろうが、人の手番だろうが、好きなときにいつでも出せるというルールで遊びました。
だから、誰かがゴールしそうになると、チップを出して道を延ばします。
子ども1人に、大人3人ですから、さぞかし子どもがチヤホヤされたプレーが展開したと思うでしょう。
でも、このゲーム、手を抜いて順位を調節するっていうことは、出来ないんです。
しかも、いつでもチップを出して道を延長できるルールですから、子どもだろうが、大人だろうが、関係なしに妨害しまくるしまくる。
だって、
「あー、もう誰かがゴールするよ。邪魔して、邪魔して」
とか言われたら、ゴールするのが自分のコマじゃなけりゃあ、延長するしかないでしょう(笑)
まあでも、手抜きが出来ないかわりに、作戦を立てることも出来ませんので、勝負は時の運です。
2回ぐらい遊ばれて、その後は、お約束のコブタの積み木ショーでした。
リトルゲーム・ジュニア・ポーカー
ハバ社の新しいリトルゲームシリーズ、「リトルゲーム・ジュニア・ポーカー」が新入荷されていました。
ということで、さっそく、プレイ、プレイ。
ちょうど4人向けのゲームです。
今日のためのゲームですねぇ。
いきなり、普通のポーカー役のルールで遊びました。
ちょっと、幼稚園の子には、難しかったかな。
ただし、チップがわりの食べ物カードは勝った人が1枚もらえて、最終的にそれを一定枚数集めたらチャンピオンになれるという、こちらは、簡易ルールです。
これならば、ちょっと手札を調節して、手加減も……。
うむ。ツーペアか。
さっきから、勝ちまくってるからなぁ。
ちょっとここは、ワンペアだけ残して3枚交換しよう。
そして、カードを引くと、何故か「フルハウス」がそろうという。
このゲーム、4人ですると、「フルハウス」以上の手じゃなかったら、勝てそうにないのですが(笑)
まあ、チップをせり上げていって、勝負するかどうするかという流れはないので、手札がどんな役でも、一斉にオープンします。
だから、ある意味、自分の手札がよかろうが、悪かろうが、手札を交換した時点で考えることは終わっているんですけどね。
これも、調節というのは、ちょっと無理なゲームでした。
しかも、どのカードを換えるかというのは、けっこう子どもには難しそうだなぁ。
やっぱり、まずは、同じカード集めからはじめて、同じじゃないカードを捨てていくというのを経験してからやった方がいいかな。小学生以下の場合は。
ハンド・イン・ハンド
セレクタ社お得意の木のタイルを使ったゲームです。
タイルには、世界各国の子どもたちの絵が描いてあります。黒人の子、白人の子、黄色人種の子、帽子をかぶった子、男の子、女の子。いろんな子がいます。
子どもたちは、みんな、隣の子と手をつなげるように手を伸ばしています。
そのタイルをどんどんつなげていって、手をつないだ子どもたちの集団を作っていくゲームです。
遊び方はいろいろあるのですが、今回は、ちょっと競技性の強い遊び方でプレイしました。
プレーヤーは、最初、5枚のタイルを持ちます。
そして、サイコロをふって、出た目と同じタイルを場に出して、どんどん手をつなぐ子どもたちを増やしていきます。
えーと、サイコロは2種類ありまして、このゲーム用の特別製サイコロです。
で、コロコロっとふると、「帽子をかぶった」「女の子」とかいう感じで、子どもが指定されるわけです。
自分の持っているタイルの中に、それに該当する子がいた場合は、手札のタイルを中央に出しますので、自分のタイルは減っていきます。
該当する子がいない場合は、山から1枚タイルを引きますので、手札のタイルがどんどん増えていきます。
そして、最終的に、手札のタイルがなくなった人が勝ちです。
おもしろいのは、該当する子が複数いる場合は、その子たち全部いっぺんに出すことが出来ます。
だから、タイルがたまっても、1発逆転の可能性が、ないわけではない(笑)
遊んでみると、文化の違いからか、たまに男の子か女の子かわかんないカードも、入っています。
「ほら、ジェンダーフリーの時代ですから、この子たちは、男でも、女でも、どっちでもいいということで」
幼稚園児には、理解不能なセリフです。
その他、ネイティブ・アメリカンの子どもの頭の羽根は、はたして帽子なのか?
とか、いろいろと迷うところも多いのですが、まぁ、あんまりこだわらずに、なんでも、OK、OKでつなげていくのが吉かな。
ほとんどの子は、水平に手を伸ばしているのですが、なかには、正方形のタイルの隣り合う辺に向かって手を伸ばしている子どももいます。
つなげ方を間違えてしまうと、オウムガイの様に渦を巻いてはしっこにタイルをおけなくなってしまうので、要注意です。
ということで、午前中、終了です。
うーむ。
小さい子にとっては、自己主張の強い同年代の子たちとゲームするよりも、大人とゲームをした方が、落ち着いて遊べるというのは、あると思います。
もちろん、ぶつかり合いが、成長をうみますから、子ども同士で遊ぶというのも捨てがたいのですが、その前のステップとして、大人と遊ぶというのも、大事じゃないかなぁと思った午前中でした。