姉なるもの5
もう一組の姉と弟の物語。
あぁ、「救われる」というのは、いろいろな方法があって、どれが正解であるのかはわからないなぁと。
この夏の終わりにくるものは、救いなのか、破滅なのか、無なのか。
どれであっても、おかしくないなぁと思いながら読んでいます。
最終刊。
好事魔多し。
一気にたたみかけられて、けっこうジェットコースターでしたよ。そして、お話とお話の間のイラストが、最終話で繋がって、そこも、お見事。
タヌキの神様がでてきたときには、爆笑しました。
それから、神の嫁というのが、孤独を慰めるための方便であったというのも、ちょっとやさしいなぁと感じました。
この手の話、秘密のまま終わるのが多いと思うのですが、まわりにいろんな不思議を告白して終わっていくのが、なんとも素晴らしい。多分、あえかなものを守るためには、それが1番大切かも。
そして、一緒に老いていけるというのも、しあわせなことです。
ペラペラーズのリプレイ、完結編です。
しかし、ペラペラのままで、誰も、1回も死ななかったのではないでしょうか?これは、凄い。
TRPGって、考える遊びだということが、良くわかるリプレイだ(笑)特殊な例?
けっこう、長いキャンペーンでは、誰かが死ぬことって多いしねぇ。
しかし、駆け足でないレベルアップでも、結構なところまで成長するもんです。
もしかすると、この辺りが、ソード・ワールドが、2.0にバージョンアップしなければならなくなった理由なのかも。