武井宏之,読書シャーマンキング,ジャンプ・コミックス,武井 宏之,集英社

シャーマンキング26

実は、ホロホロがシャーマンキングになるんじゃないかと期待しています。

マタムネ、カッチョイイ。
今回は、ちょびっとだけの登場ですが。

尾田栄一郎,読書ジャンプ・コミックス,尾田 栄一郎,集英社,ONE PIECE

ONE PIECE 30

ゴムだから、雷が利かないっていうのは、読めてた。でも、あのまま、あっさりと倒してオチをつけると思っていたので、そのあたりは、予想外。

そのオチのためだけに、延々とルフィとエネルを出会わさなかったのかと思っていました。

今までのナミの話や、チョッパーの話、ビビの話は、それぞれが直接に体験してきた話なのですが、今回の空島のエピソードは、自分たちよりも世代が過去の話が元にあるので、それを上手に今の人の気持ちにつなげられるのか、難しそうです。

冨樫義博,読書ジャンプ・コミックス,冨樫 義博,集英社,HUNTER,HUNTER×HUNTER

HUNTER×HUNTER18

グリードアイランド編完結。
冨樫さんは、本当にこういう「物語のなかの物語」みたいなのが好きなんだなぁと思います。

へぼ読者なわたしは、物語の矛盾点などつかずに登場人物が考えるとおり、

「そうだったのかー」

と感心して、読み進めています。
それが、正しい読み方?

川西蘭,読書ファンタジー,ルルの館,ロマンチック,川西 蘭,集英社,集英社文庫

ルルの館

「宿無しミュウミュウ」という昔話(大正だか、昭和初期だかの話だったと思います)を聞いたことがあって、それに似ているなぁと思いました。

川西蘭は、他の人が書くと陳腐だったり、腹が立ったりするストーリーでも、不思議と、質の良いファンタジーを読んでいるみたいに読ます。
それは、1番大きいのは、文体の問題なのだと思います。こういう文を書きたいなぁと、未だに読むと思ってしまいます。

解説で、飯千恵子が、コワイ小説と書いていたけど、それは、わたしには理解できない。
男だからかな。
とっても、ロマンチックなお話なのだと思うわけですよ。

そして、男だけが年老いて骨になっていって、ルルだけがそのままの姿で館に住み続ける。

ルルの館

川西 蘭 / 集英社(1991/07)


本宮ひろ志,読書ヤングジャンプ・コミックス,国が燃える,本宮 ひろ志,集英社

国が燃える3

穏やかな流され人生の男と、激しい生き方をする男の対比は、ちょっと「赤龍王」のときの項羽と劉邦のようです。

「お互いのためにそれがいい」

「このままでは、共倒れだ」

「やらなければ、やられる」

結局それらは、でも、個人的な欲だというのは、なるほどなぁと思いました。
では、「欲」は、肯定されるべきものか、否定されるべきものか?

多くの人は、否定すべきものというのかもしれませんが……。

そして、個人的な欲って、本当は個人に根ざしたものではなく、「自分の好きなもの」が幸せになってほしいという思いの方が強いので、よけいに複雑になってきます。

しかし、「これだけ、思惑いろいろな人が動いていたら、ほら、ハチャメチャになるわ」と思います。
でも、その考えは、思想統制せよということなのかもしれない。いろいろな思惑があるほうが、健全なのかな?