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「わくわく!木の遊園地」に、「ゆうもあ」のブースを出させていただきました。

今日は、朝からかなりの雨。台風がくるという話もあり、お客さんが来てくれるかどうかという心配もあったのですが、ふたを開けてみれば、「わくわく!木の遊園地」には、1100人を超える入場者が。

そして、「ゆうもあ」のボードゲームのブースにも、常時30名ぐらい、延べ人数で100人を軽く超えるぐらいのお客様がこられました。
ゲーム会とちがって、いろいろなところを見に行く予定がある動くお客さんの対応(しかも、10時から17時までぶっ続け)は、なかなかに、しんどいところもあったのですが、充実した1日でした。

お客さん、主催者の方々にも、かなり、喜んでいただけたという感触で、興味を持っていただけたようです。

遊んだゲームは、

「ミッドナイトパーティ」
「オール・ボール・コール・ゲーム」
「マンカラ」
「色いろおふとん」
「ラミー」
「ねことねずみの大レース」
「にわとりのしっぽ」
「ラビリンス」

などなどでした。
おんなじゲームを何回も遊んだので、種類としては少ないですが、量は多かったです。

あと、積み木、クーゲルバーンは、よいですね。

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オール・ボール・コール・ゲーム

今回のMMGで、わたしが1番気に入ったゲームが、この「オール・ボール・コール・ゲーム」こと、「ABCゲーム」です。

「オール・ボール・コール・ゲーム」は、アフリカの「マンカラ」というゲームをもとにした4人で遊べるゲームです。
「マンカラ」は、どうやら、ものすごく古い遊びのようで、なんと紀元前から遊ばれていた記録があるそうです。
わたしが、Webで調べたところによりますと、フィリピンのゲームとして、この「マンカラ」を紹介されているサイトもありました。
それほど、世界各地で昔から遊ばれているゲームということのようです。

「マンカラ」は、2人で対戦するゲームなのですが、この<b>「オール・ボール・コール・ゲーム」</b>は、それを簡単にして、4人で遊べるようにした感じのゲームです。

1人1こずつプラスチック製のボードを持ちます。このボードには、5つのくぼみのついていて、そこにビー玉がおけるようになっています。

4人でするゲームなので、ボードは4つあるのですが、この4つのボードが、きれいにピッタリとくっつく仕組みになっています。
また、勝ち抜けのゲームなのですが、1人がぬけて3人になったとき、2人がぬけて1対1になったときも、このボードが、見事にピッタリとくっつく仕組みになっています。
三人になったときは、当然、三角形になるのですが、このあたりの気持ちよさは、なかなか、ポイント高いです。

なんとこのゲーム、市販品のような出来上がりのものでしたが、実は、商品にはなっていないのだそうです。
なんか、ボードをつくるための型などはあって、あとは大量生産をするだけのじょうたいだったのだそうです。
すごいいいゲームなので、どこかで売り出して欲しいですね。

ルールも、とってもシンプルです。
実際、このゲームに感動したりんは、家に帰ってから、紙コップとオハジキを100円ショップで購入して、このゲームを(ただし2人用のゲームとして)子どもたちに紹介しました。
今、子どもたちの間で、なかなか、大人気になっています。

ルールですが、まず自分のボードの4つのくぼみにビー玉を5つずつ(4つずつだったかな?)入れます。
くぼみは5つ。一番端っこにあるくぼみは、他のくぼみよりも少し大きくなっていて、安全地帯です。ここには、最初、ビー玉を入れません。

自分の手番になったら、自分のボードの1つのくぼみにあるビー玉を全部とります。
当然、最初は、5こ取ることになります。
そして、とったビー玉を時計とは逆まわりに1こずつとなりのくぼみに配っていきます。
イメージとしては、タネを1つずつ、穴に入れていく感じでしょうか?

自分のボードに配りきれなかったら、右隣の人のボードのくぼみにどんどん順番に入れていきます。

はじめはビー玉がはいっていなかった「安全地帯」にも、1つずつビー玉を入れていきます。

ちょうど「安全地帯」で、ビー玉を配り終わった場合は、もう1度、自分の手番です。
自分のボードの好きなくぼみから、ビー玉を取り出して、同じ要領で移動させていきます。

ただし、1度「安全地帯」に入ってしまったビー玉は、もう動かすことはできません。
こうして、ゲームを続けていって、自分のボードの「安全地帯」以外の4つのくぼみから、ビー玉を全部無くならせた人が勝ちです。

勝った人は、ボードを抜いて、ゲームから抜けていきます。

単純なようで、なかなか、考えられているシステムです。
これも、ギプフ・シリーズと同じように、必ず終わりに向かっていく仕組みがあります。
それが、「安全地帯」におかれたビー玉は、動かすことが出来ないというルールです。

自分のボードと、他のプレーヤーのボードの間には必ず「安全地帯」があります。
自分のボードから、ビー玉を出そうとすれば、必ずビー玉は、少しずつ「安全地帯」に入っていって、ゲーム中にアクティブなビー玉というのは、だんだんと少なくなっていく仕組みです。

自分のボードの1つの穴に、ビー玉をためまくり、そろそろ終了しそうなプレーヤーが出てきたら、

「爆弾投下!」

とか言って、相手のボードのくぼみにビー玉を入れていったりするのは、なかなか楽しいです。

また、ビー玉の数が少なくなってくると、詰め将棋みたいな感じで、きっちりと考えていかなければ、勝てません。
というか、もともと、一切、偶然の要素のないものすごくアブストラクトなゲームです。

ずーっと、子どもたちと2人で遊んでいての感想ですが、必ず相手に対する攻撃手段を持っておく(相手のボードにとどく数のビー玉を自分のくぼみのどこかにためておく)というのは、けっこう大切みたいです。

ちょっと、これはあれば、「ゆうもあ」とかでも、定番ゲームになると思います。

欲しい。

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本日、MMGに参加してきました。

今日は、何の日だろう?
わたし的には、カードゲームの日かな。

遊んだゲームは、

「クルクルハンバーガー」
 ↑ やはり、名前まちがえていたのをわにのこさんのところで確認。訂正しました。
「オール・ボール・コール・ゲーム」
「マルコポーロ」
「Xパッシュ」
「ドラダ」
「フォーカス」
「6ニムト」
「七つの印」
「壷の悪魔」
「赤箱ニムト」
「クク」
「コロレット」

などなどでした。
オススメは、お気に入りの「七つの印」と「オール・ボール・コール・ゲーム」ですね。
「七つの印」は、シュピールグート1に選ばれたのだそうです。
子どもとも遊んでみたいとたくらんでいるのですが……。

「オール・ボール・コール・ゲーム」は、アフリカの「マンカラ」というゲームをもとにした4人で遊べるゲームです。2
市販品のような出来上がりのものでしたが、実は、商品にはなっていないのだそうです。
すごいいいゲームなので、どこかで売り出して欲しいですね。

  1. ドイツの「子供の遊びと玩具審議会」が良い玩具として推奨するおもちゃ []
  2. アフリカ起源だといわれていますが、フィリピンなど世界中に広まっている古いゲームだそうです []