銀河鉄道の夜 コミック版
北原 文野版「銀河鉄道の夜」です。
こうやって、何回も、読んだり、いろいろな人のかきなおしを読むと、宮沢 賢治が、あえてかかなかったものや、時間がなくてかけなかったもの、かいてからけしていったものについて、いろいろ考えることがでてきます。
ものすごくストレートなメッセージを持っていて、でも、それを押しつけにならないように、ならないようにと、暗喩で包んでいく。
その過程が、少しずつ見えてくる気がするのです。
何回読んでも、不思議な話です。
北原 文野版「銀河鉄道の夜」です。
こうやって、何回も、読んだり、いろいろな人のかきなおしを読むと、宮沢 賢治が、あえてかかなかったものや、時間がなくてかけなかったもの、かいてからけしていったものについて、いろいろ考えることがでてきます。
ものすごくストレートなメッセージを持っていて、でも、それを押しつけにならないように、ならないようにと、暗喩で包んでいく。
その過程が、少しずつ見えてくる気がするのです。
何回読んでも、不思議な話です。
基本的に、個人戦が得意で、個人プレーの人たちだから、集団戦では、あんまり見せ場がないんだよなぁ。
しかも、馬琴が、細かいところにこだわるタチだから、余計に、イライラする展開になっちゃう気がします。
まあ、この巻で、完結です。
集まるまではドキドキしていたのに、集まってからのこのグダグダ加減はなんなんでしょうねぇ(笑)
読むのは、2回目のはずですが、このあたり、さっぱり覚えていません。
これでも、かなりバッサリ切ってあるはずなんですが……。
巻末に番外編がのっているのですが、このノリがけっこう素敵でした。
特に伏姫の
「ちがうのちがうの…」
というのが、まあ、笑っちゃいけないけれど、けっこうツボ。
このノリで、いろんなシーンがあれば、すごい話が頭に入るのにと思った。
伏線をどんどん。
人は、定めの糸で繋がっている。
そんな感じです。