続き読みたいマンガが、この人、いっぱいある

竹宮惠子,読書

地球へ…2 カラーイラスト完全版デジタルエディション

最初、ミュウたちがいた場所はどこだったのかとか、育成都市とかはどこにあったのとか、けっこう設定のアラはあると思います。
もともと、第1部で終わる予定だったみたいですしねぇ。
だから、サムとかシロエとかの設定も、はじめからあった設定ではなくて、伏線として物語の中にいれられていません。

でも、長編になるにあたって、キースというキャラクターをもってきたり、フィシスの地球の記憶が、あんな風に設定されていくというのは、本当にストーリーテラーとしての竹宮 惠子の凄さだと思います。

今読んでも、充分におもしろいマンガです。多分、ひいき目ではなく。