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これからの「正義」の話をしよう いまを生き延びるための哲学

極端に考えてみよう……。みたいな感じ?

極端すぎだと思うのだが……。
結局、実際の状況でどう動けるかとか、どう考えるかだしなぁ。というのが正直なところ。

自分の結論的には、ロウにもカオスにもよらずに中庸を行くしかないと思うのですが、どの辺りがロウで、どの辺りがカオスなのかというバランス感覚も、人によってけっこう違っていたりするという……。
しかも、わたしは、思想はカオスよりだが、行動はロウよりだったりするからなぁ(爆)

哲学の話を聞くのは嫌いでないけれど、あんまり、わたしの頭は、自分で哲学を考えるようにはできていないようです。

しかし、どういう正義によって、直接かかわりのないアメリカの連邦議会が、日本に対して、謝罪をすることを求める決議をするのかは、理解できないです。
その前に、自国の事でもっとやることがあるだろうに……。

あぁ、それが責任転嫁というものか……。

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私の中のあなた 上

おもしろいです。
映画を先に見ています

けっこう、映画と原作との違いは、気にならないかな。
映画では、学習障害を持っていた(だっけ?)弟のジェシーが、原作では兄です。
まぁ、これは、あんまり短い映画の中に、いろんなドラマを持ち込みたくなかったというのもあると思います。

あと、映画は、ケイトがけっこう物語の中心でした。
原作の方は、ケイトがなにを考えているかは、実は、わからない感じになっています。
物語の視点が、どんどん動いていくのに、ケイトの視点だけがないのです。少なくとも、上巻では。
ケイトの恋愛話とかは、後半に出てくるのかな?

最後に、映画になかった大どんでん返しがあるらしいので、それを楽しみにしています。賛否両論らしいです。

アナ視点だと、サラはひどい母親に思われがちだけれど、そんなこともないよねぇと思います。だって、弱い子と強い子がいれば、弱い子に手をかけるのは当然だと思うし。

でも、強いってどういうことか、弱いってどういうことかは、いつも問いとしてあります。

 

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とりあえず分かる!世界の紛争地図

一昨年に、「せかいいち うつくしい ほくの村」を読んでから、いろいろアフガニスタンなどの紛争地域が「なんで戦争をしているのか」が気になって、読んでみた本です。
わかりやすく、そして、やりきれない気分にさせてくれます。

それでも、この作者の人の不思議な楽観主義は、素晴らしいと思った。
ここまで、ひどい現実を知り、それでも、楽観主義手いられるのは、もちろん、自分が実際にその痛みを感じていないからかもしれないのですが、それでも、それが救いになる部分もあるのでは?

やっぱり、同じ常識を生きていない人間同士が、理解し合うのは、難しいのだけれど……。
強盗が日常茶飯事の国と、鍵をかけなくてもいい国の人間では、やっぱり、対立は起きてくるだろうし……。どっちかにあわせろって無理があるよなぁ……。

でも、最後にドイツでちょっと希望を見せて終わる話の進め方も、よかったです。

そして、アメリカ、世界を引っかき回しています。

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デセプション・ポイント 上

相変わらず、読んでいる間は、ジェットコースター気分を味わせてくれます。あとに残るものは、けっこう少なめだけれど。

これ、テンチ、NASA長官あたりが怪しいのですが、最後には、価値の大どんでん返しをしてくれるのかな?あぁ、でも、ピカリングってのも、いつものパターンな気もします。
みんな、あやしい(笑)

しかし、いつも、「企業献金」という話を見て思うのだが、企業が、自分の利益にならない政治家に金をだすなんて、なんで思うんだろう?資本主義の謎だ。
もし、なんの利益も出さない政治家に企業が金を出したら、それは会社に対する背任行為だし、もし、利益になったら、それは贈賄になるのでは?
で、賄賂ではない企業献金がありうるという考え自体が、おかしいのではないかと思うのですが。どうなんだろう。

という話をしたら、ねぇさんは、社会貢献について話してくれたのだが……会社って、基本、そういうことを考えるところじゃない気がするのですが。

読んでる途中で、「デルタ・フォースを操っているのは、宇宙人か?」とか思って、けっこう、ドキドキしたのは内緒です(笑)

しかし、セクストンの言ってることだって、正しいって言えば正しいと思ったりする。行為と意見は、別物だからねぇ。

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銀のいす ナルニア国物語

うーん、おもしろさは、「指輪物語」よりは下で「ゲド戦記」よりは上かなぁ(何様だ?)。

子ども向きの話だから、これぐらい単純な方がいいと思う部分もあるのだと思います。
「ゲド」は、その部分がちょっと損している気がする。変に大人向けなのに、物語の構造が単純すぎるというか……。

今回のキリスト教的なテーマは、なんだろう?キリストの弟子が伝導していくような話かな?
泥足にがえもんは、真実をしゃべる(まあちょっと悲観的に)故に、みんなから受け入れられない部分があります。このあたりは、預言者の迫害っぽいかも。

しかし、泥足にがえも……相変わらずの瀬田節全開ぶりです。まぁ、イメージしやすいっちゃあ、しやすいのですが。

銀のいすって、どこかに出てきたかなぁと思ったけど、そうか、洗脳の魔法のいすのことか……。あんまり、印象なかったです。