悪魔の花嫁 最終章3
ヴィーナス、妄執の塊みたいな印象を持っていたのですが、そうでもないというか、マトモですよねぇ。
そして、直接、デイモスと美奈子が絡むことは、もうない感じか。完結編といいながら、一向に話が進んでいる感じがしないです。
最初の4編は、あぁ、クトゥルー神話(に勝手に取り込まれた物語)だなぁ。いい雰囲気と思っていました。
が、突然途中から、「魂を屠る者」という長編が始まって、なにを読まされているのだと(爆)なんというか、魔法スパイ大作戦みたいなのが始まった。
いや、これはエンターテイメントでおもしろくて、わたしは好きです。好きですが、「黄衣の王」のあと読むと、ラヴクラフトとラムレイが、同一作者だよと同じ本に入れられているような感じが、もの凄い。
恐怖に、愛で打ち勝っちゃう話だしね。マジで。
「黄衣の王」系列の話も、まだ、数編残っているということで、それをまとめてⅠ冊にして、「魂を屠る者」はⅠ冊にした方がよかったのではとちょっと思います。
まあ、チェイムバーズが、幅広いということは理解できた。