ちょっと江戸まで3
あんまり、お話の動かないのんびりした感じがこのマンガの良いところかなぁ。
でも、表面上は、ほのぼのしていても、裏にかなりハードな話があるところが魅力です。多分、ミッシェルは、その裏をかなりわかっている感じですよねぇ。
もしかすると彼は、天然ではなくて仮面を被っているのかもしれません。
その仮面がはがれるとき、一気に物語が動きだす?
津田 雅美がこのお話をどこに持って行こうとしているのか予想がつかないところが凄い。
全6巻のマンガなので、ここで、ちょうど折り返しですね。
うわぁ。
2巻目の最初、第6話「この世とは違う場所」が、凄いわ。
そして、子どの目を通しては、こうとしかかけない世界。
「ちょっと江戸まで」の裏側には、多分、現実と同じく、こんな世界が広がっているんだよという……。
津田 雅美、鬼か?
最後の第11話も、わりとそんな話ですよね。
あぁ、なんか津田 雅美を読むの久しぶりだ。
たしかこれ、もう完結してしまっていますね。
ものすごい男前の少女と、ものすごいかわいい男の子が出てくる、現代の江戸もの。
現代の江戸って何だ?まあ、歴史考証をさけたなというかんじはありますが、これはこれでアリなおもしろさだと思います。
今は、ホノボノしています。さて、どんな展開になるのかな?
短編集です。
短編は、イマイチなのもあるのですが、「恋愛は、普通。」は、津田節がきいていて好きです。
辛気くさい系って……自分で言ってるし。
完結です。
テーマは、紫堂 恭子の物語と同じ感じです。自分自身の暗黒面といかに向き合うか。それを否定するのではなく。
なのですが、これを現代劇でここまでストレートにできるというのが、驚きでした。
でも、本当に、自分すら受け止められないまるごとを自分を受け止めてくれる相手がいたら、それは理想の相手だと思います。
さて、津田 雅美が、次にどんな作品をかくのか、楽しみです。