日出処の天子3 完全版
混沌としてきました。
唯一欲しいものだけが、どうしても手に入らないという、悲しいお話です。
わたし、「アラベスク」のラストは、亡命だと思っていました。
いや、3巻のラストも亡命だったのですが、4巻では、ノンナとミノロフが、エーディクに呼ばれて亡命していくところで終わっていたような気がしていたのですが。
どうやら、思い違いだったようです。
うーん、この物語を前に読んだのはいつだったんでしょう?
高校生ぐらいかなぁ?多分、角川の山岸凉子全集で読んでいて、それが出たのが20年ほど前なので、それぐらいそうです。
その頃って、まだ初心だったようで、けっこう今回読んで、性的な話が出て来たのも、全然おぼえていませんでした。
今読んでも、充分におもしろいです。多少、ドラマ的に古さは感じるのですけどね。
文庫本は、4巻にわかれているわけですが、こうやって4巻にきると、ちゃんと巻の終わり終わりが物語の大きな区切りになっていて、山岸凉子が、計算し尽くしてこのマンガをかいていたことがわかります。
今の「舞姫 テレプシコーワ」も、長いからそういう構造的なものは見えてこないけど、まとまったら、しっかりとわかるのかもしれません。