ボードゲーム・ストリート 2014
2013年を振り返る「ボードゲーム・ストリート2014」。
なんか、最近、良いゲームがコンスタントに出ている気がします。
最近はやりがいのある重いゲームにちょっと目がいきがちですが、軽いゲームも楽しんでいきたいですね。
毎年出ると、資料的な価値もそのうち出てくると思うので、続けて欲しいです。
ちょっと薄いのと、わたしのメインからはちょっと外れているのが残念な感じ。
そして、2011年のボードゲーム自体が、たしかに小粒だったのかも。でも、小粒だったにもかかわらず、こういう本がちゃんと続けて出るのはいいことだ。
「エミネントドメイン」が、それなりに評価されていて嬉しいです。
いいゲームだと思うけどなぁ。
新しいゲームの紹介はいいですね。
「ネッシーを追え!」が面白そうです。
今回、この本を読んでいて気づいたのは、遊んだことのないTRPGのリプレイは、お話として面白いのですが、遊んだことのないボードゲームのリプレイって、実はイマイチではということでした。
リプレイ、もちろん好きなんですよ。でも、ボードゲームって、ルールがわかって、1回遊んでみたからこそ、
「あー、そうそう!!」
というのが出てくるので、遊んでないゲームは、難しいなぁと。
プレイすると、それが出てきて、おもしろいんですけどね。
うーん、でも、田中としひさのマンガとか、「榊涼介&林正之のマルチプレイ三昧」は、おもしろかったんですよねぇ。
もっとも、「マルチプレイ三昧」のゲームは、遊んだことないかというと微妙な気がしますし、田中 としひさのマンガも、リプレイよりは、紹介の方にウエイトが置かれているような感じです。
もしかすると、プレイするまでは、リプレイよりも、紹介記事の方が楽しい気がします。
中身は、グループSNEらしい、ストレートなストロング・スタイル(笑)ですが、表紙絵が謎な「ボードゲーム・ジャンクション」です。
この2人……特に、男の子の方は、いったい、なんのゲームをしているんでしょう?2人とも、散らかして、乱暴に扱っているようにしか見えないという……。
なんか、今、こうやって、全てのゲームのギミックを使って遊ぶゲームの提案が、この本の中にあったら、ちょっと凄いかもと思ったりした。思いついただけですが。
内容は、ちょっと、アメゲーが多いので、知らないゲームもあるのですが、楽しみながら、愛を込めて語っているので、楽しいですよ。
今、りんの家では、「ドミニオン」と「レース・フォー・ザ・ギャラクシー」がはやっておりまして、そればっかりしていますが、これを読んだら、「魔法にかかったみたい」が、もう1回やりたくなりました。
ホビージャパンががんばって、日本語版のゲームが、いろいろと出てくるこの頃。
ちょっと、広がっていって、気楽に遊べる環境ができるといいなぁ。