吟鳥子,読書アンの世界地図,ボニータ・コミックス,吟 鳥子,秋田書店,秘密,

アンの世界地図4 It’s a small world

物語の底には流れながら、不思議なことなどなかったように物語が進んでいく。
こんかかき方が、あるんや(驚)

そして、めちゃくちゃ言いながらだけれど、あおいちゃんの

「一家だんらんをしようって…」

とか、

「代々うちの女に惚れるって決まってるんだ」

とかは、なんか完全にアンを身内だと思っている発言に聞こえる。

そして、物語は秘密に触れる。
次の巻で、完結です。

吟鳥子,読書アンの世界地図,ボニータ・コミックス,吟 鳥子,秋田書店,

アンの世界地図3 It’s a small world

2巻で急展開にひっくり返ってしまいましたが、3巻でその回想編が終わります。
そして、実はもう、最終巻まで読んでしまってしっているのですが、この後、この人たちって……という展開で。すごいわ、吟 鳥子って。はじめて読んだけど。なんという潔い。
でも、この回想編がいらないかというと、絶対にそんなことはなくて、ものお話の真ん中にあるんですよ。

なにコレ。本当に、20話から21話の変わり方も、もうこれすごいばっかり言ってますが、すごい。読まないと、説明だけでは絶対に伝わらないです。

吟鳥子,読書アンの世界地図,ボニータコミックス,吟 鳥子,,秋田書店,秘密,

アンの世界地図2 It’s a small world

せっかく書いた2巻の感想が飛んでしまっていたので、もう1度書きます。読んでいた方には、繰り返しになるかもしれませんし、全然、前と違うことを言っているかもしれませんが、お許しくださいませ。

めちゃくちゃビックリ展開の2巻目です。今まで、そんな不思議な話になるなんて思ってもいなかったです。
いやまあ、誰かの回想から、過去編に入っているのは、あるっちゃあ、あるんですけど、その回想するあいてが……とは。それ、1巻で、なんのフリもなかったし、語られている物語も、なんのフリもなかったよねぇ。

でも、これでこの話が、俄然、おもしろくなってきました。アキの秘密だけでひっぱっていくのは、ちょっとつらいかなぁと思っていたので。

そして多分、作者ははじめっから、これかくつもりでしたよねぇ。かなり入念に舞台を決めているはず。

吟鳥子,読書アンの世界地図,ボニータ・コミックス,マンガ,吟 鳥子,秋田書店,

アンの世界地図1 It’s a small world

まさじいと遊んでないじゃねぇかというのはまあ、置いといて(笑)

これ、あらすじだけ読んで、絵柄だけ見ていた時は、この人たちはいったい何歳なんだと思っていたのは確かです。実は、ものすごく絶妙な年齢設定をしていて、ちょっと凄いと思いました。そう、その年齢設定じゃないとこの物語は絶対に成り立たない。でも、安易な物語だったら、もっと低年齢に設定されているんだろうなぁと思いました。

だからこのマンガ、多分、そんなに何年も何年も続くマンガじゃないと思っています。
一瞬を切り取れるかどうかが大事になってきます。