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ソロ

今回、子どもたちのテーブルで1番活躍していたのがこの「ソロ」でした。

このゲーム、ほとんどルールは「ウノ」です。
「ドロー2」あります。「ドロー4」あります。「ワイルド」あります。「スキップ」あります。「リバース」あります。

ルールも「ウノ」とほとんど同じ。カードを出し切った人が勝ちです。

でも、「ウノ」よりも激しいカードが。

「チェンジ」。誰か1人を指定して、手札をすべて交換します。

まだ、これぐらいだったら、甘い。

「全員チェンジ」。全員、自分の手札を左の人に渡して、右の人から受けとります。

こんなカードが入っていたら、作戦のたてようがありません(泣笑)

ほんとうにいきなり、

「全員、カードチェーンジ」

になります。

あと、手番の人が出したカードと同じカードが手札にあれば、順番を抜かして自分のカードを出すことができます。そうすると、次の手番は自分の左の人になります。

このルールがあるので、けつこう気の抜けない展開になります。

どのカードをだそうかなー。なんて、のんきに考えてると、いきなり順番をとばされたりします。

「ウノ」系のゲームですが、とこか、反射神経でゲームしているような印象が(笑)

でも、簡単で、パッと盛り上がるゲームでした。
たくさんの人数でやるには、最適です。

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ワードバスケット

小学校中学年から高学年の子たちがそろったテーブルで遊びました。
これは、6年生の子が、インストしてスタート。

こういう、子どもたちだけでもはじめられるゲームっていいですね。

この6年生の子は、なかなかゲームになれていて、スタッフがいなにくても、このテーブルを切り盛りしてくれていました。
みんな、「うつぼゲーム会」で知り合って友だちになった兄弟姉妹たちです。

やっぱり、同世代、同性の子どもというのは、すごくうち解けやすいみたいです。特に、年齢が大きくなってくると。

ゲームは、ほとんど大人のワードバスケットとかわりありません。
今回は、「リーチ」のルールがなかったぐらいです。
その分、中学年ぐらいの子は、ちょっと苦しかったかな?

わたしが、地元で「ワードバスケット」をするときは、バスケットの中の字から始まる言葉をなんでもかんでも、大きな声で言って、みんな出しやすいようにするのですが、今回は、そんなハンデは全然必要ないです。

「輪中」とか、「豊臣秀吉」とか、社会科系の言葉が聞かれたのが、いかにも小学校の高学年の子と遊んでいるという感じがしてよかったです。

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こぶたのレース

「こぶたのレース」も、「ミッドナイトパーティ」をやったのと同じご家族と。あと、そこに2年生の女の子が入って遊びました。
子どもたちは、最初は家族で遊んでいることも多いのですが、慣れてくると、こうやって自分の好きなゲームのところに自分で動いてきたり、ヒマそうにしているスタッフが誘ったりして、いろいろな子どもや、家族とも交流します。
なかには、子どもたちだけでグイグイとゲームを進めていく頼もしいグループもいます。
さて、今回もわたしが、インストを。

「コブタたちのレースゲームです。コブタたちが、タイルの上の道をレースします。でも、道はとってもせまいのです。
普通のコブタたちなら、道がせまくて追い越したりできないのですが、このコブタたちは、なんと、サーカスのコブタたちなんです。
うしろから、追い越そうとしてきたコブタは、ジャンプして、前のコブタの上に乗れるのです」

と説明して、コブタのコマの上にコブタを乗せます。

「下のコブタもサーカスのコブタです。上に誰が乗っていようが、乗せたままどんどん走ることができます」

木でつくられた色とりどりのコブタのコマが、なんともかわいいゲームです。

「このゲームは、どこの国のゲームなんですか?」

と、コマを手に取りながらお父さん。うん、これも、好感触です。でも、わたしは、それほどくわしくないんだよ。ゲームを始めたのが最近だから。

「おそらく、これもドイツだと思います。ドイツでは、こういった子ども用のゲームも、大人用のゲームも、すごく盛んなんだそうです」

うーん。箱についてる青いポーンのマークは、多分、子どものゲーム大賞かなにかのマークだったと思うけど、そこまでは解説できない。
今度までに、勉強しておこう。

さて、ゲームスタートです。
サイコロの目は、1~4までだけです。「1」と「3」に黒い目があって、これが出た場合、自分がしんがりならばもう1度サイコロを振ることができます。
だからレースは、ダンゴ状態、乗りつ乗られつのけっこう混戦状態になります。

これだけですと、サイコロ運だけのゲームなのですが、ちょっと考えるところは、コースを延長するルールです。
自分の手番に1回だけ、もう走りきったコースを道の最後につけ足して延長することができます。でも、もし自分がトップだったりしたら、つけ足さなくてもいいのです。
コブタたちの足は、けっこうゆっくりです。だから、一気にタイル1つ分を走りきってしまうということは少ないです。でも、そう思って安心していると、いつの間にか自分の上にたくさんコブタが乗っていて追い越されたりします。
自分がトップのときは、道をのばそうか、そのままにしておこうか、けっこう考えます。
大人は、道を全部のばしました。
そして、トップは2年生の女の子。そして、その上にわたし。
ゴールは、あと少し。

「うーんと、ゴールできなかったら、道をのばすね」

作戦、考えています。
コロコロ。
4。
ゴールまで走り抜けました。

ということで、今回は女の子とりんの同率首位でした。

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ミッドナイトパーティ

あんまりゲームを知っておられないご家族の方と遊ぶということで、選んだゲームは、「ミッドナイトパーティ」。
これならルールも簡単で、小さい子も一緒に楽しめます。

あと、わたしがインストをできるというのも、大切です(笑)
「うつぼゲーム会」に参加3回目にして、はじめてインストをしているような気がします。おお、スタッフみたいだ(スタッフです)。
思い出すと、1回目参加のときは、窓際におかれたゲームを見ても、全然遊び方がわからなくて、手持ちぶさたなの子どもがいても、さそってあげることができなかったんですねぇ
このところ、子ども用のゲームのことをけっこうたくさん知ってきて、ちょっとお世話できるようになってきました。

「ミッドナイトパーティ」は、実ははじめてやるのですが、「ビューゴ」なら知っています。
それから、前回の「うつぼゲーム会」では、みんながゲームをしているのを後ろで指をくわえて見ていたので、ルールの方も多分大丈夫です。

「真夜中のパーティです。お客さんたちがお城に集まって、お城の廊下をグルグル、グルグルおしゃべりしながら歩いています。
でも、このお城には地下室があって、地下室にはオバケがいるのです。
サイコロをころがします。さいころの目が、数字だったときは、お客さんを動かします。でも、このサイコロ、2つの目がオバケになっています。オバケがでたら、オバケは、3歩ずつ歩いてきます。
そして、お客さんは、オバケに追いつかれたら、パクリと食べられてしまいます」

とオバケのコマはなかが空洞になっていて、お客さんのコマにすっぽりとかぶせることができます。

で、お客さんを隠すと、

「おぉ!」

お父さんの方から、喜びの声が(笑)
喜んでもらえると、なんだかうれしくなってきます。

「早く捕まると、マイナス点が多くなります。
オバケに捕まらないように、オバケが廊下に出てきたらお客さんは、お部屋にはいることが出来ます。でも、お部屋にはいると、みんなカギをかけちゃいますので、お部屋には1人しか入ることが出来ません」

というようなインストをして、ジャンケンをして、お客さんコマの初期配置です。
みんな、階段からはなれた廊下にお客さんコマを配置していくのを見て、

「うーん。あっちの方にかたまっているなぁ。あっちの方に置くのはなにか意味があるのかなぁ」

と、お父さん、考えておられます。

「そうですねぇ。あんまり階段の近くには、おかない方がいいかもしれないですねぇ」

このあたりは、1回やってみて、考えていただくということで……。

そして、今日も、「うつぼゲーム会」に、なぜか、うれしそうな悲鳴があがっておりました。

「なるほど。最初にこのあたりにおくのは、そういうことか」

お父さんからも、なっとく。

その後、やっぱり人気のこのゲームは、何回も遊ばれていました。

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九路盤囲碁

「囲碁知ってる?」

と2年生の子に聞くと、

「知ってる」

ということで、九路盤の囲碁をしました。

囲碁は、黒石と白石を交互に打っていく陣取りゲームです。自分の色の石で囲ったところが陣地となります。
ルールも5つぐらいしかない、本当は簡単なゲームなのですが、奥が深くてそのせいで、今まで敬遠されていたところがあります。

今は、「ヒカルの碁」という素敵なマンガの影響で、だいぶん子どもたちのプレー人口が増えてきているようです。

本式の囲碁は、十九路盤というたてよこ19×19のまさに碁盤目の碁盤のうえで遊ぶのですが、それだと時間がかかりすぎというのと、状況が複合的になって複雑になるので、子どもがやるときや、練習でやるときは、十三路盤や九路盤のちょっと小さめの碁盤を使って遊びます。

九路盤だと、本当に囲碁のなかのワンシーンだけを切り出したという感じの遊び方ができます。

黒石が先手、白石が後手と決まっています。基本的に先手の方が有利なので、今回は、子どもの方が黒石です。

最初の1手目。盤上左上あたりに打ってきました。
けっこう囲碁打ち慣れてるなぁという感想と、九路盤で打つのはじめてかなという印象です。
碁盤の端の方に打ってくるのは、端の方が中央よりも、陣地を作りやすいからです。だから、この手は「攻められにくい陣地を作るぞ」という意識が見られます。
でもそれは、十三路盤や十九路盤など大きな碁盤、対戦する両者の陣地がいくつもできるような状況での打ち方です。
九路盤の場合は、相手の陣地と自分の陣地、ほぼ1つずつしかできないことが多いです。
九路盤を上から眺めて、大きく2つの陣地に分かれると考えます。そうすると、1番得なところは、実は盤上中央の星だということがわかると思います。
だから、九路盤の囲碁になれている子は、はじめにこの星に打ってくることが多いわけです。

「あー、そこにきたか。上手やけど九路盤で打つときは、こっちの方がいいんやで」

とわたしは、中央の星に置きます。

「ほら見てみ。1つずつ石置いただけやけど、おっちゃんは、こっから半分陣地にするぞというかんじやし、わたしは、この端っこのあたり陣地っていう感じになるやろう」

と言うと、神妙な顔をして聞いてくれています。

「まあでも、まだまだ、相手のところからとっていけるしな」

考えのあるしっかりとした打ちすじでした。
あんまりお互いの陣地を荒らさずという感じの碁で、やっぱり盤面を二分したような結果になりました。
中央をとった分だけ、辛うじてわたしが勝ったという感じで、最終的には、六目差ぐらいだったと思います。
うーん、我ながら将棋よりはマシな腕といったところです。
最初に、中央をとられていたら、どうなったかわかりませんねぇ。

囲碁をまともに打ったのなんて、20年以上ぶりです。
あまり、複雑な攻防のない九路盤ぐらいがおもしろいです。
また、やりたいですね。