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猫背を伸ばして

グダグダな日常。
まぁ、わたしの日常も似たようなもの(だった?)なので、なんか、共感できる物はあります。

ダウナー系というほど、ダウナーでもないのは、やっぱり、生きるのを楽しんでいるからで、それはやっぱり、母が偉大だからだと思います。
そう、「猫背を伸ばして」。

この雑な絵が語る、真実は重い。

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ハイスコアガール3

あ、無い……。

わたしは、いつも日高さんのもやもやにすぐシンクロしてしまいますが、ハルオのスタンスは、一貫してて、これがこのマンガのすごいところですね。
バーチャの時代。格闘ゲームが、一番熱かった時代です。

さりげにアキラで、独歩頂膝(ヒザ蹴り)からの鉄山靠とか出しているのが大野のキャラを表現していて、知っている人はニヤニヤですよねぇ。

なあ、本屋行くなら、ゲーメスト買ってきて。

そんな時代。

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ハイスコアガール2

最強のツンデレ少女大野さんのあとに出できた小春ちゃん。

いろいろかき方があるんだなぁと感心します。そして、つくづく恋って、一人でできるよねぇって思ったりも。

なんか、すげー切ない話になってきた。しかも、これって、小春ちゃんにあんまり勝ち目がなさそうなところが。
感情を出してしまう人間と、出さない人間だと、傍目、出さない人の方が強い気が。

でも、小春の「大嫌い」がよいです。

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ハイスコアガール1

場末のゲーセン。懐かしいな。

いやいやいや。わたしの格闘ゲームは、スーファミの「ストリートファイター2ターボ」だし、その頃は、もう大人だったし。
ゲーセンに行ったのは、それから、バーチャ時代までだし。
小中学校時代は、ゲーセンというより、バッティングセンターだったし。駄菓子屋の前にあったのは、インベーダーゲームや、ギャラクシアンだったし。

それでも、この風景は、懐かしい。微妙に全部混ざって、多分、記憶自体がねつ造されていると思うんだけど、これこそが、自分がたどってきた時代を切り取ってくれているような気がする。
多分、それは、このお話が、ものすごく限定された時代のものでありながら、どこか普遍的なところがあるんだと思います。

なにかに夢中になって、多分、世界から浮いている自分。そして、はみ出した自分を受け入れてくれる避難所のような場所。
最近は、全くといっていいぐらいゲーセン行ってないな。でも、行ってみても、あのアジールみたいな空間は、そこにはもうない。
そういう意味では、これ、喪失の物語なのかも。

ヒロインがしゃべらないラブコメ(?)も、なかなか素敵です。