109ばんめのぼくの姫
める様の最初の1冊。
作者の「好き」の要素は、ほぼこの1冊ででている気がします。
少し年上のお姉さんへの憧れ。ほっとけない弟の様な男の子たち。
昔話のような世界観。
純朴で、ときにはお馬鹿の様に見える王子さま。
自分らしく生きたいと願う個性豊かな娘たち。
旅、お妃選び、魔法の数々。
「めるへんめーかー」という、名前がまさに、作品を表しています。
なんだろう。
まあ、やっぱり恋愛マンガが関係を先にすすめていかないのには、それなりの理由があるなぁと思います。
読者の感情がやきもきするのが恋愛もののおもしろさだとすると、たしかに付き合った後の感情って、ちょっと、停滞しているというか、まあ、めんどくさいものになってくるなぁと。
片思いの時には、相手がどう思っているのかは想像でしかなくて、まあ自分の感情にだけ目を向けていれば良かったのが、それだけではすまなくなってくる。
そのすまなくなっていく感情(しかも、そんなん二人の間の話やんというもの)を、どうやって、おもしろく読者に伝えていくのかというのは、けっこう難しそうです。
でも、期待しています。