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まるいち的風景2

まるいち、完結編。
そういえば、柳原 望のマンガを読むきっかけは、このマンガを買ったからなのでした。文庫で他にも出ているということで、「お伽話」シリーズから読んで、やっとここまでたどりつきました。

この人、絵柄はほのぼのなのですが、話は、本当に辛口ですよねぇ。
かきようによっては、まるいちは素晴らしいロボットで、ほのぼのするよ~というお話だけでやっていけると思うのですが、もしいたら、こんな嫌なことも起こってくるということを次から次へとたたみかけていく。

その上で、それでも……。という展開が、すごく強い。

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ピコピコ少年SUPER

絶頂からのまさかの大転落。
SNKが昔のゲーム作っていた頃のSNKならば…せめて、パチンコ屋のSNKならば、なんとかなったかもしれないんですけどねぇ。と、こっちの話は、ため息しか出てこない。

それでも、わたしたちは、連載再開を待っています。
スクエニが、大金払って頭下げてもいいから、謝ってかかせて貰えるようにすればいいのになぁ。

最終話は、Webで無料公開されたのですが、アクセスが多すぎたのが、まったく見られなかったです。
あのあたりの事情をみんな心配しているのが良くわかるエピソードだと思います。

しかし、けっこう、この人もててないか?

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SHE IS NOT THERE パトロール伝説1

いよいよ、「パト伝」です。
まずは、真砂流の復活。
今まで、デーヴァダッタは黄泉の王以外には女しかいなかったのですが、どうやら、真砂流は新型のデーヴァダッタになったもよう。
このからみで、「最終戦争シリーズ」と「ふふふの闇」とがくっついていく構想があった(もしくはある)のかも。文庫版のあとがきでは、しきりに、「ふふふの闇」も合流するとかいてました。それはそれで楽しいと思うのですが、下手に合流すると、登場人物の説明がまた必要になったりするので、難しいのではないかと思ったりもします。
まあ、「最終戦争シリーズ」だけ読んでいて、「ふふふ」を読んでない人はいないかな??特に、同人誌に手を出しているような人間は。
黄泉の王が、代替わりしたとのか?とか、いろいろ思うのですが、今のところは、先をお楽しみな感じです。

まあ、永都と小角と真砂流が並ぶ絵というのは、なかなか、マンガではできないことだとも思えるので楽しいです。
しかし、そんなに似てるか?とも思うのですが。

「彼女がここにいない」というのは、よく考えたら、けっこう「最終戦争シリーズ」では、底の方にいつも流れているフレーズですねぇ。小角にとっては、もちろんセラフィムですが、星野にとっては笑。唯にとっては侏羅。竹流にとっては唱。
いつも、誰かがいないなかを、心に穴をあけたまま生きていかなければいけない。

SHE IS NOT THERE
パトロール伝説(1)

山田 ミネコ

あとりえだば
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沙村広明,読書アフタヌーンKC,沙村 広明,無限の住人,講談社,

無限の住人23

意地を通す逸刀流。
まあ、今まで散々好き勝手にやってきたのも、意地ためだけだったといってもいいのかもしれない。

話としては、ものすごく分裂してきた感じもしないではない。凜は、この先どうしたいんだろうと思います。

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クラスはよみがえる 学校教育に生かすアドラー心理学

昔、読んだ時よりも、ずっと信じています。
まあ、今でもこの人の語り口は、ちょっと腹立つものはあるのですが。
でも、書かれていることは、全面的に正しいと思います。

まあ、工夫は全部、学校に丸投げですけどね。でも、まったくダメダメなことを丸投げしているのではないので、真面目に受け取るべきだと最近は、思っています。

ただ、いつも気をつけるのは、テクニックとして使わないようにということです。人を自分に従わせたいわけではないということは、いつも気をつけています。

それはそれで、それなりの効果があったりするので、怖いです。