STEEL BALL RUN 6
もう、理屈なしにノンストップです。
DIOになにが起こっているのか。話をちゃんとおいかけられている人はいるのでしょうか。
…わたしには、無理です。
でも、宝物争奪戦になって、加速して、そしておもしろい。
実は、石田 衣良を読むきっかけになったのは、この作品のテレビドラマ「ビッグマネー」1でした。
まあ、あんまりテレビを見なくなってた時期だったので、かなりいい加減にしか見られてなかったのですが、なんか、気になるドラマでした。
これに出てくる老人が、植木 等で、これが格好いいんだ。
で、原作の「波のうえの魔術師」という原作があることを知って、読もうと思って、石田衣良に手を出したわけです。
あれから、数年(笑)。やっと、読めました。
老人の名前は、小塚。やっぱり、格好いいわ。
まあ、株の話はよくわからないので、途中、「なんのこっちゃ??」っていうのはあったのですが……。
ちなみに、これ、妹も読んでました。
「全然、おもしろくなかったわ」
という感想でした。
株とか、マネーゲームに、全然理解や愛がないのは、そういう血だからかもしれません。
でも、それなのにあの無精な人が(スマン)最後まで読んだというのはけっこうすごいなぁと思いました。
なんか、読ませるものがあるみたいです。
ずーーっと、ちょっとずつ子どもたちに読み聞かせしていた「チョコレート工場の秘密」です。
自分では、もうちょっとはやく読めていたのですが、感想は、バタバタしていたので今になりました。
実は、この柳瀬訳、はたして本人がいうほどいい訳かどうかは、ビミョーです。
なによりも、読み聞かせして思ったのは、これは目で見る文章であって、声に出して読む文章ではないなぁということです。
なんか、微妙に読みにくかったです。
でも、それにもめげずに、子どもたちはよく聞いていましたし、楽しんでいました。
多少、「うーん」とヘンな感じに思うところはあります。
結局、大人にとっての「いい子」っていうのが、1番いいという話なのかということとか、ワンカさんは、いいなりになる子どもがほしかっただけなのかとか?
たしかに、チャーリー、この作品の中では、1番自己主張が少ないです。
でもそれよりも、この本は、ロアルド・ダールの尽きない、ほとんどタガのはずれた想像力を楽しむ本なんだと思います。
特に、工場の中にお菓子の大草原が広がるシーンは、圧巻です。
目をとじて読みきかせしていると、あっちこっちから、ため息がもれていました。
映画では、けっこうどぎつい色の人工的なものになっていましたが、わたしのイメージは、もうちょっと自然なものでした。
それは、それぞれの子どもたちが、ベストなのを想像しているんだと思います。
読み聞かせの期間中に、映画に足を運んでくれた子どもたちが何人も。それから、この本を買って読み始めたよという子が、少なくとも2人。
ほんとうに、子どもにとっては、おもしろいお話なんだなぁと再確認しました。
前巻から、いよいよ最終章です。
セーラームーン以外のセーラー戦士や、タキシード仮面は、ホントに役に立っていないです。
戦隊ものといいつつ、活躍するのは、いつもセーラームーンで、他のキャラは、足手まといな感じです。
それが、このマンガのすごいところでもあるかも。
下手に脇キャラに見せ場をもっていかない。それでいて、ちゃんとキャラクターとしては、立っていると思います。
でも、武内直子は、女の子かくときが1番輝いています。男は、ホントに、オマケのオマケなのね。
美奈子の
「もうとっくにあたしには 命をささげたたった一人がいるわ」
と、レイの
「だからあたしたち、男なんかおよびじゃないのよ」
というシーンは、痺れます。
セーラームーンのなかでも、1番好きなシーンかも。