第8回京いきいきボランティアまつり その2 楽しむ兄弟

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にわとりのしっぽ

その次に遊んだのは、小学校中学年と高学年ぐらいの兄弟です。

「なんか、どれも難しそう」

なんて声が聞こえたので、まずは簡単な「にわとりのしっぽ」から。
最近は、男の子とやるぬるま湯な戦いが楽しいこのゲームです。
もちろん、わたしも、そんなぬるま湯にドッポリ一緒に浸かっております。

いやあ。本当に終わらないんじゃないかと心配しました。
でも、不思議なもんで、続けていると突然閃くモノがあるようです。

今までみんな同じレベルだったのに、急に弟のニワトリが速くなってきました。
不思議。不思議。
そうなると、一気に半周ぐらいまわれちゃうんですねぇ。

まあそれでも、女の子達のように一気に1周でないところがかわいいところです。

こういうのをスイッチが入るというのだな。
その時、弟くんの何かのスイッチが入りました。

お兄ちゃん曰く、

「もう、このゲームは、やだ」

まあ、これは、小さい子の方が得意なゲームなんだよ……。

にわとりのしっぽ

/ Zoch


ガイスター

簡単そうなゲーム……
と思って、まわりを見るとなぜかプレーステーション2用のソフト「ヨーロピアン・ゲーム・コレクション」のおまけのポータブル「ガイスター」が。

これを兄弟で楽しんでもらおう。
ということで、「ガイスター」のやり方を教えて対戦。

1回目、お兄ちゃん勝って名誉挽回。
これがよかったのか、「ガイスター」ものすごく気に入ってくれました。

1試合にそれほど、時間がかからないというのもいいところです。10試合近くを連続で遊んでいました。

何回も続けていると、初期配置や、相手のコマを取るときにメチャクチャ考えるようになりますよねぇ。
これぐらい連続で遊んでいるのを後で見てると、その子が、フェイクをかけるのを覚えたりとどんどん考えて遊ぶようになっていくのがわかって、みていてもおもしろかったです。

わたしは「ガイスター」は、後から見ててもおもしろいゲームだと思います。
それは、子どもには、ちょっと難しいか。

勝率は、結局五分と五分ぐらいでした。
お母さんがきても、集中して続けていました。

ガイスター

/ Drei Magier


ジュニア・ラビリンス

さすがに「ガイスター」も飽きてきたということで、今度はちょっとゲームらしいゲームをしようということで、「ジュニア・ラビリンス」を紹介。

基本は、ラビリンスです。タイル上の宝物を拾っていきます。
ただ、ラビリンスよりもタイルが大きくて、タイルの数が少なくなっています。その分、簡単になっています。

「簡単すぎる」

という話も聞いていたのですが、今日、2人が遊んでいるところを見てみると、子どもにとってはそうでもなさそうでした。けっこう楽しめていました。
「カード・ラビリンス」が7歳以上で、「ジュニア・ラビリンス」が5歳以上です。最初は、この「ラビリンス」からはじめてもいいと思いました。

あと、「ラビリンス」と違うところは、コマがオバケです。
なんで、オバケが、財宝を欲しがるんだろう?オバケなら、道がなくても通り抜けていきそう?
過酷な迷宮では、人間は生きられないのか?
そんないらんことを考えていました。

ただ、タイルが大味になった分だけ、選択肢が減ってしまって、初期配置の運の要素は増えてしまっているかもしれません。
弟が、最初2つぐらいリードしてしまって、終了までその差が詰まりませんでした。

さて、気がつけば、もう夕方。
お客さんを見まわしてみたら、けっこう立ち替わり、入れ替わり、来てくれています。
雨のせいもあったし、やっぱり元々午前中というのは、動きにくかったということかもしれません。