笑って、あこがれて、少し泣いた…

芳崎せいむ,読書

金魚屋古書店出納帳 上

いろいろなところで題名は聞いていて、家に来たお客さんからも、

「『金魚屋古書店』みたいですねぇ」

と言われていて、読まねばと思っていた1作です。 

本好きには、たまらないお話ですねぇ。

「暴れん坊本屋さん」もいいですけど、本当に働きたい、あって欲しいと思うのは、回転の速い普通の本屋さんではなくて、こっちの古本屋さんかも。

ウチにも、こんな空間があれば……。

こんなお店があるということは、とても大切に本がされて、それが流通し続けているということで、そういう世界そのものにあこがれを感じで、ちょっと泣けてきました。

ストーリーは、ただのウンチク話といってしまえばそれまでなんですけどね。

でも、ウンチクに耳をかたむけるのも、すごい好きです。

ここに住みたい…。