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That’s!イズミコ6 新装版

ラスト。
このラストしかないよねぇというラストです。

まあこのラストのせいで、「続編」はあっても、イズミコとゆーこという関係性の物語の続きは、回想以外にはありえなくなってしまったのですけどね。

そこは辛いけれど、潔さでもあります。

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That’s!イズミコ5 新装版

希。
ということで、多分だけれども、「イズミコ」を終了させるために、いろいろ広がった枝葉を整理していこうというパートなのではないかと思っています。

そして、多分これは、サガの枝葉を整理するために出てきたお話だと思います。

でも、整理するためにさらに複雑なキャラクターをふやして、広がらせていくというのは、なかなかできないことです。
天才の発想。

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That’s!イズミコ4 新装版

「バイポーラ」って盛り上がり方からして、全6巻の「ズミコ」の5、6巻ぐらいの話かと思うじゃないですか。それが3巻にあるって、どうよ。

そして4巻目は、イズミコというよりは、サガとユーコの関係性が中心になってきます。

お話の決着のつけかたとしては、この手のマンガでは2種類しかないと思っているのですが、そのどっちにもっていくにしても、枝葉的なところの整理をしておこうという感じだったのかなぁと。

そのへんのバランス感覚としては、「うる星せつら」の後半で、しのぶの落ち着き先を考えた高橋 留美子とよく似ている。物語の構造も、「うる星」と「イズミコ」はけっこう似ていると思います。
そういえば、どっちも、劇画村塾出身でしたっけ?

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That’s!イズミコ3 新装版

「バイポーラ」が始まる3巻目。

何回読んでもおもしろいし、読み直すたびに、この少ないページ数の中に詰まっている話の壮大さにビビります。

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That’s!イズミコ2 新装版

世界制服……。
すばらしいアホや。

シリアスとギャグが、いい具合に組み合わさっているのが、何度読んでも素晴らしい。