子育てハッピーアドバイス2
わかりやすい主張がいいです。
大人も、実は余裕のあるときに、ちょっと考えればわかるのですが……余裕がなさ過ぎるのが、今の問題なのかも。
でも、この本の最大の課題は、本当にこの本をもって伝えたい層には、この本は手にとられないということだと思います。
最後のマンガにあるように、
「次はお父さんが読みな……」
までのハードルが、高い。
そして、この問題が、最大のネックになるのかも。
ただし、わたしがこの本に共感するのは、この本の主張と自分の考えていることが合致するからであって、ちがう思想をもっている人にとっては、どんなに論理的に話しても、
「なにを甘っちょろいことを」
ですまされてしまうかもしれないとも思います。