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シャナラの剣 上

しっかりとしたファンタジーです。

この手の小説は、RPGを意識した物が多いのですが、この本は、「指輪物語」を思い出させる物語です。1

決して、読みやすい訳ではないと思いますが、次が気になる。
わたしは、この小説を読みながら、「旅の仲間」から「二つの塔」までの名シーンが、浮かんできてしかたなかったです。

しかも、上巻、いいところで終わっているんだ、コレが!!

この本を読む元々のきっかけは、

「上巻だけ出て、下巻が全然出ないメチャクチャおもしろいファンタジーがある!『シャララの剣』とい題だ!」

という紹介をしてもらったからです。

まあでも、普通ならすぐ忘れるのですが、実はその話を聞いた直後ぐらいに、本屋さんで上下巻が出ているのを見つけたんですね。
なんと、下巻が出たのは、上巻が出てから20年以上たってからだったようです。

確かに、ここで切られて、続きがなかったら、ずっと気になり続けると思います。今は、下巻もめでたく出版されて(笑)、わたしは、安心して楽しめます。

ただ、シャナラの剣の力については、まだ明かでないのですが、もし力があって奇跡を起こすだけのアイテムだったとしたら、それはちょっと期待はずれだなぁと思ってしまいます。
というか、そうでないことを期待しています。

うん、やっぱり、最強の武器である指輪を最初から手にしていて、それを出来るだけ使わないようにして捨てに行くという「指輪物語」は、やっぱり、希有な物語だったと改めて思います。

シャナラの剣 上

テリー ブルックス


  1. もっとも、RPG自体が、指輪物語によって生み出された物ですし、RPGを元にした小説が、面白くないわけではありません。それどころか、「ドラゴンランス」なんかは、名作です。 []

倉田真由美,読書だめんず・うぉ~か~,倉田 真由美,扶桑社,SPA!COMICS

だめんず・うぉ~か~8

3年振りぐらいに読む「だめんずうぉ~か~」です。

その間に、「負け犬」という言葉が流行したり、ドラマになったり、文庫本になったり……。で、まあ、世間的な状況というのは、あんまり変わっていない気がする。3割の人間が、とっかえひっかえ恋愛している感じ。
でも、自分的には、実はちょっと興味がなくなってきたのかも。

それは、結婚したというのが、大きいな……。
結婚する前は、まあなんというか、こういう男女のお話というのは、もう全然、別世界のお話で、それがおもしろかったのです。

しかし、今回、久方ぶりに読んでみて、こんなあからさまな犯罪者が、本当に世界を歩いているかと思うと、ちょっとゾッとする話が多いですね。
というか、なんでそんなんに惚れるんだろう?

人間って、不思議だ。

あと、くらたまの恋愛は、どうなっているのだろう?

ひとをネタにして、批評している(しかも、微妙にいい人ぶって)場合ではないと思った。

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トンデモ本 女の世界 下

女の世界といいながら、けっこう下巻は、雑多な世界です。

というか、コレ、育児、教育を「女」のカテゴリーにいれて、自分は安全なところから見下す態度は、ちょっといただけないかも。

内容はトンデモではないけど、世界がトンデモとかいわれると、こまります。

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トンデモ本 女の世界 上

なんか、女のトンデモ本は、夢がないような気がします……。

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「超」日本史

うーん。あんまり、面白くなかったです。

しゃべったりすると、また、違ったおもしろさがあるのかもしれませんが、少なくとも、文字で読むたぐいの本ではないな。

古本や行きです。