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2024年1月27日田村由美,読書フラワーコミックスα,ミステリと言う勿れ,ミステリー,小学館,怪談,田村 由美
なんか、オカルトというか怪談に着地したそうなそぶりにも見せていますが、あくまで、ミステリーの方に着地して欲しい思いはあります。
まあでも、はじめから、「ミステリと言う勿れ」ですからねぇ。
2022年7月16日おおぐろてん,読書,黒史郎おおぐろ てん,クトゥルー,クトゥルー・ミュトス・コミック,創土社,怪談,鬼,鬼提灯,黒 史郎
クトゥルー物と日本の怪談が結びつくと、えげつないものができるという……。 西洋人がかくと「未知のバケモノこわい」になることが多いのに、日本人がかくと、なぜか、「バケモノよりも人間の方が深い闇を抱えていてこわい」になりますよねぇ。
今は、おそらくバケモノであろうアザコの方に同情してしまいます。 そうすると、これはもう1回、ぐるっと価値観がまわるのかな。
2021年5月22日柳田國男,読書南方 熊楠,妖怪,妖怪談義,怪談,柳田 国男,角川ソフィア文庫,角川学芸出版,風
柳田 国男と南方 熊楠の論争。 ものすごーく、枝葉のところで論争はしているけど、実は言っていることは同じことではないのか?なんか、同じ現象の見方だけが違うというか、ただ単に言葉の定義の問題ではと思えてきて楽しい。
この手のお話って、放っておくとすぐに変化して、消えていってしまうので、時代、時代に定点観測する人が必要なんだなぁと思います。
2017年8月25日今市子,読書今 市子,怪談,朝日コミック文庫,朝日新聞出版,百鬼夜行抄,風
この手の話の難しさは、怪談そのものではなくて、多分、人情の落としどころなんだろうなぁと思います。 残った思いは大切だけれども、それにこだわり続けているとしあわせにはならない。
ある意味、あっちにいくか、こっちにいるかの選択を迫られる。 そして、出来る限りこっちにとどまって欲しいという思いがあります。
2017年1月29日京極夏彦,読書いるの いないの,京極 夏彦,岩崎書店,怪談,怪談えほん,悪い本,風
怪談えほんのシリーズの1冊。 今調べてみたら、第1期に5冊でて、第2期ら4冊出ているようです。わたしは、第1期の5冊しかしらなかったです。そのうちで、面白そうだと思ったのが、「悪い本」とこの「いるの いないの」でした。
たしかに、古い家の屋根のところにはなにかいそうだなぁと思っていました。
でも、おばあちゃんの反応が、なんというかいいのです。こっちの反応も、ある意味怖い。