子やぎのかくれんぼ
この日、2つ目のゲームは、「子やぎのかくれんぼ」。
なんと、はぷさんなど、木のおもちゃ屋さんで売っている子ども用のゲームです。
すごく簡単なメモリーゲームで、ルールだけ聞くと、
「それっておもしろい?」
と思うようなゲームなのですが、やってみると、大人でも充分に楽しめます。
侮れないぞ。子ども用ゲーム(笑)
今、プレイスペース広島の紹介を見てきましたが、ゲームのテーマは、「オオカミと7ひきの子ヤギ」だったのですね(笑)
えーと、ふせられた6つの缶の下に、子ヤギのコマを各5つずつ入れます。
そして、サイコロを振って、指定された缶の下にいる子ヤギの数をあてるだけ。
「それ、おもしろいの?」
というか、
「缶の下の子ヤギの数は、5つに決まってるやん!!」
という声が聞こえてきそうですが、その通りです(笑)その通りなんかい!!
えーと、正解すると、その缶から1ぴき子ヤギを助けることが出来ますので、だんだん、缶の下の子ヤギの数は変わっていきます。
はやく7ひき子ヤギを集めた(助けた)プレーヤーが勝ちです。
これでも、まあ、注意深い大人なら、どこに何個入っているか、場所が6つぐらいなら覚えられそうです。
さて、ここからは、ルールブックに書かれていない「大人ルール」です。
えーと、誰かが、子ヤギを半分ぐらい集めたら、なんと、6つの缶の場所をシャッフルするのです。
缶は、6つとも色が違いますので、色と数の関係さえしっかり覚えていたら、場所が変わっても平気なはず……ですが、人間の記憶って不思議ですねぇ、こうすると、もう、どれが何個だったのかわからなくなっちゃいます。
嘘だと思うでしょう?試してみて下さい(笑)
えーと、まあ、わたしとかは、記憶力がないので、全然、缶を動かさない状態でも、ナチュラルに間違って、爆笑されたりしますけど……。
なんか、サイコロの目って、偏って出るんですよねぇ。前の人と同じ目を出すと、前の人が直前で開けた缶の中身を当てたらいいだけなので、とっても簡単で、ラッキーです。なぜか、連続して出る人には、この目が出る(笑)
しかーし、間違っているわたしたちを尻目に、ベテランゲーマーさんは、シャッフルにもめげずに、1回も間違えずに子ヤギを7ひき集めておられました。
あれはきっと、常人とは記憶の仕方が違うのですね。
多分、赤、青、赤、黄という感じで、サイコロで出た色を順番に全部覚えているんだと思います。
あぁ、そうすればいいだけか~~。
……、無理です。
子どもとやっても、大人とやっても、けっこう楽しめるゲームだと思います。
|
ヴォルフガング・レーマン,Wolfgang A. Lehmann
HABA
発売日 :
|