どうにかなる日々
ちょっとエッチな感じが、まぁこの人にはあっているかなぁ。
「どうにかなる日々」というよりは、「どうにもならない日々」という感じで、例によってグダグダです。
そこが、嫌いかというと、けっこう好きです。
ちょっとエッチな感じが、まぁこの人にはあっているかなぁ。
「どうにかなる日々」というよりは、「どうにもならない日々」という感じで、例によってグダグダです。
そこが、嫌いかというと、けっこう好きです。
好き。
その感情は、綺麗で楽しいものばっかりではないけれど、その少しドロドロしたところ、どうしようもなくもどかしく、顔から火が出るぐらい恥ずかしさもひっくるめて、誰かに肯定されたい。
そう思うのは、ワガママでしょうか?
女の子にあこがれる女の子のお話。
演劇のお話とかあって、どこか吉田 秋生の「櫻の園」を思い出されるところもあります。
でも、お話が続くので、あれほどピンと張り詰めたものはないけれど、その代わりに、ほんわかとした雰囲気があります。このスローテンポな雰囲気が、いいです。
これは、絵柄が生み出すものかもしれません。
マスコミは、自分の責任を人になすりつけるのが得意ですね。
自分はさも中立なふりをして、親切顔で、火種をまく。
つくづくそう思った。
まあそれは、この本の作者も一緒。
はっきり言って、どこかで誰かがわたしの悪口を言っていたからといって、それをわざわざ御注進するのは、親切でもなんでもない。
なんか、ケンカでもおこんないかなぁと楽しみにしてるだけ。
まあ、中身についていえば、自分がかかわっただけあって、パソゲーの話が1番おもしろいし、力が入っている。
でも、上記の理由で、あんまり好きではないなぁ。
封印作品についていうなら、例えどんなに不快な作品であっても、作品そのものは、抹殺されるべきではなく、議論されていくべき者ではないのか?
そして、それを議論していくのは、つくった者ではなく、それを受け取る側の人間の義務であるような気がする。
しかし、そう言いながら、その刃が自分に向いたとき、やっぱり、同じようにそう言えるかどうかは、あんまり自信がないけれど。
安藤 健二 / 太田出版(2004/09)
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