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なんか、帰ると言っていた時刻と、実際に帰った時刻が30分ぐらい違っていた従姉達ですが、彼らが帰って、そろそろゲーム会自体も、おひらきの時間です。

ゲームを終了して、テーブルを片づけて。
家族向けのゲーム会ということで、午後5時にゲーム会自体は終了します。

さて、それからは、スタッフたちのミーティングの始まりです。

スタッフミーティングは、会場によって持ち方はいろいろです。
「ゆうもあゲーム会・大阪」の場合は、場所をゆうもあの事務所に移してすることが多いです。

今回の京都では、かなり遅い時間まで会場を借りることができるということで、会場の「ひと・まち交流館」で、そのままミーティングに突入です。

夕ご飯のおにぎりを食べながら、反省会。
どんなゲームが、ウケてたよ~とか、そんな感じの話です。
難しいのは、持ってくるゲームの数ですねぇ。たくさんありすぎると、目移りしちゃって、オススメがどれかわからなくなっちゃいますし(ゲームの箱が積み上げられると、やっぱり下の方にあるゲームは遊ばれない傾向にあるようです)、だからといって、減らしちゃうと、「あのゲーム、もう1回したいよ~」の声に答えられなくなります。

大人のゲーム会だと、このあたりは、Webに「このゲーム希望」などと書き込むことで、ある程度、希望に添えることができるのだと思いますが、子どもたちが、ゲームの名前を覚えて帰って、サイトにアクセスして、書き込むというのは、けっこう難しいような気がします。

もっとも、お父さん、お母さん方なら、コンピュータの操作ができる方も多いですので、そういった情報をどんどん、よせてくださればよいなぁと思います。
「ゆうもあ」のWebサイトの方も、地域別の掲示板が立ち上がり、最近ゲーム会の開催された「近畿掲示板」は、かなり活発に動いています。
このあたりから、みなさんの希望を聞けていけたらよいなぁと思っています。

ご飯を食べた後は、もちろんゲームですよ(笑)

とにかく遊んでみたいというだけでなく、「ゆうもあ」のスタッフは、定番ゲームをたくさん知っていなければなりません。
自分の知らないゲームは、やっぱりオススメしたり、インストするのは、難しいものです。
特に、小さい子ども向けのゲームというのは、ゲームフリークの方でも、ゆうもあに参加されてはじめて触れられた方も多いです。

もちろん、ゆうもあの会員たるもの最新のゲームも未プレーというわけにはいきません。「アップル・トゥ・アップル」など、最新の国内のゲームの動きから、「アルハンブラ」など海外の動き、いろいろなゲームもプレーしておかなければなりません。
重たいゲームや、とまどいながらの最初の実験プレーは、やっぱり、今までゲームに慣れ親しんでおられない方にとっては、敷居の高いものだと思います。

ゲームは、人から人へ伝えていくのが1番。最初の難しい部分は、スタッフにお任せあれ。
そして、慣れてきたら、きっと自然に自分でルールを読みたくなってきます。

「このゲームあるんだけど、ルールブック読んでもあんまり意味がわかんなくて、遊んでなかった」

という方が、最近、よくゆうもあゲーム会に参加してくださっています。
その部分の敷居をできる限り、低くするために、ゆうもあは日夜、努力しているのです(ドン!ドン!

熱い。熱いぜ(爆)

ということで、遊んだゲームは、「アップル・トゥ・アップル」、「ボーナンザ」、「バンボレオ」、「ブロックス」、「ピッチカー」等々です。

えーと、わたしの語った趣旨とあってるゲームって、最近日本で発売された「アップル・トゥ・アップル」しかないですねぇ。
スタッフミーティングというと、大人ばっかりなイメージもありますが、京都の場合は、家族連れのスタッフの方も多いですので、「ゆうもあゲーム会」2次会的なイメージも強いです。

あと、これからは、学生のボランティアの方などにも、積極的に参加を呼びかけていくつもりなので、そういう方がたくさん来られたら、そういう方にゲームを伝えていく時間にも使っていかなければなりません。

これはこれで、「ゆうもあゲーム会」とは、また違った楽しみがあります。

「どんな雰囲気なんだろう?」

と思われる方は、ぜひぜひ、スタッフ側にまわっていただきたいです。

大丈夫です。ボードゲーム歴1年のわたしでも大丈夫なんですから。
わたしが、ゆうもあに飛び込んだときは、ボードゲーム歴なんてほとんどなかったし、どこでゲームを手に入れたらいいのかすら知りませんでした。

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9月、第2回目の「ゆうもあゲーム会・京都」に参加してきました。
連休中の真ん中ということで、前回に比べて参加者の数は若干少ない50名程度でした。

たくさんの方が、ボランティアのスタッフとして参加して活動してくださいました。
今回は、スタッフの数も充分。60名ぐらいまで大丈夫そうでした。

朝日新聞効果もあったようで、大津からも2家族ほど参加されたそうです。
わたしの従姉も2人の子どもをつれて初参加してくれましたので、大津からの参加3家族???
↑ これ、けっこうすごい数字ですねぇ。

宇治の「いわき ぱふ」のお店の方も、ゲームを知るためということで、見学してくださったりといろいろな方面にも活動が広がっているようすが見えました。
この方、わたしと妹がはじめて「ぱふ」に行ったときに、ゲームの紹介をしてくださった方でした。

今回、遊んできたゲームは、

「はらへったワン」(4人)
「にわとりのしっぽ」(4人)
「彦根カロム」(2人)
「ガイスター」(2人)
「ピッチカー」(3人)
「そっとおやすみ」(6人)

「アップル・トゥ・アップル」(7人?)
「ボーナンザ」(5人)
「バンボレオ」(3人)
「ブロックス」(4人)
「ピッチカー」(6人)

ぐらいかな。

インストだけしてきたゲームは、

「カヤナック」(4人)
「おしゃれパーティ」(4人)
「穴掘りモグラ」(4人)
「アップ・ザ・リバー」(4人)

おぉ。
ちゃんと仕事してるじゃん(爆)

「ドキドキわくわく相性チェックゲーム」が遊ばれているのが、すんごい気になっていました(笑)

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きょうは、第1回のゆうもあゲーム会・京都の日です。

場所がわかるかなぁというのが、方向音痴のわたしの心配です。

もっていくのは、小さなカードゲーム中心に。

「ノイ」
「6ニムト!」
「ボーナンザ」
「コンチェルト・グロッソ」
「ハムスター」
「ハンカチ落とし」
「そっとおやすみ」
「ワードバスケット」
「はげたかのえじき」
「トラベルアバロン」
「こぶたのレース」
「ガイスター」
「スティッキー」
「オセロ」

ぐらいかな。
いちよう、初めての人が多いという視点で、自分なりに集めてみました。

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ボーナンザ

これを

「やりたい。やりたい。どうしても、やりたい」

といリクエストがあったのですよ。
この熱烈なリクエストしているのは、小学2年生の子だから、衝撃的です。

ゲームの説明書によると、このゲーム12歳からです。
小学2年生というと8歳ぐらい。
さすが、ゲームファミリーの子どもさんです。

「メンバーは、どうするの?」

「あたし、おっちゃん、おばちゃん、お父さん」

おばちゃん……よそのお母さんですが、その人も一緒にするんや。
でもまだ問題が。

「あのお母さん、このゲーム知らはらへんと思うけど、おっちゃんはこのゲーム知ってるけど、人に教える自信がないぞ」

威張って言うことではありません。まあでも、ちゃんと言っとかなくて後々不幸になるのは悲しいですから。

「お父さんが、教えてくれるから大丈夫」

そこまで言うなら、遊びましょう。
お父さん、インストよろしくお願いします(笑)

ということで、ゲームスタートです。

「ボーナンザ」は、いろいろな種類のお豆の絵のかかれたカードを使うカードゲームです。
交渉ゲームといわれるゲームで、自分のカードを人にあげたり、人とカードを上手に交換したりしないとなかなか勝てないゲームです。

交渉というのは、人のほしいものを察知し、そして自分の利益を考えて、相手も自分も納得するような条件を考えなければなりません。
だから、ゲームとしては、かなり高度だと思います。

でも、これこそ、テレビゲームにない部分で、実際に人間同士でゲームをやっている醍醐味です。
わたしは、人にブラフかけるのと同じぐらいボーナンザの交渉が大好きです。

でも、2年生に人生の甘いも辛いも知り尽くした大人たちと交渉していく力なんて、あると思います?
ぼくですら、この子の4倍近く生きてきているわけです。
もう、大人3人の間にはさまれれば、チョイですよ。チョイ。

「きみなんで、6豆とか、8豆とか、えらい効率いい豆そろってるなー」

「ちょうまって、また収穫ですか?しかも、4ターラー?」

あれよあれよという間に、2年生の前には、お金の山が(笑)

「すごいなぁ、どんどんお金貯まっていくやん」

「それはね、ちゃんと人にもあげているからだよ。人に『ハイッ』ってやさしくしてあげたら、ちゃんと人からも『ハイッ』てもらえるんだよ。
あいても、自分も、うれしい気持ちがいいんだよー」

おお、それって、交渉の極意かも。

わたしの記憶がたしかなら、トップはもちろん2年生の子だったのですが、たしか20ターラー、いや、25ターラー以上やったかも。見たこともない大金が、この子の前に並んでおりました。

こ、子どもって、すごい。

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ブラフ

待ち合わせの時間です。
いつもの3年生。まーさんです。

「今まで、したことないのがしたい」

うーむ。したことないのは、いろいろな事情があって(たいがいは時間が足りない)したことないのであって……。しかも、2人でできるゲーム。

ちょっと、「ボーナンザ」という選択肢が頭に浮かんだのですが、2人だし、何より時間が絶対足りない。

目に入ったゲームが、「ブラフ」です。
でも、このゲーム、かつて3年生とやろうとして、動かなかった記憶があります。
3年生の子たち、まじめな子が多いので、ビットしたり、ブラフの宣言(チャレンジ)したりということにふんぎりがつかなくて凍ってしまっていたんですねぇ。

「そう言や、まーさんもあのときいたっけ?」

と聞くと、うんうんとうなずいています。
まーさんは、けっこうおとなしい3年生のなかでも決断力のある方だし、2人だったらいけるかな?

ということで、「今までしたことがないゲーム」というリクエストからはちょっと離れてしまいましたが、今回のゲームは、「ブラフ」です。

「はい。サイコロ振ります」

もう、1回やったことがあるだろうということで、いきなりスタートです。

「おっちゃんから、ビットするよ」

自分のサイコロをのぞくと、「1」が3つ。
あんまりきついビットをするのも何だからなぁということで、オーソドックスにいきます。

「『1』が3つ」

まーさん、サイコロを確認しております。

「えーと、サイコロの数を増やさないといけないんだったけ?」

「うん。もしくは、目の数を増やすのでもいいよ。今、『1』が3つだから、『2』が3つとかでも、OKですよ」

前は、全然、ゲームが動かなかったのですが、けっこうちゃんとゲーム覚えています。

「うーん、じゃあ『4』が4つ」

わたしのところ『4』が1つもありません。ま、いっとこうか。

「ブラフ!」

「どうするんだっけ?」

「カップをあけて、サイコロの数を数えます。おっちやんは、『4』は、0。まーさんは?」

「3つ」

「合計3こですので、まーさんのサイコロが1つ減ります」

「あー、これ、なくなったら負けやったっけ」

「そうです」

さて、2ラウンド目。サイコロは、りん5個、まーさん4個の合計9こです。

コロコロ。
最初にビットするのは、前回正解のわたしです。
「4」が3つに「★」が1つかぁ。
けっこうかたよった目が出たなぁ。

「『4』が4つ」

めちゃくちゃ素直でしょ。でも、サイコロ9個でいきなり4個のビットは、相手にしたらイヤかも(笑)

「えー、4つ?うーん」

と迷って、

「『3』が5つ」

またしても、わたしのサイコロにない数字(笑)

「ブラフや!」

相手の「3」と「★」、わたしの「★」をあわしても3つ。
今度は、サイコロ2つとりです。

ここで、お迎えのあーさんがやってきました。

「やめる?」

「ううん。最後までする」

よく言った。では、一気に終わらせるからね。

3ラウンド目。サイコロは、りん5個、まーさん2個の合計7個。
しかも、ビットを始めるのも、わたしからです。

コロコロ。「★」が3つ。
きょーれつやなぁ。
うーん、どうしよう。ここは、素直にいこう。

「『★』が3つ」

「★から、★にあげてもいいねんなぁ」

「いいですよ」

「じやあ、『★』が4つ」

これは、参った。次のビットは、サイコロ8つですから、ビットできません。ビットするとしたら、「★」が5つまであげなければなりません。

そうすると、わたしのサイコロ3つが★なので、相手の残りの2つのサイコロ全部が★でなくてはいけません。それは、あり得ない気がします。

でも、こっちに「★」が3つ。相手のサイコロのどちらかが「★」。これは、充分にありそうです。

振りなおしのルールは、まだ教えていません。教えていたとしてもこの状況で「★」のサイコロを出して振り直すのは、あんまり有利とはいえないかも。
ちょっと悩みましたが、

「ブラフ」

相手のサイコロは?
「★」が2つ。なんちゅう、出目だ(笑)
あー、上げとけばよかった。
サイコロ1個マイナスです。

4ラウンド目。サイコロは、わたしが4個、まーさんが2個です。

コロコロ。

今度は、まーさんのビットからです。

「『3』が3つ」

そう来たか。
人数多いブラフも、おもしろいのですが、2人でやるときの緊張感も好きです。
わたしのダイスは、★なし「3」が1つだけ。
相手が、「3」のゾロ目、または「3」と「★」、「★」のゾロ目でない限りブラフです。
そんなに続けて、ゾロ目が出るもんかい!

「ブラフ!」

あけてビックリ玉手箱。「3」のゾロでありました。
わたしのサイコロ、マイナス1。

5ラウンド目。サイコロは、わたしが3個、まーさんが2個です。

まーさんのビットから。

「『2』が2個」

「おっちゃんのサイコロには2がない!ブラフ!」

「2」は、1個でした。
まーさん、サイコロ、マイナス1。

6ラウンド目。サイコロは、わたしが3個。まーさんが1個。

宣言は、わたしから。
「★」と「2」と「4」。うーん。

「『4』が2つ」

出目を「5」にするか、サイコロの数を3つにしないといけない究極の選択。相手に「2」があるとやっかいですが。

「『3』が3つ」

「ブラフ!」

相手の「3」とわたしの「★」で、「3」は2つ。
まーさんは、サイコロ、マイナス1。
サイコロ、0個になって終了です。

友だちが来た瞬間、急に勝ちだしてどうしようかと思いました。

「えー、わたし、このゲームしらん。教えてー」

と、あーさんが、言っております。
うん。転校するまでに、1回やろうね。

こうして、書いてみてはじめて気づいたのですが、全部、「ブラフ」とわたしが言っていますなぁ。
うーむ。疑り深い性格かも。