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4月のうつぼゲーム会が、終了しました。

連休の始まりの日曜日という好条件もあってか、たくさんの方が
来てくださいました。
最高時には、40人以上の人が、靱会館の一室に。
盛況です。

わたしが遊んだゲームは、

「ハムスター」
「ハムスター」
「ハムスター」
「クレージーチキン」
「ヒューゴ」
「ガイスター」
「ノイ」
「カルカソンヌ
(追加セットⅡ)」
「アンダーカバー」

などなどでした。 

わたしが、オススメしたゲームは、

「ヘキセンレンネン」
「穴掘りもぐら」

などなどでした。

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「うー、なんぼ!」

ってこのネタ、以前使いましたよね。

「カルカソンヌの赤い箱のやつ」も、ちゃんと研究中ですとも。

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バーゲンセール

ゲームファミリーの方は、家でもゲームが出来るのですが、「うつぼゲーム会」まで足を運んでくださるのは、いろいろな理由があると思います。
普段とは違うメンバーでゲームが出来るということ、また、家にはないゲームも「うつぼゲーム会」にはあるかもしれないということなどです。

ゲームファミリーの子どもたちも、同じような願いを持って「うつぼゲーム会」に参加してくれています。同学年のぐらいの友だちとゲームを遊ぶというのは、けっこう貴重なことだと思います。年齢というよりも腕が同じぐらいのレベルの相手というのも、大切です。
また、やっぱりお家にないゲームをやってみたいというのも、子どもたちにとっても大きな理由になっているようです。

ということで、小学2年生の子をいろいろとゲームに誘いますと、

「やったこと、ないのがしたいなー」

とのことです。

「具体的には?ここには無いの?」

窓際に並べられたゲームを見ながらの会話です。

「えーと、わたし『カルカソンヌの赤い箱』のやつやりたいの。ここに来たらあるって、お父さん言ってはったもん」

はいはい。「カルカソンヌの赤い箱」のやつといえば、「カルカソンヌ追加セット2 -商人と建築士-」のことですね。
なぜ2年生が、そんな情報を(笑)
というか、さすが「門前の小僧」です。

普段、お父さんとどんな会話しているんでしょう?

「お父さん、わたし『カタン』の初期配置について考えてたんだけど……」

「『カルカソンヌ』は、2点都市をいっぱいつくって、草原で点数取るのがお得だよね……」

すいません。妄想です。
でもなんか、楽しそうだ。

で、「カルカソンヌの赤い箱」のやつですが、残念ながらこの日は、「うつぼゲーム会」にはありませんでした。
お父さんが嘘をついたわけでは決して無く、多分、今回遊ぶ予定のゲームのリストのなかからもれていただけだと思います。

「それは、ないねぇ。普通の『カルカソンヌ』は?」

「カルカソンヌ」は、2人でもけっこう楽しいゲームです。

「普通のは、家でもやれるからなー」

好きなゲームを選んでねと言われてこの子が選んだのが、「バーゲンセール」です。
お家のカバンから出してきてくれました。

キミ、それは家でやれるゲームやん!

というツッコミはおいといて、このゲームで遊びます。

「では、説明をお願いします」

わたしにとっては、はじめてのゲームです。2年生にインストを頼むなよ。
ルールは……日本語訳はお家においてきたようです。

どうやら、カードは、3種類にわけられるようです。買い物のリストのカードとシャツカードと落とし物カードです。

まずは、買い物リストカードの説明をしてくれます。
「このカードにかいてあるシャツをさがすの」
カードには、自分が買うべきシャツの「サイズ」と「模様」と「色」と「形」のうち3つの情報がかいてあります。

どうやってさがすかの説明です。

「シャツと落とし物は、こっちに裏むけにバラバラってするの。
それで、『スタート』って言ったら、リストを1枚だけ表にして、それと同じシャツをさがすの。
さがすのは、片手でしないといけなくて見つかったら、もう片一方の手で持つの。
1枚のリストで、3枚シャツを買うの。
3枚持ったら、リストとシャツを1まとめにしておくの」

どうやら、「アッフェンラッフェン」の様にカードをめくっていって、必要なカードをゲットするゲームのようです。
だいたいわかった。

「それで、次のリストにいって、全部で9枚のシャツを集められたら、その人が『手をはなせ!』って言うし。
そうしたら、バーゲンセール終わりなん」

「なるほど。だいたいわかったわ」

ということで、ゲームスタートです。

「スタート」

の声とともに、2人ともリストカードを1枚めくって、バーゲンセールの商品を漁りはじめます。

「あっ、そうや。こういう落とし物をとったら、数字のかいてあるヤツは自分の前においておくの。数字のないヤツはまた山にもどすの」

なるほど。財布や携帯電話なんかには、数字がかいてあります。ボタンや入れ歯(!)なんかには、数字がかいてありません。

めくってさがすゲーム苦手です(笑)
子どもの方が、速くカードを集めていきます。

「9点の内7点あってたらいいし」

と、めくりながら教えてくれます。
えっ?どういう意味?
なんか、ルールに追加があったようです。
でも、バーゲンセールは、真っ最中です。お買い物客は血走った目で、シャツをさがしていますので、のんきに「今のどういう意味」と聞く雰囲気ではありません。

「ちょっとまって。速くカードさがした人が勝ちじゃないの?」

てっきり、正確さとスピードが問われているのだと思っていましたが。

「あとで、点数計算するよ」

点数。今まで意識しなかったけど、シャツには値段がついています。これが点数なのか?

「手を離せ!」

おわ。ビックリした。
思わず警察に、「手を挙げろ」と言われているのかと思ってしまいました。

「じゃあ、得点をけいさんするし。
おとーさーん」

待て待て待て。お父さんは、今、別のゲームの真っ最中や。
でも、お父さん来て、点数計算を教えてくださいました(スイマセンでした)。

えーと、なんとシャツですが、完全に条件に合っていなくてもOKなのでした。それが、途中で教えてくれた「9点の内7点あっていたらいいし」の意味でした。
つまり、リストには、3つの条件がかいてあります。だから、すべてリスト通りの買い物をすると9つの条件がそろうことになって9点です。でも、9つの条件のうち2つまでは違っていてもよいというルールがあるのでした。

それからもう1つ、シャツの値段なのですが、これは、バーゲンセールなので安くおさえなければならないのでした。具体的にいうと、合計で80ユーロ以下にしなければなりません。80ユーロを超えてしまうと、そのシャツ3枚は、0点になってしまいます。
ただし、1品80ユーロというブランド品のシャツもなかには混ざっています。そういう高級シャツは、3枚とも80ユーロの高級シャツの場合だけ点数が入ることになります。このときは、高級品を集めたということで、ボーナス得点も入ります。

わたしが、泣いたのは、こっちの値段のルールです。
そんなの聞いてないよー。ということで、80ユーロのシャツが1枚混ざっていたりします。

結局、子どもの方は3組9枚のシャツをゲットして、それぞれ7点ずつぐらい固く取っていて21点ぐらいです。
わたしの方は、7枚ぐらいのシャツをゲットしていて、1組は80ユーロ以上で点数無し。残る1組は、条件すべてあっていたので9点と条件すべてあっていたボーナスで4点です。残りの1枚は、計算しないようでした。

それに、拾った価値のある落とし物の点数をあわせて、合計得点がでます。

「なんか、なっとくがいかないのですが…」

「今度までに、ちゃんとルール覚えといてや」

はい。
今、ちゃんと、購入して研究中です。

若干、複雑に感じるところもあるけど、けっこう小さい子にも楽しめそうな感じです。
バーゲンセールの商品をおくから取ってくるような感じが、よく出来ていて楽しそうです。

次回は、きちんとしたプレーをレポートできると思います。

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ダイナマイト

さて、5歳の彼ができるゲーム、他に何があるかなぁと考えて、出てきたゲームが、「ダイナマイト」です。

今度は、引き算のゲームです。
さすがに5歳に引き算は、難しいかなぁ。と思ったのですが、数字が減っていく様子が、視覚的に理解できれば、けっこう楽しめそうです。
そこで、取り出しましたのが、「カルカソンヌ」の点数ボードと、コマ1つ。
これでまず、20のところにコマをおきます。そして、数字が減っているごとにだんだんとコマを0に動かしていくわけです。
本当は、火が燃えているような絵であったり、ダイナマイトの絵であったりする方が、よかったのですが、まあ、今回は贅沢を言ってはおれません。

スタート。思った以上に簡単に、ゲームに入り込むことができました。
コマを動かして、視覚的にわかるようにしていましたが、そんなのなくても大丈夫だったかもしれません。
ときどき、大きなカードを出して、

「それは出せないよ」

という場面はあったのですが、充分、楽しんでプレーしていました。

ここでも、彼のプレーは、とにかく攻めのプレーです。特殊カードがあれば、絶対それから使ってきます。
特に、「2枚引き」と「リターン」が好きで、手に入ればそれを速攻で使ってきました。

わたしは、席順がとなりでので、結構、「リターン」で返されたりしておりました。

でも、このプレーには、欠点が。
このゲームの特殊カードは、時間が進まない出しても絶対に安全なカードなのです。
その安全なカードを先に先に出してしまうと、いざというとき、「残り1秒」のときなどに手番がまわってくると、自分が出せるカードがなくなってしまうんですねぇ。
だから、ここぞという時のために温存しておくのが、勝つためのセオリーです。

「おっちゃんやったら、そのカード、大事に残しとくわ」

とちょっとアドバイスもしてみたのですが、何で残すのかわかんなかったみたいです。
それ以上に、

「なんで、敵の言ってること、聞かなくちゃいけないんだ?本当とは、限らないぞ!!」

というのが、あったりして……。

でも、そんなプレーでも、彼のところでばっかりダイナマイトが爆発するということはなく、彼自身も、すごく楽しんで、プレーしていたので、よかったと思います。

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看板娘

次回が、最終回となります。

むー。
これもまた、記憶がどんとん薄れているときに、ややこしいゲームが残ったもんだ。

えーと、「看板娘」は、大きな箱のゲームでした。
なぜか、あのタバコをくわえた悪そうな(?)娘さんの箱の写真は、以前何回かネット上で見ていたのですが、「カルカソンヌ」ぐらいの大きさだと思っていました。
それが、実物を見せてもらえば、でかいでかい。イメージと違っていたので、ビックリです。

でも、さらにビックリは、このゲームは、ボードを3つ買えば、15人でプレーできるのだそうです。
3つテーブルを使って、3つボードを広げて、テーブルとテーブルの間をいったりきたりする感じでしょうか?

今回は、1つのボードだけでプレーです。
お買い物のゲームです。
それは、「看板娘」という日本語訳のタイトルと、箱の悪そうな娘さんからもなんとなく想像できます。
でも、想像できなかったのは、その謎の世界です。
舞台は、川の流れているジャングル???石畳の道???
でも、箱のタバコくわえた娘さんは、いかにも下町という雰囲気なんですが。
しかも、お店にはハンバーガー(らしきもの?)まで売ってるし。
そして、ゲームの目的は、謎の神像を3つあつめること。
いったい、どういう世界観なんでしょう。誰か、この世界を舞台に小説を書いて、わたしに説明してください。

ゲームはまず、ボードにお店を配置することからはじめます。
お店はタイルになっていて、それをボードに配置していきます。だから、ゲームをするごとにお店の配置は換わっていきます。
このあたりは、「カタン」なんか同じ感じです。
タイルは、ボードにおけるお店の数よりもかなりたくさんありますから、1回のプレイだけでは、遊び尽くせなくなっています。

お店は、普通に特定の品物をお金で売ってくれるお店、普通に特定の品物をお金で買ってくれるお店、特定の品物と特定の品物を物々交換してくれるお店などがあります。
ただし、最初のうちは、どのお店にも品物がありません。
誰かが、お店に止まると、そのお店にかかれたイベントが発生して、別の店に品物が現れたり、物価が変動し利します。
そう、品物にはいっちょ前に相場なんてものがありまして、品物の値段は、イベントや売買などで、結構激しく上がったり下がったりします。

最初ゲームをスタートさせた感じの印象としては、「モダンタイム」と同じくちょっと処理が煩雑だあなぁという感じでした。
ボードゲームの初心者ばかりが集まって、このゲームを始めようとしたら、ちょっと途中でめげてしまうかもしれません。
もっとも、1回ゲームをやってしまうと、それほど煩雑な感じでもなかったです(周りの人がゲームのベテランばかりで、その人たちが煩雑な処理を忘れずにしてくださっていたという環境は、大きいかも)。

謎の神像は、3つ同じ品物を謎の神像屋さんに持っていくと手に入れることができます。
そこで、同じ品物を集めなければならないわけですが、さっきもかいたとおり、品物は、基本的にイベントがおこらなければ、店にはおかれません。

  1. イベントにより品物が店に出る
  2. 店で品物を購入する
  3. 品物を神像と交換する

といのが基本的な流れになるわけです。

で、2と3の間に、「物々交換」が入ったり、「品物を売ってお金をつくって、それをさらに元手にして…」という動きが出るわけです。
物々交換屋は、1つの品物を別の2つの品物に交換してくれるお店もあります。
ある場所で、品物2つを購入して、物々交換屋に持ち込んで、それを一気に別のしなもの4つに交換することも(その物々交換屋にしなものがあれば)、可能なわけです。

だから、道筋にあるそういった、コンボを見つけるのは、なかなか重要です。
でも、自分のむもてる品物の数が決まっていたり、ゲーム上に出現する品物の限度が設定されていたりで、なかなかに思惑通りに行かないところが楽しかったです。

移動は、石畳の道を歩いていく他に、イカダに乗って一気に川や海を移動していくことができます。
でも、このイカダもけっこう動きが微妙に制限されていて、便利なんだかどうだか。
このゲームでは、わたしも、神像2つまでゲットしたぞ~~。もう少しで、勝利だ~。というところまで、珍しくいったのですが、このイカダ移動のために最終的には、勝利を逃してしまいました。
うーむ残念。
最後の最後、けっこう、みんな白熱していたので、実はけっこうバランスのいいゲームなのかもしれません。
また、やってみたいですね。15人でぜひ。