和月伸宏一覧

ライナーノートだけでも、必読

武装錬金1

前作の失敗を生かして、新しい「武装錬金」は、いろいろな部分で研究の成果が見られます。

まず、前作の1番の失敗は、「武器」。
主人公の武器が銃で飛び道具。いろいろな武器での戦いをかこうにも、敵に飛び道具以外のモノを持たせると、明らかに主人公の方が卑怯者になってしまいます。けっか、敵も全部ガンマンになるのですが、そうすると早撃ち出来る者が勝つという単調な展開に……。
ということで、仲間というか、ライバルキャラに投げ縄とか持たしていたけど……。

基本は、やっぱり「ガンフロンティア」みたいに、主人公は飛び道具を使わずに、友だちがその名人というのがバランスいいのですね。

今回の「武装錬金」の主人公の武器は、槍。もちろん、今は直接攻撃で使っていますが、投げたりというレベルアップもしていきやすそうな武器です。

あとは、ヒロインもけっこう研究したという話を聞きました。

で、オーソドックスにすすめていくのかと思っていたのですが、どうして、和月さんのキャラクターは、こんなに、おもしろい方へおもしろい方へ1と流れていってしまうでしょうか?
蝶の人とか……。

なんと1話ごとにライナーノートをつけています。
あいかわらず、自分を追いつめているなぁ。

  1. 悪い意味で []

まとめて読むと

武装錬金2

こうやって、まとめて読むと、それほどひどい出来というわけでもないと思います……。

ただ、「キャラクターではなくオレが暴走しています」と、そこまで冷静になれるのだったら、ちょっと押さえるべきかも。



とっても正しい

武装錬金4

「武装錬金」で、和月さんは、とっても正しい少年マンガを描こうとしていると思います。

「満面の微笑みでゴマかしてやがる」

というのが、今回のわたしの笑いのツボでした。


あぁ、王道だ!

武装錬金5

みんなの声援のページ。
作者も書いている通り、クライマックスだと思います。

この人が、なにをしたかったのか?どんなマンガを描こうと思っているのかが、とってもよく伝わってきます。

あとは、全体的に、いろんな意味でおもしろすぎですが……。


濃い

武装錬金6

ストーリーを詰め込みすぎなのかもしれないと思った。
6巻で、この展開だもんなぁ。

そのもったいなさが生むおもしろさというのが、確実にあるような気もします。

それにしても、カズキというのは、なかなかいいキャラクターです。


強さ

武装錬金7

ジャンプの中心的な読者的には、「もっと強いキャラクター」を望むわけです。
だから、頭脳で戦うけど武装錬金自体は強くない剛太とかは、あんまり好かれないわけです。

でも、そうすると強さがインフレしていくわけで……。

作者としては限界をもうけて、見せ方を工夫していかないと自分がワンパターンのような気がしてしてしまう。

難しい問題に、和月伸宏は挑んでます。


錬金の「錬」の字

武装錬金8

ずっと、「武装錬金」は、「武装練金」と書かれていました……。
「鋼の錬金術師」の方は、間違ってなかったのに……。

「大事な存在を死守せんとする強い意志」

「勝ってアンタを死なせはしない!!」

うーん、少年マンガの王道だ。


最終話→ファイナル→そして……

武装錬金9

最終話の後に、まだストーリーが続いているというのは、どういうことだ??

と思ったけど、ラストにふさわしい盛り上がりなのかなぁと思います。
ラストまで、王道でいって欲しいです。


ファイナル→ピリオド→アフター

武装錬金10

とうとう、完結です。
ファイナルがあって、ピリオドがあってという展開は、でも、あがいた甲斐がある展開ではないでしょうか?