北条司一覧

心臓の記憶

エンジェル・ハート8

ほっといた本を読み出そう企画(笑)
「シティ・ハンター」の続編、「エンジェル・ハート」です。

うーん、わたしの記憶では、槇村さんって、エンジェルダストがらみで、組織に消されたような気がするのだが……。

まあ、「シティ・ハンター」を読んでいたのは、まだ学生の頃で、しかも、友だちに借りて読んでいたので、最後まで読んだかどうかも記憶がないからなぁ……。

しかし、この人は、そつなくお話をまとめるね。それが、この人の才能でもあり、欠点でもあると思います。


長期連載向けの人

エンジェル・ハート9

北条 司は、上手だなぁと思いながらも、「何か」が足りないとも思う。
話がまとまりすぎて、発展していかない感じがするのかな。

今回も、そんな感じです。

だから、長期連載には向くのか。


パラレルな過去

エンジェル・ハート10

作家には、たとえフィクションの中の登場人物といえども、1度歩んだ人生は変えられないと思っている人と、状況に応じてテクニカルに過去を変えていける人がいます。
どっちがいいとはいえないけれど、コンスタントに完成度が高いのは、職人的な後者だと思います。

この人は、あきらかに、後者ですね。

暴走がないと、安定している分、頂上が決まってしまう感じも強いのですが。


探偵物語の雰囲気

エンジェル・ハート11

この物語の雰囲気は、どこか知っているなぁと思っていたのですが、松田 優作の「探偵物語」1に似ているなぁと思いあたりました。

ハードな過去。そして、今は、ドブみたいな街を、その中で生きている人を愛している。
そんな雰囲気。

  1. テレビドラマの方ですね。 []

気持ちの行方

エンジェル・ハート12

うーん、ドナーの家族とあってどうするというのか……というところが、自分的には理解できないのですが、そこを否定すると、物語自体がなりたたなくなってしまいますね。

しかも、感情までドナーの気持ちにひっぱられているのだとしたら……。

こういうところが、わたしはドライなのだと思います。


地下街の女の子

エンジェル・ハート13

人情物には、ちょっと弱いわたし。
ある意味、計算された物だとはわかっているのですが、でも、好きなのです。


変化の風

エンジェル・ハート14

ミキの話が続いていて……なんか、すごい方向に転がっていきそうな感じが。
しかし、後に続いている巻数を考えると、なんにもないのかな……。



オカルト

エンジェル・ハート16

元々のお話のきっかけ自体が、オカルトっぽいお話ですからねぇ。
そっち方面の人が、ピンときても、しかたないのではないかと思います。


変わる運命…

エンジェル・ハート17

まあ、運命が変わらないのなら、未来を見る意味もあんまりないんですけどね。

「明日、不幸なことがおこります…」

「やっぱり、おこった」

では、占いの意味がない。だから、あたらない占いが、いい占いなのかも。