時の鏡の魔法 マーリン4
あぁ、T.H.ホワイト!!
このマーリンは、あの「永遠の王」に出てきた、時を逆しまに生きるマーリンにつながっていくのですね。
なんて、ぬーばらしい(笑)
この物語の中に、物語をしこんでいくやり方も、ホワイトがやっていたことと似ています。
次巻で完結です。
この物語にどんな結末がつくのか。けっこう、楽しみになってきました。
けっこう、冒険者って、根無し草というか、旅から旅にという感じが強いです。でも、このパーティは、オーファンに行けば、いつでもあえるような感じが好きですね。
マウナとか、旅に出なさそう(笑)そうでもないんだが。
オラン中心に動いていたバブリーズも実家とかがちゃんとある人もいたんだから、あの人たちは、「家にあんまり居ついてない」感じがありましたから。
RPGって何だって思っている人たちにとって、このへっぽこパーティとか、スチャラカパーティとかは、すごく身近なんだと思います。
わたしも、スチャラカパーティに、RPGを教えてもらったクチです。
このへっぽこパーティも、きっとそういう役目を果たしたんだろうなぁ。
怖い。怖すぎるよ清水 玲子……。
これ、ひとりぼっちのマンションとかで読んでたら、夜眠れなくなっているかも。
ちょっと、わたしの脳内では、もっと怖い話になっていて(爆)、それと混ざってしまった感じもありますが。
わたしの脳内では、生きているのは妹の方なんですよ。
しかも、容赦ないな。
物語そのものも、そして、物語が終わった後も。
何の救いもない……。
あぁ、しかし、「月の子」も、「輝夜姫」も、そんな話だったかもしれない。
すごい仕事量だと思います。
文庫は、ほとんど持っているつもりなのだが……これを読むと、本当に持っているかどうか不安になってきますね。
もしこれ、栗本 薫で作ったら……電話帳になるのかも(笑)
菊地 秀行は、どの作品が好きかというと、けっこう難しいのですが、「インベーダーサマー」と「風の名はアムネジア」あたりの単品が好きです。
「風の名はアムネジア」は、実は、今読むとおもしろくないかもしれないと思ったりしています。
ヒーローならば、ダントツに、工藤 明彦が大好きです。なんで、あんなにいい男なんだろうと思います。
あと、今まで忘れてたけど、「魔戦記」のヒーローじゃなくって、社長さんの方が
そういえば、人形娘、主人公になっていましたね。と通のふりをしてみるが、わたしは実は、せつらさんの出てくる話を読んだことがありませんが…(爆)
本当に、菊地ファンなのか??