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3月17日(土)。
3月のおてばんに参加してきました。

遊んだゲームは、

「ラー」
「テレパス会議」(まだルール試作中かな)
「タルバ」×2
「ポートベローマーケット」
「ヴェネチア」
「テンプラス」(サムズテン×2、カウントアップテン、ハンドテン)
「クク・カード」(カンビオ)

などなどでした。

「ラー」は、やっぱり名作ですねぇ。

「テレパス会議」は、「百科審議官」に続く、千石一郎氏デザインのゲームです。
まだ、ルールは、定まっていない部分もあるみたいですが、わたしは、「ドキドキワクワク相性チェックゲーム」みたいなドキドキ感…あわせにいったら、相手もこっちにあわせてきていて、お互いにすれ違った……みたいな感じがおもしろかったです。

「タルバ」は、2人で遊んだのですが、何人で遊んでも、バランスがくずれないすごいゲームですねぇ。わたし的には、今のところ今年のベストゲームです。

「ポートベローマーケット」は、ボコボコにされていました。ランダム要素のないガチガチなゲームなので、もっと考えて手をすすめていかないとダメですねぇ。
けっこう、序盤に失敗すると、取り返しがつかない感じです。

「ヴェネチア」は、不思議な雰囲気のゲームでした。何回か、遊んでみたいゲームです。

「テンプラス」は、3つの全然違うゲームが入っています。
1番わたし的におもしろかったのは、「カウントアップテン」でした。こういうカウントアップ(や、カウントダウン)していって、一定以上だとバーストするゲームは、他にもあるのですが、それを10までの数でやって、しかも、上手にまとめてしまうというのは、ちょっと、ビックリしました。
小学1年生レベルで遊べる。1年生には、ぜひ遊ばせたいゲームですね。

さいごは、「クク・カード」で「カンビオ」。
1回も、とれませんでした。でも、あのドキドキ感は、やっぱり、たまらないです。

今回は、ククのカードを1枚抜いてプレーされていました。それが、正式ルールなのかな。わたしは今までは、気にしたことなかったです。
↑ ちなみに、うちの「クク・カード」は、三毛ネコのカードも入っているので、「ネコ」が4枚入ってます(笑)

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豹頭王の挑戦 グイン・サーガ109

突き抜けて、もう行くところまでいっちゃった感じです。
わたしは、物語は、「語る人間」のものだと思っているから、これは、これで、いいのだと思います。

物語は、嘘の積み重ねだし、もちろん矛盾する部分もあると思うのですが、それでも、その中に、「本当のこと」を宿ります。
今回のお話のなかには、確かにそんな「本当のこと」があるような気がする。

いや、単純におもしろいし、コレ、見てみたいだろう(笑)

でも、この自由、この幸せ。マリウスが、放浪をやめられないのがよくわかります。

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NANA-ナナ-6

奈々の性格は、よく考えると、「みつめてナイト」のソフィアとよく似ているよなぁとも思う。
計算高いところとか。でも、奈々に対してソフィアほど嫌悪感がないのは、優等生面をしていないからかもしれません。

しかし、ブラスト、トラネスともに、奈々がひっかきまわすという構造は、すごいと思います。

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薔薇のために1

おもしろいというウワサの「薔薇のために」を読み始めました。

あいかわらず、キツイ人をかかけたら、すごいな吉村 明美。
うーん、これはきっと、ドラマではいるのと、マンガではいるのとでは、若干受け入れ度が違うかもしれない。

まあ、わたしは、ドラマの方は見てないんですけどね。

しかし、見たことないようなマンガなのに、少女マンガの王道でもあるという、不思議なマンガだ。

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1ポンドの福音4

えーと、3巻出たのが1996年ですねぇ(笑)10年前だ。長いブランクでした。
4巻目。これで、完結です。しかし、これ以外ないというぐらいオーソドックスなストーリー展開と結論でした。嫌いじゃないけど。

でも、わたしは、もっとシスターサイドのお話がかかれるのだとばかり思っていましたが、それはナシでした。

例えば、「めぞん一刻」の響子さんは未亡人でした。これは、最初、神秘的なところミステリアスなところを出すためでした。麻利絵ちゃんがシスターなのも、高橋 留美子にとっては同じような記号だったのだと思います。

なんで、麻利絵ちゃんが、シスターになろうとしていたのかとか、そういう話がだんだん明らかになって……という展開を期待していたのですが、そういう話はなかったですねぇ。

これは、中編連作という連載の形式にも問題があったのかもしれませんが、このシスターというギミックが、高橋 留美子にとって、けっこう思ったよりも扱いづらかったのではないかとも思います。

シスター、動かしずらそうです。畑中のストーリーになかなか入ってこないような感じです。
その部分で、充分、動ききらなかった部分があるなぁと思います。

でも、この設定、雰囲気は、とても好きです。
3巻出て10年後に完結編の4巻が出るというのも、多分、みんなに愛されている証拠です。